秋晴れの一日、古の都を感じる旅 …C941 談山神社・明日香 日帰り旅

C941 紅葉の談山神社・秋色の明日香 | 月曜日 10月 3 2011 11:58 PM |

卑弥呼の庄
奈良県桜井市にある「くらはし農村公園・卑弥呼の庄」は、4万㎡の倉橋溜池を見下ろす、のどかな農村公園です。
写真は、「レストラン棟&地元農産物販売所」の建物で、こちらが昼食場所になっています。


地元産野菜を使ったバイキング料理
こんな風に、地元産の野菜や穀類をしっかり使った「農村バイキング」が売り物です。
写真は「地元野菜の大盛りサラダ」で、レタスと海藻類のサラダ、ほうれんそうサラダ、キャベツ、きゅうり、玉ねぎ等々がたっぷり盛られています。


農村バイキング2種類も豊富で、なおかつ身体にやさしい昔ながらの“日本のおかず”だけでなく、洋風に調理された農村料理も沢山並んでいます。
写真は、じゃがいもの丸揚げ、鶏唐揚げ、黒米入りライスコロッケ、冷製サラダ仕立てパスタ、オムレツが並んでいるところです。



黒米ごはん古代米と呼ばれる「黒米ごはん」も一度は食べておきたいものですね。
うっすら塩味が効いて、素朴な美味しさです…が、ご飯類は控えめに、ですね。


散らし寿司農村、とは言ってもこんな散らし寿司や、豚肉や鶏肉と野菜を煮た料理から、天ぷら、押し麦と人参の洋風スープなど、厨房で工夫を凝らした料理が一杯食べられます。


バイキング獲得状景会場が広々していますから、あまり慌てなくっても大丈夫ですよー。


わたしの選んだセットこちらが、わたしが選んだ農村セットです。
そうめんはさすが本場の美味しさ、他に気に入ったのが牛蒡のたっぷりはいったちょいピリ辛のトン汁です。デザートの果物もグーです。
なお、生ビールは別料金で500円、このほか、ノンアルコールビール400円や、チューハイ、日本酒、梅酒などが400円~500円で注文できます。
まぁ、ここがバス旅のいいところじゃありませんか。


卑弥呼の庄の農業地そして、お腹いっぱい召し上がったら、農業公園らしいこの眺めです。
秋の日差しを浴びて、のんびり散歩、なんてのもいいですよねぇ。
遠くに見えているのは、最初にご紹介した「倉橋溜池」です。


物産直売コーナーまた、レストランスペースのお隣は「地元物産コーナー」になっているので、お土産探しも腹ごなしに良いのでは。


屋形橋
さて、お腹もいっぱいになりましたので、いよいよ今回のハニットアゼリアツアーの主目的「談山(タンザン)神社」に、バスは向かいます。
「卑弥呼の庄」から寺川沿いに少し走ると、最初に現れるのがこの「屋形橋」です。
ここで左折すると談山神社もうすぐそこです。


談山神社色絵図
現地の入口にある神社の配置図の一部です。
右下端にちょっとだけ見えているのが、上の写真の「屋形橋」です。
そして、神社の実質的な入口が「現在地」と書かれている、次の写真の鳥居になります。


鳥居
鳥居から始まる石段は、真っ直ぐそのままには上らず、途中で石垣沿いに左に折れて、「祓戸社ゴマンド池」の脇を抜けて「西入山受付所」に向かいます。
その歩くコース全体、楓の大きな木がたくさんあるので、紅葉時季の眺めはさぞかしすばらしいものでしょう。


けまりの庭から権殿、十三重塔、神廟拝所「談山神社」の起こりは、西暦645年の5月、中臣鎌子(後の藤原鎌足公)と中大兄皇子(後の天智天皇)は多武峰(トウノミネ)の山中に登って、「大化改新」の談合をしたと云われています。
そのため、後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、それが談山神社の社号の由来となったと云うことです。
晩秋には、全山、楓を主とした紅葉に覆われ、紅葉の名所として名高い神社です。
写真は「けまりの庭」から「権殿」「十三重塔」を上に、「神廟拝所」を右に見ています。


権殿の軒先から十三重塔を臨む歴史ある談山神社は、ほとんどの建築物が「重要文化財」ですが、なかでもこの「十三重塔」は、藤原鎌足公の長男「定慧和尚(ジョウエオショウ)」が、父鎌足の追福のために建立したもので、高さ17mの塔は木造十三重塔としては世界唯一のものだそうです。
(現在の塔は、1532年再建のものです)


本殿と西宝庫十三重塔の前を抜けると、短い石段の上に「西宝庫」と「本殿」(写真正面)が見えます。この本殿は、藤原鎌足公を祀る「三間社隅木入春日造」の絢爛豪華な様式で知られています。
かの日光東照宮のお手本になった建物だと言われています。


恋神社いずれもの建物も、歴史上の重い影を宿して見えるその中で、この「恋神社」ののぼりのある小さな「摂社・東殿(セッシャ・トウデン)」は、その名で、なにやら可愛い女心を魅了しているかのようです。
「鏡女王(カガミノオオキミ)」「定慧和尚」「藤原不比等(フヒト)」をまつり、縁結びの神として信仰を集めているそうです。


石舞台古墳
談山神社の広い境内を、紅葉を愛でつ歴史ある建造物の造形美に酔いつ散策をして、バスに戻ると次の目的地、奈良時代の前の飛鳥時代の様々な遺跡で有名な明日香村「石舞台古墳」に到着します。
現地に着いてみると、このような小高い丘の上にぽつんと見える石の建造物の簡素な佇まいに、ちょっと拍子抜けになる方がみえるかも知れません。


石舞台「石舞台古墳」とは、元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたのですが、上を覆っていた土(封土)が失われ、巨大な石を用いた横穴式の石室が露出して、あたかも舞台のように見えるこの形になっています。
埋葬者は不明ですが、7世紀初頭の権力者で、大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿(ソガノイルカ)の祖父でもある蘇我馬子(ソガノウマコ)が有力視されているそうです。
それにしても、先程訪れた「談山神社」の名のいわれの部分と、同じ大化の改新でつながっている歴史探訪の面白さを感じるところですね。


玄室への道石舞台の脇に回り込むと、葬られていた棺が置かれていた「玄室(ゲンシツ)」への通路があります。
この中に入ることはOKなので、折角ですからぜひ入ってみましょう。


玄室内部玄室の内部は意外に明るく、広いものです。
それにしても、30数個の岩の総重量は約2300トン、特に天井石は約77トンもあり、築造当時(7世紀初め頃)の文化レベルが高かったことが窺えます。


三輪そうめん山本本社
石舞台古墳の見学を終え、そろそろ古都明日香ともお別れですが、帰路に着く前に最後の立寄り先「三輪そうめん山本」本社に立寄ります。
いかにも、雅た古都の風情を漂わせるシックな佇まいに、これがあの「三輪そうめん」を作っているところか、という感慨を覚えるでしょう。


にゅう麺試食建物の中に入っても、外観のイメージ通りだと思いながら案内された先で、夏ならば「冷そうめん」、そして秋から冬には、この温かい「にゅう麺」の試食となります。
七味唐辛子が薬味というのも珍しい体験でしょう。


館内試食の後は、館内にある三輪そうめん製品のお土産物コーナーで、今回の日帰りバス旅最後のお買物タイムとなっています。

◆このバス旅に参加してみたい方は、こちらへどうぞ↓
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