八ヶ岳高原~清里の魅力に浸たる一日 …B327 神の湯温泉の旅(4)

ベルフォーレワイナリー
神の湯温泉を出発したバスは、ほどなく同じ甲斐市にある「シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー」に到着します。
ここでは、日本一のワインの産地、山梨で雄大な南アルプスと八ヶ岳を望む丘陵地・茅ケ岳の麓、双葉の森で、独自の低温精密濾過による生ワインを製造している工程から、お楽しみワインの試飲、さらには敷地内にある「ローマンガラス美術館」見学が設定されています。
ちなみに、この最初の建物の中には有料ですがお値打ち価格(グラス1杯180円)で20種類ほどのワインを座って試飲できるお部屋もあります。


ワインセラー内部
最初にワインの貯蔵タンクを見ながら、林の中にあるツタ葉におおわれた「ワインセラー」に向かいます。
ワインセラーと言っても我々が日頃見ているものとは規模が違って、写真のように瓶詰めがぎっしり立ち並び、別室にはワインの木樽が積まれている様子を見ることができます。
庫内は年間を通して一定温度に保たれているため、夏のツアーの立寄り先としては皆さんから歓迎の声が。


試飲
ワインセラーからさらに坂を登ると、見晴しのよい丘の上に展望ハウスが建っています。
ここで、お待ちかねのワインの試飲タイムとなっています。
展望ハウス内は、試飲コーナーのほか各種ワインの即売コーナーや、ワイン関連のグッズやおつまみ系の食品、人気の赤ワインパンなどの菓子類も並んでいます。
試飲はメインの3種のワインとほかにその時季のお奨めワインが用意されているので、ぜひしっかりとお試しあれ。


ローマンガラス美術館
ほどよくワインに酔ったところで、「ローマンガラス美術館」で今度は目も楽しませてあげましょう。
東地中海沿岸やシリアから出土した、古代ローマ時代に使用されたローマンガラスを中心に、古代ガラスやワイン輸送に使われていた土器・アンフォラなどが展示されています。


高原牧場の眺め
ワイナリーを出たバスは、一旦中央高速に入って八ヶ岳・清里方面に向かいます。
2番目の観光先、「山梨県立まきば公園・高原牧場」では八ヶ岳南麓に広がる県立八ヶ岳牧場の一部を開放した、広大な緑の牧草地の中で、羊やポニーなどとのふれあいができます。
また、同敷地内にある「まきばレストラン」の館内はお土産物ショップになっています。


カフェテリア・サンダンス
高原牧場を訪ねた次は「清里ハイランドパーク」でランチタイムととパノラマリフトで行く標高1900mのお花畑散策が待っています。
まずは、1600m地点にあるセンターハウスの2階にある「カフェテリア・サンダンス」でお食事です。


センターハウス
お食事の後は、センターハウスの前にある山の小川と湿性植物の散歩道や、これから乗る「パノラマリフト」乗り場、もうひとつのリフト「フラワーリフト」の乗り場と一体になった雄大な自然の景観が楽しめます。


清里ハイランドパーク・パノラマリフト乗り場
そしていよいよ、パノラマリフトで標高1900mにある、お花畑を訪ねます。※リフトは最大4人乗りの幅広リフトです。

取材のときはまだ梅雨どきだったため、霧がかかっていますが、これからの季節は晴れが多いということなので、ご期待ください。
(※晴れ男、晴れ女の方が多いツアーになりますように…(祈)


山頂駅横1900m地点のお花畑
上の写真の「パノラマリフト乗り場」が標高1600m。
そこから、この山頂駅の横にあるお花畑の斜面(1900m地点)まで、約10分のリフト乗車です。
取材時には「センダイハギ」の黄色い花が咲き乱れていましたが、もう若葉を出している西洋ユリが、8月頃斜面一面に咲く様はすばらしいと言います。
もちろん、お天気がよければ目の前に富士山、南アルプスを始めとする絶景大パノラマが広がっています。(霧ですみません)
また、もうひとつの「フラワーリフト」もぜひお楽しみください。


八ヶ岳チーズケーキ工房左側売場
清里ハイランドパークで、高山のお花畑を堪能した後、バスは最後の立寄り地「八ヶ岳チーズケーキ工房」に到着します。
こちらでは、左側のフロアにある「チーズケーキ」工房で、牧場直送の乳製品からチーズケーキをつくっているところが見学できます。
もちろん、お土産も、です。


右側新館売場
更に右奥の新館フロアには、日本では珍しい手作りの「カチョカヴァロ」が沢山吊り下げられ、各種のチーズを始めとした八ヶ岳の乳製品などが品数豊富に並んでいます。
また、ランプや絵画のギャラリーなども興味を引いています。

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B327 富士山・八ヶ岳・清里 涼風とパノラマ紀行

神の湯温泉七つの浴槽の秘密 …B327 神の湯温泉の旅(3)

朝の大浴場
おはようございます、をお連れの方に言う前に、ひそやかに布団を抜け出て朝風呂に行くという方、案外多いと思います。
家だったらとても無理なのに、旅行の朝はいい気分で目が覚めますよね。
夏の朝風呂はまた格別。5時過ぎていればもう明るいし(お風呂の開場時刻はお確かめを)、こうしてのびのび大きなお風呂を一人占め(とはいかないでしょうが)できたら、サイコーですよね。


三番信玄湯治湯
神の湯温泉には、国の温泉入浴指導員の資格者が4名もいるので、湯温の異なる4つのボイラーを使用できるのです。
それが、7つの効能を持つ浴槽を備えられる秘密なのだということです。
大浴場に入って最初に左斜め奥の三番湯から入るとよいようです。
三番「信玄湯治湯」は、長湯してものぼせないこと、女性に特によい効き目があることが特長です。湯温はやや高めの設定です。
入る順番として、三番→一番→五番→二番→六番の順が特に効果を高めると、浴槽に付いている木札に書かれています。


一番うたせ湯、手前は四番
三番湯の後は、この一番うたせ湯に入るとあるので、試してみましょう。
この風呂は、3つの樋から落ちてくる湯で疲れを感じている部分を打たせる「うたせ湯」です。
落差が大きいので、特に効き目があるように感じられます。
浴槽の脇にあるスイッチのON・OFFで湯が出るので、止まっていたらONにすることをお忘れなく。


七番野天風呂
上の写真の一番の手前の四番「ぶどう湯」は、先の木札の入浴順には書かれてないお風呂ですが、一番湯の隣りなので、そのまま続けて入るのがよさそうです。このお湯は、一番熱いお湯かも。
このあたりで身体が熱くなってくるので、一旦外の「野天風呂」に行ってみます。
七番「野天の湯」は、外気に湯のほてりを冷ましながら、ゆっくり入るのに適しています。


手前五番、向こう六番と二番
外の「野天風呂」から室内に戻って、まずは写真手前の五番のお風呂に入ってみましょう。
五番「寝風呂」はお湯というより日向水のよう。湯温37℃前後(ほぼ体温!)で、最初はぬるくて驚きますが、慣れるとの~んびり入っていられるお風呂で、これが好きと思う方も多いのでは。


二番渦湯
五番湯でのんびりした後は、しゃっきりするためにも「渦湯」です。
二番「渦湯」は、スイッチのON・OFFで、バイブラバスになるお風呂です。
泡の刺激で疲れが取れるお風呂で、湯温もやや高め設定の元気が出るお風呂です。


六番上がり湯
最後は、六番のお風呂になります。
この六番「上がり湯」は、一番温度が高い43℃。泉質、アルカリ性ナトリウム塩化物泉の温泉効能を身体に残すため、洗い場の湯を最後に使わず、この六番を上がり湯にするのがよいと説明されています。
もちろん、他の入浴客や体調のこともあるので、こんなに順番通りに入浴する必要はありません。
ただ、いろいろな湯温のお風呂に入ることで、温泉の療養効果はあがるようですよ。


朝食会場
でも、こんなにいろいろお風呂に入っているとお腹もいつもより空きますよね。
朝食会場は、こんな感じで畳敷きの大広間に椅子掛けで頂けます。


朝食
朝食は、流行りのバイキングではなく個食です。
すっきりとした和の朝食は、食欲も進む日本の伝統の朝餉です。
出色は左上の「温かい卵豆腐」です。
最初そのままで一口、次からは「美味たれ」につけて召し上がれ、とは若い仲居さんのアドバイスです。
夕食の際もそうでしたが、一品一品個々の料理名と食材を説明してくれる仲居さんには皆さん感心されるようです。


朝のラウンジ
お腹一杯朝食を頂いたら、部屋に戻って2日目の旅仕度です。
忘れ物がないのをしっかり確認できたら、バスが用意されるまでラウンジでのんびりしてましょうか。


土産物コーナー
それとも最後にもう一度、あの人この人の顔を思い浮かべながら、お土産の再チェックでもしましょうか。

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素材の味が活かされた夕食に舌鼓 …神の湯温泉の旅(2)

夕食フルセット
神の湯の七つのお風呂も楽しみですが、まずは美味しい夕食をご紹介します。
とは言っても、このお料理は6月に取材したもので、7月には7月の、8月には8月のお料理に変わるそうですが。
単に夏の料理の一部が変わるのではなく、がらりと変えるのがこのホテルの特徴だとか。
なぜなら、名湯を求めてしばしばみえるリピーターの方々の舌を、飽きさせないようにしているから、とのことでした。


ホテル神の湯温泉
甲府市内を見下ろす小高い丘の上に建つ「神の湯温泉」は、その名の通り、現在の経営者が神のお告げで昭和47年に温泉を掘り当てたところから、その名が付いたと云います。


部屋
5時少し前という早い時間に到着するので、まずはお部屋でのんびりですかね。
お部屋でほっとした後は、お風呂や館内散策に行かれる方も多いと思いますが、


先付け、前菜、焼物、中皿
今回は最初にお見せした今夜の夕食をご案内。
写真左下隅の『先付』は「甘夏の香味と甘みで和えた健味鶏(ケンミドリ)の甘夏和え」、箸袋の上は『前菜』の「カボチャカステラ・ワイン豚ヨーグルトソース・陸ひじき胡桃和え」、その皿の上に『焼物』で「鯵の千草焼きチーズ風味」、
その左は『中皿』で、「ワインビーフのロースト赤ワインソースがけ」~ビーフと大変相性の良いソースです。また、焼物の皿の右にちょっとだけ見えているのが『お造り』の「川鱒刺身で、ほかに甘海老・鮪」を土佐醤油で頂きます。


揚げ物、蒸し物
『蒸篭(セイロ)』は、勝沼の白ワインを1日2回与えた「ワイン豚と地の野菜」がセットされています。
『揚げ物』は、ごく当たり前のものかと思いきや、海老フライは「黄身衣揚げ」でとてもサクサク、ししとう素揚げの隣の黒っぽい揚げ物は「鰈(カレイ)利休揚げ」。海老の下に隠れているのは「野菜三色揚げ」で、人参・オクラ・山芋のぬめりの変わった食感が楽しいもの。


ワイン豚蒸し上がり
そうこうしているうちに、ワイン豚が蒸し上がります。
適度に脂の抜けたコクのある豚肉を、塩だれでさっぱりと頂きます。


蒸し豆腐
ほかに、ちょっと地味ですが特筆しておきたいのが、もうひとつの『蒸物』の「蒸し豆腐」です。
一番最初のフルセットの写真では、お造りの下にある茶碗蒸しに見える器ですが、似て非なるお味です。
なめらかな豆腐と、ひき肉のマッチングが大変よく、いつも頂く茶碗蒸しよりさらに柔らかく上品な美味しさです。


夏野菜の釜飯
夕食の締めはご飯です。
一人釜に用意されていた「夏野菜の釜飯」がこんなにきれいに炊き上がりました。
カボチャ、人参、とうもろこしのそれぞれの甘みを感じさせる釜飯が、お腹一杯のはずのところに、すいっと入ってしまいます。
このホテルの夕食は、食材それぞれの持ち味を十分活かしたもの。
では、7月は、8月は、とその月の参加客の方々に楽しみをお伝えしたくて、詳細な夕食案内をさせて頂きました。


夜の大浴場
お腹も満たされ、お布団に入るまでにやりたいことをやる、これこそが観光バス旅の醍醐味でしょう。
もう一度お風呂に入ったり、


ロビーの神棚と大凧
館内をぶらついて、フロントの前でこんなものを発見したり、
(※ちなみに天井の大凧は、何年か前に山梨であった全国凧揚げ大会に参加されたお客さんが寄贈されたものだとのこと)


クラブ華
24時までやっている「クラブ華」でカラオケの喉前を披露するとか、
いろいろありますね。
この右手隣りには「夜食処 二葉亭」で『開運しょうゆラーメン』790円などを食すもよし、です。

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B327 富士山・八ヶ岳・清里 涼風とパノラマ紀行

五合目からの富士、河口湖からの富士 …B327 神の湯温泉の旅(1)

富士スバルラインの鹿
憧れの「富士スバルライン」は、河口湖から富士山五合目まで約30km、40分くらいの山岳ドライブです。
1合目から2合目あたりのアカマツ、ツガ、シラビソ等の森林帯を抜けて走る間に、鹿のシルエットの『動物注意!』の標識通り、こんなハプニングに出会うかも、です。


五合目の土産物屋群
やっと海抜2340mの五合目駐車場に到着です。
ここだけは観光地、という感じで大きな土産物屋さんの建物がぎゅっと固まっています。


小御嶽神社
五合目駐車場の売店群の間にある赤い鳥居の奥に「小御嶽神社(コミタケジンジャ)」は位置しており、磐長姫命(イワナガヒメノミコト=木花咲耶姫の姉)を祀っています。
お天気があまりよくない日は、こちらへのお参りでご挨拶は済まさせて頂いたということになります。


雲上閣と富士山
お天気が良ければ、五合目駐車場の「雲上閣」の脇からお中道と云う富士山周遊の遊歩道があります。
駐車場からお中道を約1時間強かかって登ると、「御庭」という開けた場所に出られるのですが、残念ながら高地で息が切れるのと足場が悪くて時間が掛かるので、途中までちょっと体験ということになりますね。


雲海
取材した日は、あまりお天気がよくなかったのですが、駐車場の展望台から、こんなスケールの大きい雲海が見えました。
もちろん、あなたが行かれるときは大パノラマが開けているでしょう、きっと。


富士山の空気
五合目の自由時間を、歩き回ったり神社に詣でたり景色を眺めたりのほかに、お土産物店観察があります。
ここならではのレア土産がこの「富士山の空気」の缶詰。
小500円、中1000円ですが、大も1000円の値札が。
実は小と中は山頂の空気で、大はこの五合目の空気でした。それにしても、受け狙い以外のなにものにもならないこの缶詰、アイデア商売の典型ですねぇ。


大石公園のラベンダーと生活館
再びスバルラインを下りてきたバスが次に到着したのは、河口湖の北岸にある「大石公園」です。
こちらには「ブルーベリーの里 河口湖自然生活館」と、主にラベンダーの花畑と「花のナイアガラ」などがあり、地元のBkyuuグルメの屋台なども集まっています。


生活館内部の土産物売場
生活館の中は、ラベンダーの香りを活かしたお土産ものと喫茶コーナーがあり、これからは特産のブルーベリージャムなども多く並ぶでしょう。


花のナイアガラ
また外に出ると、このようにベゴニアを密植させた「花のナイアガラ」や、


花街道の終点「花小富士」
6月下旬~7月上旬は「ハーブフェスティバル」が開催され、ラベンダーが美しい「花街道」の終点には「花小富士」が色鮮やかに佇んでいます。
「花小富士」は、「自然生活館」のそばにある「富士山の集いモニュメント」とほぼ同じ形ですので、お間違いのないように。


大石紬伝統工芸館
ところで、まだバスの集合まで時間があるとか、花より和装がお好きな方には、大石公園から道路を隔ててすぐ反対側に「大石紬伝統工芸館」(入場無料)があります。
江戸末期から明治、昭和初期まで、この河口湖畔では養蚕が盛んで絹織物もたくさん生産されていたそうです。
その手織りの絹織物の工程や、絹関連製品が展示即売されています。
そしてバスはこの後、今夜の宿泊先、甲斐市の「神の湯温泉」を目指して走ることになります。

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