越中富山の名産品を巡る2日目 …A704 金太郎温泉の旅(4)

穴の谷霊場
2日目。ハニットアゼリアバスが最初に訪ねる場所が、内外から霊水を求めて人々が集まる富山県上市町の黒川「穴の谷(アナンタン)霊場」です。
バスの駐車場から山間の小道を幾多の観音像に見守られながら歩いて行くと、108段の石段の下に霊場の建物があります。


山道の注意書き
途中の山道には霊水を求める人々への注意書きがあります。
ちなみに霊水10㍑につき50円、20㍑で100円の施設維持管理費を徴収すると書いてあります。


霊水山道でも20㍑容器を幾つも台車に積んで駐車場に戻る方や、この谷にある霊水汲み場から小型の簡易エレベータで、何個もの容器を上に上げているところが見られます。
それほど、霊験あらたかと信じられている霊水ですから、容器を準備していかれるならせめて2㍑のPETボトルは用意していきたいものです。
その他、詳しいいわれ等は左のカテゴリー欄A014「越中魚津の名湯・金太郎温泉(4)をご参照ください。


反魂丹本舗
山の中の「穴の谷」から一転して、バスは富山市内の目抜き通りにある「反魂丹(ハンゴンタン)」の製造販売をしている「池田屋安兵衛商店」に立ち寄ります。
近代的な富山市の中心部のビル街に、こつ然と現れるこの店舗はインパクトありますね。


店内店内はまるで江戸時代の薬屋さんに入ったような、いかにもの雰囲気です。
このお店では、昔ながらの“座売り”スタイルでお薬を売っています。
看板商品の「反魂丹」のほか、様々な和漢生薬が並んでいます。


丸薬製造見本こんな風な、反魂丹の製造体験もできる昔の製薬機展示もあります。
池田屋安兵衛商店の反魂丹の処方成分は、オウレン末、センブリ末、ショウキョウ末、牛胆末、ウルソデオキシコール酸(熊胆の主成分)でできているということです。
薬効は、食べ過ぎ飲み過ぎということで、和漢生薬ならではの穏やかな効き目が愛好家に人気のようです。


越中富山海鮮市場
池田屋安兵衛商店から少しの移動で、同じく富山市の中心部に近い国道41号線に面した「越中富山海鮮市場・海楽館」に到着します。
前回(A014)ご紹介の「海鮮市場・海楽館」の写真は、バス駐車場に降り立った皆さんが見られる側からのもので、こちらが41号線側から見える海楽館です。


海鮮市場店内店内には、海産物の名店が集合していて、富山名産の白えび、ホタルイカを始め、冬のこの時季ならではのカニをはじめとする魚介類が生鮮もの、乾物ものと所狭しと並び、賑やかな呼び込み声に溢れています。
そろそろ帰りがけのタイミングですし、冬場なら充分買って帰られるということで、お魚好きな皆さんのサイフのひもも緩みそうです。


ます寿司源
海鮮市場を出て、そのまま41号線を南下してバスが着くのが2日目4番目、そして最後の立ち寄り先「ます寿司本舗 源(ミナモト)」の工場兼直売店です。
こちらは大きな近代的な建物で、ここでます寿司を作っているの?と思う方が多いのでは。


さくら亭と夜高あんどん館内に入ると、外観にそぐうきれいな空間が皆さんを待っています。
こちらのレストハウス「さくら亭」で、お待ちかねの昼食タイムが取られています。
富山の海産物中心(もちろんます寿司も)の料理に舌鼓を打って満腹すると、写真中央の見事な飾り物「夜高(ヨタカ)あんどん」に目がいきますね。
これは、毎年5月1、2日に南砺市で行われている「福野夜高祭」の夜高あんどん(高さ8m、3.5t)ということです。


土産物コーナーでお買物ここで、近代的で清潔感あふれる工場見学や、職人のます寿司作りを見た後、いよいよお買物タイムになるわけです。
とても広いお土産物コーナーが人で一杯になり、ショッピングモードのスイッチが入る瞬間です。
こちらでは、ます寿司のほか、ぶりのすし、昆布巻などがあり帰宅後にもう一度富山の思い出に浸ろうという方もみえるようですね。

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A704 金太郎温泉

風の盆を楽しみ、壁画のお湯にゆっくりと …A704 金太郎温泉の旅(3)

おわら風の盆ステージ
富山の山海の珍味でお腹いっぱいになった後、宴会場を出てロビーに集まるとpm8:30頃から「越中おわら風の盆」のステージが始まります。


一緒に踊る
踊りで雰囲気が盛り上がってくる頃、「さあ、皆さまごいっしょに…」という声に促されて、踊りの輪が広がります。
これぞ観光バス旅ならではの、旅の思い出づくりと、皆さん結構一生懸命踊ります。
これからツアーに行かれる方は、お楽しみに。


壁画大浴殿さて一夜明け、カラオケで弾けた方も、味処「四季亭」で飲み直された方にも朝が来ました。
昨日の「カルナの館」とはまた違った感じの内湯「壁画大浴殿」で朝湯と洒落込みましょうか。
扉を開けて中に入ると、大きな壁画があるお風呂が目に飛び込んできます。


壁画「四季の花園」こちらが、取材時に男性用だった壁画大浴殿の「四季の花園」です。
文化勲章受章の浅蔵五十吉氏の手による陶板の作品です。


金太郎の湯船さらに奥には、可愛らしい金太郎さんの像がある六角形の湯船もあります。
いつも思うのですが、同じお湯でも、湯船が変わると入ってみたくなるのはなぜなんでしょうねぇ。


金太郎の湯から露天風呂こそありませんが、こうして大きなガラス窓越しに外の景色を眺めながら湯に浸かっていると、はぁ~極楽極楽、なんて声が思わず出ちゃいませんか。


金太郎の湯から壁画壁画の湯が、こちらからはこんな具合に見えています。


壁画大浴殿「海辺飛翔」ちなみにこちらは、当日は女性用だった壁画「海辺飛翔」がある方の大浴殿の写真(金太郎温泉提供)です。


売店
朝湯にの~んびり浸かって、1階大宴会場「永楽」で朝食バイキングを食べていると、いつの間にかそろそろバスの出発時刻が迫っています。
でも、そのあたりを読み込まれている旅慣れた皆さんは、最後にもう一度売店に寄る時間はありますよね。


お菓子類お土産知人やご親戚、はたまたお留守番をしてもらっている方などのお土産は、やっぱり宿の名前が入ってる方がいいかしら…などと迷うのもまた楽しですね。


ほたるいか・白えびお菓子甘い系のもいいけど、富山県のお土産らしく白エビやホタルイカ煎餅も喜ばれそう。
試食は遠慮なくしてみて、これはと思うのをお選びください。

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A704 金太郎温泉

乳白の湯で体の芯まで温め、つる肌になる …A704 金太郎温泉の旅(2)

金太郎温泉外観
井波を出たバスは一旦北陸自動車道に入り、魚津インターからすぐの処にある「金太郎温泉」に到着します。
少し小高くなっている丘の上に建つ「金太郎温泉」は、日帰り入浴施設の「カルナの館」と宿泊施設の「光風閣(右)」と「光風閣別館(左)」から成っている、総敷地2万坪の大きな観光ホテルです。
なお、金太郎温泉というユニークな名称は、創業者の石黒社長が金太郎さんのように血色のよい健康な人になりたいという願いを込めたものだそうです。


ロビーラウンジ
玄関を入ると、豪華なシャンデリアもまばゆいロビーラウンジがあり、やがて各部屋に案内をされます。


カルナの館のホテル側からの入口浴衣に着替えたら、早速お風呂に向かいます。
金太郎温泉には大きな入浴施設が2か所あります。
そのうちのひとつ浴槽総面積1,100坪という「カルナの館」は、日帰り入浴施設でもあるので、営業時間が朝8:30~夜11:00までなので、まずは夕食前に入っておいた方が安心ですね。
もう一方の、宿泊客だけが利用できる「壁画大浴殿」も立派な源泉湯でこちらは24時間入浴OKなので、深夜や翌朝にそちらを利用されるとよいでしょう。
それから「カルナの館」は、宿泊客用の入口・脱衣場と日帰り客とが分かれているのでご注意を。


立山連峰パノラマ大浴殿脱衣場から風呂場に入るとそのスケールに驚かれるでしょう。
内湯大浴槽の背景には全国各地から集められた銘石・奇石を組み合わせて作られた立山連峰をイメージした岩山がそびえています。
これは、屋内の岩風呂としては日本最大と言ってよいほどのスケールなのです。


岩山側から見た内湯こちらは岩山側から見た大浴場の写真です。
大浴場に一歩足を踏み入れた時に皆さまが最初に目にする光景は、こんな風になっています。
男女の風呂は1か月交代で入れ替えをされるそうですが、基本的な構造はよく似たものとなっているようです。


内湯別浴槽・洗い場・サウナメインの大浴槽の左奥には、洗い場のほかに寝湯、足腰湯、打たせ湯、歩行浴、サウナなどがずらりと揃っています。


庭園大露天風呂明るい外光に満たされている窓の外には、写真の「庭園大露天風呂」や「露天ふれあいの湯」など広々とした敷地の中にふたつの大きな露天風呂が用意されています。


金太郎のいる露天風呂「露天ふれあいの湯」には、金太郎温泉の名の通りちゃんと元気な金太郎さんがおります。
この乳白色のお湯はもちろん源泉かけ流しで、湯量湯温とも余裕の良泉です。
また、泉質は食塩泉と硫黄泉が混合している「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)」で、肌にやさしくぬくもりがお風呂から出た後もずっと続きます。


夕食フルセット
あまりに楽しいお風呂なので、夕食時刻を忘れないように…などと余計な注意書きは不要でしょう。
お腹はしっかり空いてますし、日本海の海の幸、富山県の山の幸はこうして皆さまのおいでを待っておりますものね。


焼き八寸たくさん並んでいる御馳走の中でも、板さんのこだわりを感じるのがこの「焼き八寸:牛肉の筍皮味噌焼き」です。
魚津産のリンゴの甘酸っぱい味がアクセントになっています。


カワハギ昆布茶鍋もう一品、この「鍋物:魚津産皮ハギ昆布茶鍋」もぜひご紹介したいお料理です。
近年よく獲れ、地元でその淡白でくりくりっとした身の食感が人気を呼んでいる皮ハギを、温かく鍋仕立てで頂く珍しいお料理です。
そのほかにも最初の料理集合写真にある通りの美味しい料理に、遠慮なく舌鼓をお打ちください。

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A704 金太郎温泉

五箇山と井波八日町に見た日本の原風景 …A704 金太郎温泉の旅(1)

菅沼合掌集落
1995年に世界遺産に登録された五箇山合掌集落3ヶ所のうちのひとつ「菅沼合掌集落」が最初の立ち寄り先になっています。
一番大きくて有名な「白川郷」に比べれば、規模こそ小さいものの却ってひなびたこの風景こそが、日本の山村の代表風景だと云う方が多いのももっともに思えます。


菅沼マップ
バスの着いた駐車場から、マップの左下のエレベーターで下に降りて、トンネルを右にとって少し歩くと「菅沼合掌集落」の、現在人が住んでいる地区に至ります。
ここで最初に出会うのが、土産物と食堂をやっている「あらい」さんです。
小さな広場になっているので人も寄り易いようです。


あらい「あらい」と看板が出ている写真奥の建物は、ちょっと腰を掛けて甘酒とか栃餅、五平餅など頂くのもよろしいかと。
また、手前側の人が寄っている建物の縁側に、郷土色豊かなお土産物が並べてあるので、見るだけでも楽しいものです。


かっぱ「あらい」の処だけで時間を使い過ぎても仕方がないので、集落の中をマップの小道を辿って歩いてみましょう。
「かっぱ」さんはお土産物を扱っているお店です。


煙硝の館と向こうに与八「かっぱ」「五郎平」の前を通って右に折れて、喫茶「掌(テノヒラ)」「五箇山民俗館」を過ぎると、写真の「煙硝の館」そして集落の端にある土産物・食堂を営む「与八」が見えてきます。
これで大体15分ほどの散策でしょうか。
菅沼合掌集落については、モニター画面の左に並んでいる過去ログのA014「金太郎温泉(1)」やB221「おがわ温泉(1)」をご参照ください。


ささら館さて、そろそろお昼になる頃です。
1日目の昼食は、菅沼集落からバスで少しの距離にある「ささら館」になっています。
この赤茶色の建物の奥の方が「ささら館」で、周囲は様々な五箇山の土産物を売っているお店になっています。


ささら館の昼食こちらが五箇山の郷土料理がたっぷり味わえる昼食です。
朴葉みそって、本当にご飯が進むんですよね。
ちなみに、もう皆さまご存じのように「ささら」は五箇山地方を訪れると必ずのように聞こえてくる「こきりこ節」で使っている楽器の名前です。


井波八日市通り
昼食を頂いて、お土産物など選んでいるとバスの出発時刻になります。
次の立ち寄り先「井波(イナミ)八日町通り」は、綽如(シャクニョ)上人が建立された「瑞泉(ズイセン)寺」の門前町として栄えてきた町です。
このように石畳の坂道が、瑞泉寺の門にまでまっすぐ伸び、仏像などを彫る彫り師の店が数多くある情緒溢れる街並みに特徴があります。


木彫り彫刻作業を見学こんな風に、木彫り師の作業を見学させてもらえるのも、井波ならではの体験ですね。


瑞泉寺坂道の突き当りが「瑞泉寺」の門になります。
大きく立派な山門が、私たちをゆったりと迎え入れてくれているようです。


山門から見た本堂山門から見た本堂です。
このように、五箇山のような山村の昔ながらの暮らしと、街道沿いに栄えあるいは大きな寺院などの門前町として職人や商人が集まった、地方の文化の中心地などとの関わりが感じられるようです。
この井波の町についての、より詳しいご案内は先ほど「菅沼合掌集落」のところでも触れたA014「金太郎温泉(1)」の後半部分にありますので、そちらもご覧ください。

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A704 金太郎温泉