海の幸お買物と二つの神社と旨そば賞味 …B252 糸魚川温泉の旅(4)

B252 2012秋 糸魚川温泉 | 火曜日 9月 18 2012 11:53 AM |

魚勢上越店
2日目のコースは、まず日本海の海産物をじっくり選べる「魚勢 上越店」から始まります。
上越は糸魚川市や上越市のあたりを言い、新潟市や燕市は下越です。
つまり都(京)に近い方から上越・中越・下越だったわけです。(あと佐渡を入れた4地方になります)
2日目訪問の上越市(直江津市と高田市が合併して誕生)は、かつての上杉氏の本拠地でもあります。


海藻、乾物売場そんな歴史の話はこの後の春日山神社で見るとして、まずは上の魚勢上越店の写真右側の入口を入ると、おなじみの海産物の匂いに包まれます。
入った辺りは、海藻類や海産物(主に乾物)の売場になっています。


漬け魚コーナー次は、大変珍しい「漬け魚コーナー」。
写真をクリックして、どうぞよくご覧ください。
漬け魚とは、みりん、一汐、味噌、ぬか、糀、粕、塩辛などなどで、ブリ、鯛、ニシン、イカ、いわしなどなど(もっと珍しい魚も)を漬け込んだ、この店手作り品ばかりのコーナーです。
日持ちも生魚に比べればよいので、お土産にも帰宅後のおかずとしてもお奨めです。


鮮魚売り場一番奥の広い売場が、鮮魚売り場です。
日本海で獲れたばかりの活きの良い魚が、一杯いっぱい並んでいます。
太平洋側の東三河のスーパーにはあまり無いような魚もあるので、水族館気分も味わえそうです。
威勢の良い売り子の掛け声も一緒に味わってください。


春日山城址マップ
海産物のお土産はスチレンの箱などに入れてバスの下部収納庫に収めたら、次は上杉謙信公の居城だった春日山城址と春日山神社にやってきます。
この地図は、取材時に現地の案内ボランティアの方から頂いた散策マップで、春日山神社とその奥にある謙信公の春日山城址の位置関係が分かります。


春日山神社マップ右側の駐車場から石段(結構あります)を上ると、春日山神社があります。
この神社は比較的新しい神社で、明治34年(1901年)謙信公の遺徳を偲ぶ地元の人々の発起で創建された神社です。(御祭神は上杉謙信命)


謙信公像春日山神社から左に少し行くと、土産物屋があるY字路があります。
このY字の付け根が見上げる崖になっていて、小さく銅像が立っているのが見えます。(そばに寄れないので、カメラの望遠か双眼鏡が必要です)
この銅像は、1969年の大河ドラマ『天と地と』の主役を務めた石坂浩二さんがモデルと云われています。
(ちなみに、武田信玄は高橋幸治さん)


千貫門跡また、春日山神社の右側に入っていくと、謙信公の居城「春日山城址」に上る険しい階段が続きます。
春日山神社での観光時間は30分ほどなので、とても上のマップにある本丸跡などは無理で、頑張ってもこの「千貫門跡」までがやっとでしょう。
その上の「直江屋敷跡」までは相当健脚の方でも息があがりそうなので、残念ですがまたの機会にいたしましょう。


戸隠神社中社本殿
上越市を離れて、北陸自動車道、上信越自動車道を乗り継いで、バスは信濃町インターから山道に。
山道をしばらく上った後、バスを下りて戸隠神社中社の大きな木の鳥居をくぐり、御神木の杉などある鬱蒼とした参道を歩いて行くと、やがて石段が見えます。
その石段を登りつめたところに、写真の「中社の本殿」があります。
戸隠神社は、最初に「奥社」が創建され、続いて宝光社が創建されたのですが、
1087年、当時の別当が『当山は三院たるべし』という夢告を受け、両社の中間に中社が創建されたと伝えられています。
さらに九頭龍社、日之御子社の五社で構成されているのが、現在の「戸隠神社」です。
御祭神は、天照大神が天の岩戸に隠れたとき、再び姿を現す際に功績のあった神々で、有名どころでは、奥社の天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)、日之御子社の天鈿女命(アメノウズメノミコト)でしょうか。
なお、中社の御祭神は、岩戸神楽を創案したと云われる天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)です。


岩戸屋そんな古代の神々への気持ちも、空くお腹には勝てないでしょう。
沢山歩いたおかげでお腹はぺこぺこ(のはず)、この戸隠で待望の(おそばの!)お昼になります。
今回の旅行の最後の立ち寄り先、戸隠そばを打って歴史を重ねた「岩戸屋」さんが昼食会場です。


ぼっち盛りそば昼食は~い、こちらが「ぼっち盛り(そばのひと固まりを“ぼっち”と呼びます)そば昼食」ですよ~。
戸隠特産の根曲がり竹のざるに盛られた「戸隠そば」は、噂にたがわない旨さです。
地野菜の天ぷら、そばまんじゅう、そばだんごにお漬物…と、これは取材時の盛り付けですが、添えも楽しみですね。
あなたが頂くときには、季節の食材をどんな風に頂けるのでしょうか。

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B252 糸魚川温泉

日仏合作ディナーと、日本の風呂と朝食 …B252 糸魚川温泉の旅(3)

B252 2012秋 糸魚川温泉 | 水曜日 9月 12 2012 9:18 PM |

夕食のセッティング第1段階
さあ、毎度お待ち兼ねの夕食ですが、今回はほとんど「ディナー」です!
いつもの夕食写真は、本来の出して頂く手順を省略した、全部並べて撮るフルセットですが、今回は完全にフランス料理のように一品ずつ出るということで、最初のセッティング状態から始まります。
並んでいるのは「石焼きの石板」「太刀魚鍋のセット」「お造り」「前菜」までになっています。
※なお、夕食会場は基本宴会場ですが、今回のツアーはレストラン「ラ・パレット」でのグレードアップ料理(+3150円)も用意されています。


前菜
となると、上の白いお皿の太刀魚(季節で変わります)と野菜を鍋に湯気が立ってから入れます。
一緒にある白い小鉢は手作り豆腐で、そのままヤッコで食べるか鍋に入れるかします。
後は鍋が煮えるまで、本日の地魚のお造りと、写真の前菜と椀替りを頂きます。
この前菜が珍しいもので、ワイングラスに入った「佐渡産ながものすり流し」・「梅貝(バイガイ)旨煮」、椀替り「枝豆と魚介の冷製ロワイヤル(撮影が8月だったので)」と、どれもゆっくり確かめながら食べてみたい料理ばかりです。


国産牛サーロインと生ワサビと塩お造り、前菜をあらかた食べ終わる頃、太刀魚鍋がOKになっているのでポン酢で頂いていると、次の石焼用の「厳選国産牛サーロイン」と生ワサビと塩が出てきます。
それにしても、美味しそうなお肉でしょ。


石焼きじゅーじゅーと、石焼きしているところです。
しかし、ワサビと塩をつけて食べるのは美味しい発見ですね。
お肉も柔らかいし、秋のツアーにもこれがありますように。


鱸のポワレ カダイフ包み焼 アメリケーヌソース
お次は焼き物として「鱸のポワレ カダイフ包み焼 ハーブのサラダ添え アメリケーヌソースと共に」という、長~い名前の完全フランス料理です。
カダイフ包み焼のカダイフとは、小麦粉で作った薄い紙状の生地を極細に切ったもので、この写真で春雨のように見えているものです。
アメリケーヌソースは、エビなどの殻を炒めて作った赤いソースで、しっかりフランス料理してます。


丸茄子みぞれ煮そしてその次に出てくるのが「越の丸茄子みぞれ煮 糸がき 忍び梅」です。
これは、フランス料理風日本料理といったところです。
忍び梅、効いてますよ。


デザートコースの最後はデザートです。
これこそ季節で変わってしまうでしょうが、このときは「爽やかなレモンのソルベ(シャーベット) 西瓜のゼリー 抹茶のわらび餅」です。
ソルベは非常に爽やかな口当たりで、丸い器の西瓜のゼリーにはチョコチップが忍ばせてあります。
四角の器のわらび餅は、抹茶は普通に抹茶わらび餅ですが白い方はおもしろい趣向です。
本当の最後に出る味噌汁と漬物、そして地元早川産こしひかりのご飯は、お米ってなんて旨いんだ、とうなってしまうお味です。


朝の大浴場
一夜明けて、朝風呂へ。
たっぷりのお湯と朝日って、ゼータクだなぁ、と思いますよね。


朝の露天風呂その贅沢感をさらに気持ちよく高めてくれるのが、朝の露天風呂ではないでしょうか。
目の前の岩の縁の下には小川があって、小鳥(この時はハクセキレイ)がすぐそばまでやってきますよ。


バイキング朝食会場朝風呂の後は朝食。
朝食はバイキングスタイルで、2階のレストラン「ラ・パレット」で頂きます。
朝のバイキングも和洋合体型で、


私の朝食欲張って、パン(おいしいクロワッサン)もご飯(ホント美味しい)もという朝食になりました。
朝食を済ませたら、お土産コーナーを覗いて、昔は姫川でよく採れたという「ひすい細工」各種をじっくり眺めたりしてバスの出発を待ちましょう。
2日目は、上越市に足を伸ばすコースです。

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B252 糸魚川温泉

1500万年前の化石海水温泉の恵み …B252 糸魚川温泉の旅(2)

B252 2012秋 糸魚川温泉 | 日曜日 9月 9 2012 10:52 AM |

ホテル國富アネックス
今回のハニットアゼリアツアーの宿泊先「ホテル國富(クニトミ)アネックス」には、17時前には到着の予定です。
アネックスと言えば「別館」の意味、その名の通り糸魚川温泉から松本街道(国道148号)を南に行った処の「姫川温泉・ホテル國富翠泉閣」の姉妹館になります。


フロント・ロビー
入口玄関を入ると、この広々とした大空間が私たちを迎えてくれます。
中央に立っている大きな樹木は「ベンガル菩提樹」で、生きている樹です。
周囲を丸くベンチが取り巻いていますが「樹液が滴ってくることがあるので注意」の札があります。
ちなみに、お釈迦様が悟りを得たのは近縁種の「インド菩提樹」の方です。


温泉玉子制作処ホテルに着くとすぐ、楽しい小イベントが待っています。
「温泉玉子づくり体験」がそれで、ホテルから少し外にあるこの「温泉玉子制作処(源泉が注ぎ込まれている鉄製箱)」のあるところまで歩きます。


温泉玉子制作中そうです、ご想像通りこんな具合に生玉子をネットに入れて木の棒にぶら下げて、温泉玉子を作るわけです。
この、お湯は源泉そのままで、100℃近くありますが、出来上がるまで夏場で15分くらい、寒くなるにつれ18分くらいまでかかるようです。


姫川その待ち時間の間、ホテルの裏を流れる姫川を見たり(残念ながら川のそばまで行くのは無理なんですが)


源泉噴出池ホテルの下側にある「源泉噴出池」を見物したりして過ごしましょう。
『危険!』の札がある通り、100℃近い温泉が噴き出して(不規則に)いるので、あまり近くには行かないようにしましょう。
少し離れた処に、足湯もありますから、試してみられてもよいでしょう。


部屋自分で作った温泉玉子を賞味したら、まずは各々のお部屋に。
浴衣に着替えて(先にお部屋に行って温泉玉子もあると思いますが)、さっき見た源泉(もちろん温度は下げてますよ)をお肌で味わいましょうか。


お風呂入口
こちらが1階にある(フロント・ロビーは2階になります)お風呂の入口です。
男女は入れ替えはなく、男性は「殿福湯」、女性は「媛栄湯」となっています。


殿福湯大浴場こちらが、殿福湯の大浴場です。
ご覧の通り、広々した伸びやかなお風呂になっています。
女性側も、しつらえは違うものの同じような広さのようです。


夜の露天風呂夜の露天風呂では景色は見えませんが(それは朝湯のお楽しみ)運が良ければ、星空が…
この温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物泉・弱アルカリ性・高張性・高温泉です。
1500万年前の化石海水が、1300mの地底から噴き出している極上の泉質で、ミネラル豊富な美肌作りのありがたいお湯なんです。
かすかに塩味があるマイルドなお湯ですから、ゆっくり温まりましょうね。


土産物コーナーお風呂をあがったら、もうすぐお夕食!
それまで、2階の土産物コーナーをちらっとチェックしておきましょうか。

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B252 糸魚川温泉

安曇野、白馬を経て糸魚川への1日目 …B252 糸魚川温泉の旅(1)

B252 2012秋 糸魚川温泉 | 火曜日 9月 4 2012 8:48 AM |

安曇野スイス村
10月7日から「安曇野インター」に名の変わる、長野自動車道「豊科インター」から下りたバスは、じきに最初の立ち寄り先「安曇野スイス村」に着きます。
安曇野観光の入口にあるスイス村は、景色にマッチした特徴ある外観のレストラン・土産物売り場のある本館だけでなく、同じ敷地内にある「ワイナリー」「ホースランド…白馬の像に注目!」サンモリッツ(イベントスペース)」「そば処」などの施設も人気の要因になっています。


スイス村昼食
スイス村では昼食も頂きます。
写真の「豚すき煮御膳」は、一人鍋でアツアツを頂ける豚すき煮のほか、信州サーモンのわさび添え、ざるそば等々…お腹は信州の味覚でしっかり満たされます。


1階土産物コーナー2階で食事をした後、1階に下りると信州名物のお土産物コーナーが充実していて、早くも(!)お土産物袋が皆の手に…。
外に出て、少し離れたところにある「ワイナリー」で試飲させてもらいながら、信州ワインを買うのもありだと思います。


等々力家の長屋門
スイス村から近いところに、安曇野の名家「等々力家(トドリキケ)」と「東光寺」があります。
※トドリキは地元の呼び方で、全国の観光客の方はトドロキと呼んでいるそうです。
写真の「長屋門」は、江戸時代中期のもので、一番右端の白木の立札は去年の朝の連ドラ「おひさま」のロケがあったことを伝えています。
もっとも、この建物のままの登場ではなく、主人公の幼友達「ゆきちゃん」の名古屋の奉公先という設定だったのだそうですが。


座敷長屋門から入ると、飛び石伝いに玄関に入っていくかたちになります。
玄関の間には、昔、この家に嫁いできたお姫様が乗って来たという立派な「御駕籠」があり、拝見する我々はちょっぴり緊張しそうな雰囲気です。
上がって右手の間から、この書院の四間流のお座敷が続きます。
係の方から、この家や、お庭についてのお話しを伺えるので有難味も倍加することでしょう。
元々は飛鳥時代にまで遡れる等々力家の、この後立ち寄る「東光寺」を開山したほどの名家ぶりが歴女、歴男(?)のわたしたちにも伝わってきます。
この家屋敷も、つい40年位前までは子孫の方が住まっていた、個人のお宅なのだそうです。


書院の庭その書院から見えるお庭は、桃山中期の様式で須弥山石組の庭園と云われ、「門かぶりの赤松」やサルスベリ、ドウダンツツジ、イチイ、カシワと年季の重ねた庭木もまた見事なものです。
江戸時代、安曇野には松本藩の鮭、鴨の狩猟場があり、等々力家は御本陣として殿様の野行の際の休憩所になり、再三城主が訪れていたようです。


東光寺仁王門本陣等々力家の斜向いにある吉祥山東光寺。前身は東龍寺と呼ばれ、前述の通り、等々力家が開山したお寺です。
門前には「吉祥仁王様の下駄」と呼ばれる大きな鉄製の下駄があり、この大下駄を履くと、願い事がかなうといわれ、ちゃんと階段まで付いています。
また、楼門内の仁王像のモデルは元横綱北の湖と言われていますが、よ~く覗き込んでみないとはっきり見えないかも、です。


本堂東光寺の「東光」は東方浄瑠璃世界を意味し、薬師如来を本尊とする寺が多いようです。
ご本尊は、室町時代中期から後期に制作された木彫りの薬師如来像です。
曹洞宗のお寺「東光寺」は、信州七福神の大黒天の札所にもなっています。


下から見上げたジャンプ台
3回目の立ち寄り先は、あの長野五輪で日本のジャンプ陣が輝いた、あのジャンプ台です。
正式には「長野県白馬ジャンプ競技場」と云う、このジャンプ台は、平成4年竣工、翌5年にオールシーズン化も果たし雪のないシーズンにもジャンプの練習が可能になっています。
向かって右がラージヒル(旧90m級)、左がノーマルヒル(旧70m級)、真ん中の塔は高さ59.1mの「スタートタワー」で、選手や私たちをスタート地点まで運ぶエレベーターがあります。


スタートタワーへのリフトその「スタートタワー」までも、高低差があるので、こうして下からリフトで上ります。
片道約4分のリフトは、ジャンプ台スタート地点からの眺望を見た後、再び利用しますが、
帰りのリフトからはジャンプ選手と同じ感覚が味わえる仕掛けがあるので、お楽しみに。


ラージヒル スタート地点からの眺望こちらが、ラージヒルのスタート地点にある観覧ステージからの眺望です。
ジャンプの選手たちは、この景色の中に飛び出していく訳ですね。
そもそもこの観覧ステージに辿り着くのも、エレベーターから降りればすぐにというわけではなく、改めて下がシースルーに見える階段を登らなければいけません。
その階段が結構…スリルです。お楽しみに。
日の丸飛行隊(懐かし!)の気分を味わった後、今宵の宿泊先「ホテル國富アネックス」に向かいます。

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