トンネルを抜けるとそこは、「元湯おがわ温泉」だった(2)

おがわ全景
五箇山合掌集落を出て、バスは再び『東海北陸自動車道』~『北陸自動車道』と快調に走り、「魚津IC」「黒部IC」を過ぎて「朝日IC」で高速を下ります。
地図上の小川温泉はこの近くですが、今回お泊りの「元湯おがわ温泉」は海辺ではなく山に向って県道を10kmほど走り、やがて「朝日小川ダム湖」のわきの山を貫く1kmを超える長さのトンネルに入ります。
そのトンネルを抜けると県道は終点で、なんとそこが目的地「元湯小川温泉ホテルおがわ」なんです。なんだか、感動的な出現です。


大浴場

早速入ったお風呂、元湯小川温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」と言い、源泉で54.1℃、浴槽で42℃と証明書に記せられていましたから、やや熱めの温泉です。
また、飲用可の温泉ですから、体によさそうです。
大浴場の床にはまんべんなく浴槽から溢れる湯が流れ、本当に掛け値なしの源泉掛け流しでした。


桶風呂

大浴場から出られる露天風呂は、大きな桧の桶風呂です。


ホテル露天風呂

先ほどの大浴場と桧桶風呂は、フロント・ロビー(2F)のある本館の1Fでしたが、別棟にも露天風呂があるということで、もちろんそちらも試してみました。
さっきの桧桶風呂も露天ですが、こちらはさらに川に近い本格的な露天風呂です。
さらにさらに、もっと野趣あふれる「野天風呂」があるということですが、夕食時も近いのでそちらは明朝に回すことにしました。


夕食フル

そんなこんなで、待ちに待った夕食タ~イム!
よく山海の珍味と言いますが、こちらは特に地元とれとれ感満載の料理が並んでます。


お造り

どこが地元とれとれ感、かと言いますと、例えばこのお造り。エビが新鮮です、刺身も光ってます。
山中の宿なので変ですが、富山湾から10kmくらいしか入っていませんから獲れ立てなんですねぇ。
しかも地元感は、一緒にあったブリのこぶ締め、


こぶじめ

こうやって、箸に取るとほら、糸を引くんです刺身が。
で、知らないお客さんが痛んでるんじゃあ…って言われるんですよ、と仲居さんが話してくれました。
こうすると身も締まって、味も深くなって美味しいのです。一切れだけですが、ぜひ味わっていただきたいお料理でした。
(ピンが合ってなくてすみません…)


鍋

地元らしさと言えば、この鍋もそうです。
鮭や鶏肉の入った寄せ鍋ですが、この大きな油揚げが、山の宿のおもてなしという雰囲気を出してくれています。


にしんそば

そして、にしんそばも、素朴な味で、旅館料理という定番のイメージを覆すものばかりです。


ご飯炊き

なかでも感心したのが、ご飯炊きです。
混ぜご飯や、炊き込みご飯をミニかまどで作るのは、最近多いのですが、ここのは普通の白飯です。
赤子泣いても蓋取るな…、のあの炊き方です。


ご飯

火が消えて、はいどうぞ、でよそったご飯が輝いてました。
普通、旅館やホテルでの夕食は、料理を食べるだけで、ご飯はなんとか食べて、なんですが、これはおいしいご飯でした。満足感味わいました。