こきりこの里を訪ね、井波・八日町通りを歩く …A023 金太郎温泉(1)
今回のハニットアゼリアツアー1日目の最初の立ち寄り先は、1995年に世界遺産に登録された越中五箇山菅沼合掌集落です。
東海北陸自動車道の五箇山icを下りてすぐ、国道156号線沿いにある「展望広場駐車場」から、下にある合掌集落が見えます

現存する合掌造り家屋は9棟あって、現在も家族が暮らしているので、見学は気を遣ってあげたいものです。
集落の右半分が合掌集落で、左側には合掌造りコテージの宿泊施設を備えた「五箇山青少年旅行村 合掌の里」があります。
「合掌の里」には移築された13棟の合掌造りがあり、菅沼集落の雰囲気そのままに、合掌造り生活体験ができるようになっています。

集落には、ほかに菅沼集落の日々の暮らしを、学べる「五箇山民俗館」、江戸時代に鉄砲の火薬の原料である「塩硝(えんしょう)」が主な生産品だったことを伝える「塩硝館」があります。
その「塩硝館」の隣にあるのが、食堂と土産物屋の「与八」です。

五箇山を出てじきに、バスは木彫りと石畳の井波に着きます。
1390年(620年前!)綽如上人が、この地に瑞泉(ズイセン)寺を建立して以来、門前町として栄えてきた町が井波です。
写真の案内看板は観光バス駐車場にあるもので、井波・八日町通りがまっすぐ瑞泉寺に延びている様子が分かります。

兵火に遭って一度は場所を移した瑞泉寺が、井波に戻り再建を発したことに併せて、「井波彫刻」は、欄間・獅子頭・天神様などの伝統工芸品で、彫刻産業として全国最大規模となっています。
石畳を歩いていると、木彫工房が数多く見られ、師匠について木彫りをしている光景も見られます。

瑞泉寺へ続く石畳の坂の途中に「まちの駅 よいとこ井波」があります。
右側の「茶ぼ~ず」は、山斐そばのほか、たこ焼き、ソフトクリーム、ドリンク等を販売している一服茶屋です。
そのほか、昔懐かしの土産物屋「わげん堂」、全国に3軒しかない焼桐専門店「桐の花」、ギャラリー・カフェ、うまいもん処、土産物売店、そして井波を父祖の地として親しんだ「池波正太郎ふれあい館」(入場無料)があります。

同じく、坂の中ほど右側にある「井波美術館」には、彫塑、現代工芸、造形を始め、地元作家の現代美術作品が数多く展示されています。

瑞泉寺は、木造建築としては北陸最大級の規模を誇っています。
国指定重要文化財が2点あり、寺全体が市指定の伽藍で、木彫の粋が集結しています。
特に、一般の真宗寺院にはない太子堂があるのが、全国的に大変めずらしいということです。

瑞泉寺に拝観して、今度は坂を下りながらの楽な気分で見かける「田舎まんじゅう」屋さんです。
さすがに木彫りの井波のお店だけあって、店頭のからくり看板が目に楽しく、気軽に食べてまた楽し、です。

最後に、石畳の道からちょっと入るとあるのが、文化7年(1801年)に創建された「黒髪庵」です。
松尾芭蕉の遺髪をおさめた翁塚と庵があって、全国から俳諧を学ぶ人が訪れているそうです。




































