いよいよ到着、三朝温泉「三朝館」

部屋

今夜の宿泊先に到着して部屋に通されると、あぁ旅行してるんだなぁ、って思いますねぇ。
この生活感のない部屋が、客を迎えて急にいきいきした空気に変わります。
では、まずお風呂と参りましょうか。


滝の湯

今宵のお宿、三朝館はラジウム温泉で名高い三朝温泉でも、屈指の名湯ホテルだと言います。なにしろ、温泉部分だけで千坪あるということですから、温泉好きには堪らないホテルです。
最近の流行りで、こちらも朝夕で男女が入れ替わりますから、貸切風呂以外は全部入れます。
で、今夜は「滝の湯エリア」。大浴場「竹取の湯」から、露天風呂の「いにしえの湯」「かがみの滝湯」と入りました。写真は「いにしえの湯」から見た「かがみの滝湯」です。


くつろぎ処

この「滝の湯」側にはおもしろい仕掛けがあって、それがこの「くつろぎ処(と勝手に名付けました)」。手前には入浴休憩のごろ寝スペース、奥には昭和の香り豊かな茶の間スペースがあります。


料理

お風呂に入ってさっぱりして、さあ待望のお食事タイムです。
取材したときには、まだ春の料理でしたが、この写真は三朝館で用意していただいた「初夏バージョン」です。もっとも、最近は地産地消なので、旬の一番美味しい食材を活かすのが板さんの腕前、貴方が泊る時にはメニューは微妙に異なってるかも知れません。


かに身

それでは、春の料理でしたが見どころ、味どころ紹介といきましょう。
まずは、山陰日本海の味の代表「松葉がに」。甘みといい弾力といい、さすが一味違います。


鳥取牛お肉

続いてお肉。「鳥取牛」です。
初夏の料理では、どうやら「しゃぶしゃぶ」にしているようですが、春の料理ではこんな風に焼肉向けのやや厚お肉。


鳥取牛陶板焼き

陶板焼きでいただきましたが、どちらも「さし」の入り具合がいいですねぇ。
口中でとろける牛肉ならではの甘みが…。


お造り

お造りも内容が微妙(海老が初夏には甘海老になっています)に異なりますが、初夏には「いか」が美味しいとのことでした。いずれにせよ、日本海の獲れたてがいただけるわけです。
そのほか、春の料理と初夏の料理は内容が随分異なっていましたが、日本海の魚介を活かした料理プラス「鳥取牛」などの地元ブランドを使っての山海の幸という組立、後はいかにタイミングよくいただくかですね。


三朝橋

それではお腹も一杯になったところで、三朝温泉街でレトロな温泉情緒を楽しみたい方は、三朝館から出て左を歩くと、やがてこの「三朝橋」に出ます。
橋の奥の明るくなっている方が、温泉街です。


温泉街マップ

三朝館フロントでいただいたマップの部分拡大です。
左上の「三朝橋」を渡ってすぐ左に曲がれば、古き良き日本の温泉街がある(!?)はずです。
行ってらっしゃ~い。
もちろん館内で、フットマッサージを受けたり、カラオケする方がよいという方は、そちらを選びましょう。

美味しい朝食と花回廊と蒜山高原が待っている2日目

三朝館の朝食

三朝館の朝食は美味しかったです。が、これは春の料理。初夏には初夏の工夫が凝らされた朝食が、きっと貴方を待っているはず。


はたはた

はたはたは冬の魚でしょうね。でも、観光バス旅の朝食のうちでも、生干し系の魚が付いていることは、案外なかったと思います。
これが旨かったので、朝食の印象点がアップしたくらいです。もちろん、かにの味噌汁や、他のおかずも美味しかったのですが、初夏になってこの魚の代わりになにが付くか、お楽しみです。


土産物売店

腹ごしらえが出来たら、バスの集合時間まで、館内の土産物店を見回ります。そこに行かなければ手に入らない品が見つかったとき、その品を誰にお土産にしようかと、考えるのも楽しいものです。


いなばのしろうさぎ

ありましたねぇ、昨日お部屋に通されたときにお茶請けにあったお菓子「銘菓いなばのしろうさぎ」。これなんか誰にでも喜ばれそうです。
東京土産の「ひよこ」に似てますが、もっとしっとり系の上品な白あんの甘さがいいです。
山陰ではメジャーな可愛いお土産です。写真はお尻から撮っちゃいました。前側には可愛い赤い目が付いてます。ちらっと見えてるでしょ。


三朝館

バスに乗り込む前に、昨夜泊った三朝館を写真に収めます。
いい温泉と美味しい料理が心に残っています。


案内図

バスは三朝館を出発すると、国内最大級のフラワーパークのひとつ「とっとり花回廊」に向かいます。案内図をお借りしたので、事前に全体配置をざっと把握しておくと便利です。
中央のドーム大温室は規模も大きく、見応えがあります。イベントとして、5月下旬から6月にかけて、「ばらまつり」~「ゆりまつり」と移り、7月中旬からの「ひまわりパーティー」とつながっていきます。


フラワードーム

この温室、フラワードームは、直径50m、高さ21mあり、冬でも約20℃に保たれいて、熱帯・亜熱帯の植物が生い茂る中、千株以上の洋ランや、珍しい観葉植物類がトロピカルムードを醸し出しています。
また、ドーム内には、二十世紀梨のソフトクリーム(250円)が販売されているので、ソフトクリーム好きの方はぜひどうぞ。


花の丘

また、案内図上側の「花の丘」は、季節の花がスケール感豊かに咲く丘で、背景に鳥取を代表する大山(ダイセン)が見えるシャッターチャンス一杯のゾーンです。
写真は「とっとり花回廊」さん提供の6月下旬からの花「ルドベキア」の丘です。


MAP

続いてさらに開放感、スケール感のある「蒜山高原」に立ち寄ります。
一口に蒜山高原、と言ってもこのように広く、様々な見どころポイントがあります。
とは言っても、高原の風景とバックに必ずある「蒜山三座」とのマッチングの妙でしょう。


蒜山三座

例えばこんな風に。左から「上蒜山」1202m、「中蒜山」1122m、「下蒜山」1100mです。
三つの山の総称が「蒜山」なのですが、この“ひるぜん”という呼称は、日本にひとつしかない珍しいもので、その語源は諸説があって定説はないのだそうです。


白樺林

こんな絵に描いたような景色があり、また山間での酪農に適していると言われるジャージー種が多く飼われ、日本の同種牛約8,000頭のうち、なんと約2,000頭がこの蒜山で飼われているのです。
ミルクが濃厚で、この味のフアンも多いんだとか。必ずどこかで出会うはずですから、お味逃しのないように。