南伊豆から西伊豆を巡る2日目の旅 …B105 稲取温泉の旅(4)

B105 2012冬 稲取温泉 | 金曜日 7月 13 2012 11:12 AM |

下田・宝福寺
稲取温泉を後にしたバスが最初に着くのが、ここ下田の「宝福寺」です。
幕末の黒船来航から開国、やがて明治維新へと日本が大きく変わる歴史のうねりに翻弄された哀しい女性「お吉」の墓があることで有名なお寺です。
入口に立つ坂本竜馬の像と、唐人お吉の看板が観光名所らしさをアピールしていますね。


お吉の墓の由来を説明してくれる入口を入ったところにある部屋では、お吉さんが紹介されているのですが、
現代の女性アイドルと比べても違和感のないような今風美人が、なぜ悲劇の主人公なのか、外のお墓の前で説明をしてくれます。
国の都合でハリスの世話をしたお吉が、当時としては破格の扱いを受け、周囲の人々に妬まれ、やがてうらぶれて行き倒れになってしまう。
それを不憫に思ったのが、この宝福寺の住職さんで、後年芝居になり、水谷八重子がここに参って…といういきさつが語られます。


勝海舟と山内容堂公、会見の場お吉の話は、大体の方は、知ってた知ってた、のようですが、
坂本竜馬ってこのお寺に来たの…?、と小首を傾げる方が多いのでは。
そう、竜馬さんがここに来たのではなく、当時脱藩浪士だった竜馬の身分回復を、師であった「勝海舟」が、土佐藩の大殿様「山内容堂公」に談判したのが、この寺の一室だったのです。
確か、福山竜馬のドラマでもその場面ありましたね。
ここだったんですねぇ。
ということで、幕末の歴史に(一部新劇・水谷八重子の世界に)触れることができる、そんな宝福寺です。


南伊豆アロエセンター
バスは、下田・宝福寺を出て、奥石廊崎に向かう途中にある「南伊豆アロエセンター」に立寄ります。
アロエ、と聞いただけで、なにやら口中に苦みが走るようですが、明るい建物の外観通りの展示に、アロエって結構奥が深いんだね、と思うようになるでしょう。


店内から奥にアロエ温室を臨むこちらが、明るい土産物コーナーで、
奥に「アロエ温室」に向かう通路が見えています。
土産物コーナーには、考えられる限りのアロエ関連製品(主に食品と化粧品)が並び、
奥のアロエ温室には、世界のアロエの仲間が約300種類も展示されていて、なかでも、薬用になるアロエベラとキダチアロエの違いの解説が、興味ある方には好評のようです。


アロエソフトクリームお菓子になっているアロエ製品が多々ある中でも、一番人気はやはりこれ、アロエソフトクリームでしょうか。
ちっとも苦くもアロエ臭さもなく、随分美味しいソフトクリーム(¥300)ですよ。


奥石廊崎愛逢岬からの眺めアロエセンターを出て、しばらく石廊崎へ行く県道16号線を走ったバスは、その石廊崎を横目に過ぎてから「あいあい岬」というレストハウスのある眺めのよい広場に立ち寄ります。
ここが「愛逢岬」と名付けられた奥石廊崎の岩壁と島々を眺められるスポットになっています。
しばし、その眺めをご覧ください。この景色は広場から北側の海で、南側には大根島が見えています。


小松観光・堂ヶ島店
愛逢岬を過ぎれば、もう西伊豆です。男性的な岩場の多い海岸線を眺めつつ、バスは堂ヶ島温泉の街中に入ってきます。
堂ヶ島といえば、天窓洞など海の景色を楽しむ観光船が有名。
その観光船乗り場の真ん前、バスの着いた駐車場の下が昼食会場でもある「小松観光」のドライブインになっています。
こちらが、今回のツアーの最後の立ち寄り先になっているので、たっぷり西伊豆情緒を味わっておきたいものですね。


店内海の幸の昼食を頂いた後、店内で海産物のお買物もよし、


遊覧船乗り場バスの出発時刻と遊覧船の時刻表が合えば(必ずガイドさんに確認を)遊覧船で洞窟めぐり(所要約20分:別途料金1100円)も楽しいかも。


天窓洞遊覧船の時刻表が合わなければ、歩いて行ける「天窓洞」を、上から見るのもよいでしょう。
この穴の下に海があって、さっきの遊覧船が入ってくるのが見えることもあります。

朝湯ですっきり、朝めししっかり …B105 稲取温泉の旅(3)

B105 2012冬 稲取温泉 | 日曜日 7月 8 2012 5:35 PM |

朝の大浴場
昨夜は結構騒いだ方も、結局早めに寝てしまった方も
朝はやっぱりお風呂でしょ
ということで、朝風呂ってわけです。
少しレンズが曇っちゃいましたが、朝一のお風呂は、い~ですねぇ。
今朝は3階の「遊々湯苑」の方です。女性の方は5階のお風呂ですよ~。


3F露天風呂
3階「遊々湯苑」の露天風呂には、5階と違って左に見えているワイン色のお風呂があります。
また右には寝湯があるのも違っているところです。


露天風呂側から見た大浴場こちらが、露天風呂側から見た大浴場です。
赤い橋の向こうに見えている(コンクリート製の)岩壁の縦長の暗い長方形は、洞窟風呂!の入口です。
お湯の温度は、洞窟風呂ぬるめ、その手前の内湯が熱め、一番手前がややぬるめ、と浴槽によって違っています。


「茶爐夢」で金目鯛みそ汁をお風呂に入って、朝食会場に行く前に休憩スペースの「茶爐夢」を覗くと、何人かの方がなにか召し上がっています。
なんと「金目鯛味噌汁」サービス!
慌てて頼んだら、ほとんど汁だけの“金目鯛味の味噌汁”でしたが、旨いんですこれが。
6:30からサービスしているので、朝風呂の前に寄らないといけません。ちなみに、この時は7:30です。


朝食会場「海鮮亭明日葉」
朝食会場は、2階の「海鮮亭明日葉」です。
朝の光が入っている様は、すがすがしく朝食への意欲が増すレストランです。


朝食会場の雰囲気はぐっと洋風ですが、朝食は伊豆の温泉旅館らしく和風です。
湯豆腐に鮪山かけ、卵焼きに自分で焼くあじ干物、とくればこれぞ日本の朝食ですね。

こうして、じりじりぷつぷつじゅうじゅうと
香ばしい匂いと音がお代わりのご飯を呼んでいます。
お腹いっぱい食べて、すっかり満足の朝食です。


朝のラウンジ
さ~て、朝食が済んで、部屋に戻って今日の旅支度も整って、バスの出発時刻までしばしあります。
昨夜休んだロビーラウンジの外の景色が、なにこれ、っていうくらい変わってます。
昨夜は暗くてよくわからなかったのですが、船(それも帆船!)だったんですね。


ラウンジの外外に出られますから、(パイレーツオブカリビアンの)ジャックスパロー船長の気分を味わいましょう。
大海原の水平線に宝の島が見えるかも…
少なくとも伊豆七島は見えるでしょう。


海産物お土産昨夜チェックしておいた売店の前には、海産物の朝市も並んでいますし、


お菓子類お土産
バスの出発までもう少し、宝の箱はなくても皆が喜ぶお土産が一杯ありますよ~。

お風呂も、海の幸一杯の夕餉もサイコー! …B105 稲取温泉の旅(2)

B105 2012冬 稲取温泉 | 水曜日 7月 4 2012 7:09 PM |

稲取東海ホテル 湯苑
城ヶ崎海岸でのちょっとした(?)ハイキングで
気持ちの良い“軽い”疲労感を覚えた我々を乗せたハニットアゼリアバスは
稲取温泉の街並みを抜けて、海岸のすぐそばに建つ「稲取東海ホテル 湯苑」に到着します。


部屋案内される部屋は、すべてオーシャンビューが楽しめるお部屋で、天候が良ければ沖合に伊豆七島が見えるそうです。
早速、気楽な浴衣姿に変身して、
まずはお風呂にGO!です。


5階大浴場お風呂は5階「洋々湯苑」と3階「遊々湯苑」の2つがあって、夜8時までは5階が男性用、3階は女性用です。
8時以降から翌朝まで、入れ替えになっているのでご注意下さい!
写真は夕暮れの男性用、洋々湯苑大浴場(つまり5階のお風呂)です。
湯気のため、左側の露天風呂の入口から右の奥に向かって撮っています。
こちらのお風呂には「珊瑚のサウナ」があるので一度お試しを。


夕暮れの露天風呂こちらが露天風呂です。
手前が浴槽で、その前の波打ち際が下に見えている部分は、のんびり景色を眺めていられる足湯になっています。
目の前に広がっている大海原には結構感動しちゃいます。


売店夕食までもう少し時間があったら、おみやげ処「南蛮や」でも覗いて見ましょうか。


夕食フルセットそうこうしているうちに、お呼びがかかって
お待ちかねの夕食です。
例によって全部並べて撮影していますから、実際は順序よく出てくるのでご安心くださいね。
しかし伊豆れも新鮮、海の幸!舟盛りのお造りも、かさごの唐揚げ(頭からぼりぼり頂けます)も、イセエビの右隣りの小鉢の「甘鯛と牛蒡の煮付」もこってり美味、もちろん手の込んだ前菜も美味ですが、


ブイヤベース舟盛りの右の、蓋がされている鍋は、なんと「ブイヤベース」です。
これはフランス料理店で頂いているような、本格的なブイヤベース!です。
大変美味しいスープは、これだけで満足しちゃいそうでヤバイ(!)です。


イセエビお造りまた、こちらもお一人様に一匹ずつ付いている「イセエビのお造り」。
身がぷりぷりで、甘い!
う~ん、し・あ・わ・せ!!


焼きあわびさらに、
ブイヤベースの下で火に炙られ、もだえている(?!)アワビ、生きてます。
…を、ナイフで切って、バターとレモンで頂く、のです。
柔らかく、適度に弾力のある身を噛みしめると、遠い潮の香と微かなほろ苦さが!
またも、し・あ・わ・せ!!、になります。
ここで、とどめのご飯は、上の写真左上、イセエビの上の炊き込みご飯が、これまた旨い。桜海老、アサリ、山菜のまぜご飯って、お腹一杯でも食べられるもんですねぇ。


夜のロビーラウンジついに、お腹一杯になって、幸せなままロビーで一休憩。
このロビーには、六分儀やら帆船の模型やら船の小物がいろいろあって、男どもは海の男気分を味わって満足のようですが、
女性の皆さま方は、


ラウンジ「トロピカーナ」お隣りのムーディな「ラウンジ トロピカーナー」でカクテルでも頂きたいところでしょうね。
…こうして、旅の夜はゆっくりゆっくり更けていく訳ですね。

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B105 稲取温泉

滝の雄々しさ、海の岩壁の荒々しさに触れる …B105 稲取温泉の旅(1)

B105 2012冬 稲取温泉 | 土曜日 6月 30 2012 11:26 PM |

萬城の滝
我らがハニットアゼリアバスは、最初の立ち寄り地「萬城(バンジョウ)の滝」まで山道を一気に上ります。
駐車場でバスを降り、滝壺目指して細い山道を下っていくと、どぅどぅどどっと滝の音。
続いて伊豆の名瀑とされる萬城の滝が、いかにも太く(滝幅6m)滝らしく、20mの高さを落下する姿を現します。
そばに寄れば、細かな水煙が霧となって私たちのほほを額を、ひんやりとさせてくれるでしょう。


滝を見る橋滝壺の位置まで下りると、滝を正面から見られる橋があります。
かつてはこの橋を渡り、滝の裏側を周る道がありました。


裏見の滝コース立ち入り禁止の立札別名「裏見の滝」と呼ばれていた名残の滝裏の道が見え、こうして立ち入り禁止の立札も経っています。
それでも、伊豆を代表する狩野川の支流の「地蔵堂川」が、2万4千年前の火山活動でできた特徴のある岩壁から落ちる様は、夏の滝らしく、近くにキャンプ場もあって人々の人気を集めています。


韮山代官屋敷
実は、萬城の滝に向かう前、バスが立ち寄ったのはこの「韮山代官屋敷」という建物です。
沼津インターで東名高速を下りたバスは、こちらで昼食を摂った後、冒頭の萬城の滝を目指したという訳です。
この写真の建物は土産物コーナーになっていて、実際には反対側に立っている建物で食事を頂きます。


昼食会場こちらが昼食会場で、さすがに代官屋敷と云われるようなどっしりした和の風情漂うしつらえになっています。


ぼら納屋から門脇灯台までのマップ
ここで、お話しは再び、萬城の滝の次の目的地・伊豆東海岸の「城ヶ崎海岸」に進みます。
海のすぐそばに建つ「ぼら納屋」は、江戸時代に伊豆東海岸を回遊するボラ漁のために、漁師が寝泊まりしていた宿泊施設を復元したドライブインです。
今回はその駐車場でバスは待っているので、およそ1㎞弱の距離(片道)を「門脇灯台」目指して歩く、海辺のハイキング(?)になっています。


途中の景色城ヶ崎海岸は、近くの大室山が約4千年前に噴火したときの、海に流れ出した溶岩が海の侵食作用によってできた、雄大かつ荒々しい岩石の海岸です。
道幅も起伏も足元も、なんとかなりそうなコースを歩いて行くと、時折こうした開けた場所に出て、日本画のような景色に目を奪われます。
この写真は多分、上のマップの「こずり」か「おおずり」と思われます。


砲台跡さらに進んでいくと、こうした「砲台跡」や、
※幕末の頃、沼津藩水野氏が黒船の来襲に備えて四門の大砲を備えつけた砲台跡がこれです。


もずがね「もずがね」という、こんな開けた場所もあります。
名所の要所要所には、立札もあり景色の感じも異なるので、飽きるということはないでしょう。


門脇吊橋ああ、やっとここまで来ました。
灯台の一歩手前、本日のスリルのハイライト「門脇吊橋」です。
半四郎落しという際立った岩場と、門脇岬の間の海蝕洞に渡されている、長さ48m、海面からの高さ23mの海の吊橋です。


門脇灯台そして、ここが上のマップのハイキングコースの中間地点、というか今回の城ヶ崎海岸観光の目的地「門脇灯台」です。
昭和35年に建設された初代の「門脇灯台」は、平成7年に現在の白いきれいな灯台に建て替えられています。
高さは24.9mで、17mのところにある第1展望台と4mのところにある第2展望台までは観光客も入ることができます。
また、この写真の灯台の下の岩場海岸には、星野哲郎作詞の「雨の城ヶ崎」の立派な石碑が建っています。

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