壮大な出雲大社と、宍道湖そして蒜山高原 …B565 玉造温泉の旅(4)

出雲大社参道入口

「国譲り」の御神徳で、現皇室のご先祖(天照大御神)様に、国を譲られた『大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)』様、つまり大黒様をおまつりしている出雲大社は、平和と縁結びの霊験ある神社としてよく知られている非常に歴史の古い大きな神社=大社(オオヤシロ)です。
同社の公式HPによれば、現在の出雲大社の宮司さんは第84代(!)になられるそうです。

それにしても、700km以上の距離を一気にバスでやって来られるのも、高速道路網あってのことと、この大きな最初の鳥居の前「勢溜(セイダマリ)」に立つと、まずはその有難味に感動してしまうのではないでしょうか。


松の参道
その感動は、この松の並木の参道を大勢の人々と歩くうちに、この日本有数の神社に詣でることのできた今の自分に、なにやら善いことをしているような気持ち(喜び)になってくるようです。


大黒様と因幡の白兎
ずっと参道を歩いて行くと、やがて道の左側に「大黒様と因幡の白兎」のなつかしい銅像があります。
あの思い出の中の童謡の一節が、心の中に甦る方も多いのではないでしょうか。


銅鳥居
大黒様からじきに「社務所」があり、次にこの銅の鳥居があって、その向こうに大きな拝殿(現在は「御仮殿」)が臨めます。
この鳥居の内側を「荒垣内(アラガキウチ)」と呼ぶようです。


拝殿と造営中の御本殿
こちらが「拝殿」です。
奥に、白い大きな建築物が見えていますが、そちらが「平成の遷宮」で造営中の「御本殿」を囲う工事用の覆いの建物です。
それにしても、壮大なスケールに心が奪われます。


しじみ館
厳かな気分に浸れた「出雲大社」の次の立寄り先は、朝のみそ汁でおなじみの「蜆」のことを深く理解させてくれる「宍道湖(シンジコ)しじみ館」です。
蜆の漁獲量が日本一の宍道湖に面して建っている「しじみ館」は、写真に向かって右にある黒屋根の建物「足湯」や、館内の「シジミ展示館」、「松江の名産品売り場」から成っています。


シジミ展示館
こちらが蜆のことを深く語ってくれている「シジミ展示館」です。
シジミのエサは何なのか?シジミが生息しているのは日本だけなのか?
一番ポピュラーな「ヤマトシジミ」をはじめ、ほとんど知られていないシジミの生態や種類が紹介されています。
これであなたもシジミ博士になれそう(?)ですね。


シジミ即売
その奥の「直売コーナー」では、看板娘さんたちが活きシジミを即売しています。
また、松江の名産品コーナーには、佃煮を始めとするシジミ加工品や「鬼太郎」関連のお土産品などなど数多く販売しています。


蒜山高原センター
日本海側の、我が国第7位の湖面積を誇る宍道湖を後にしたバスは、山陰自動車道(安来道路)~米子自動車道を経由して中国山地に入っていきます。
ここ蒜山(ヒルゼン)は、茶色の乳牛(ジャージー種)が放牧されていることでも有名な高原地帯で、冬場はスキー、夏場はキャンプやバーベキューなどが人気のエリアです。
そのメイン施設とも言える「蒜山高原センター」が昼食休憩地になっています。
この建物が高原センターで、すぐ隣には遊園地や花の森などがある「ジョイフルパーク」も付帯しています。
(※時間の都合で入園はちょっと無理ですが…)


お食事場所
こちらが、高原センター2階のお食事場所で、広々した高原の景色を眺めながらの昼食タイムになっています。
高原センターでは、2010年のB1グルメで2位になった「ひるぜん焼きそば」が自慢のようで、もしかすると昼食にも添えられるかも…。


土産物売り場
1階は広い大きな土産物売り場になっていて、濃いめのコクのある味が特徴のジャージ牛の乳製品が多種多様に揃っています。
主な立寄り先はここが最後なので、旅の思い出にお土産にゆっくりチョイスをいたしましょう。

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B565 美肌の湯と開運祈願神話のふるさと出雲 玉造温泉

めのう風呂で肌を磨き、美味な食事に舌鼓 …B565 玉造温泉の旅(3)

神話の湯

さあ、散策でほどよく疲れた身体にご褒美あげましょう、ということで「長生閣」ご自慢の2階にある大浴場「神話の湯」めのう風呂に入りましょう。
この宿のお風呂は、男女入れ替え制なので、もうひとつの「女神の湯」(こちらは1階です)は明朝ということで。
男性は、まずこちらの「神話の湯」からになります。
こちらのお風呂には「ジャグジーバス」があるので、疲れた方には特に好評です。


めのう風呂
内湯の浴槽はこのように「めのう」がちりばめられています。
なんだかツルツルしそうですが、そんなことはなく、肌にしとっとした滑らかな感じで、男の方でも(まして女性には)い~感じでしょう。


神話の湯・露天風呂
こちらが「神話の湯の露天風呂」です。
玉造温泉の泉質は『ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉』です。
美肌の湯として有名な玉造温泉の「湯」の効果を“科学的”に解説すると、「硫酸イオン」がお肌に水分をたっぷり補給させ、ハリと潤いを与えます。
そして「塩化物泉」がお肌の表面に塩の膜を作り、温泉で吸収した美肌成分や潤いを逃さないようにしてくれます。
また、「弱アルカリ性温泉」には角質や汚れを落とす石けんのような効果があり、お肌をキレイにしてくれます。(それでツルツルスベスベするのです)

さらに、メタケイ酸は化粧品にも使われる潤い成分ですが(これが多いとまろやかな温泉になります)、50mg以上含まれていたら美肌効果が期待でき、100mg以上なら入浴するだけで美肌を形成する『美肌の湯』と言えるのです。
☆(玉造温泉の源泉は、なんとメタケイ酸が116mg!)とのこと。


お料理
散策をして、お風呂に入ってさっぱりして、絶好のコンディションで夕食タイムに突入です。
取材に行ったときはまだ冬のお料理で、これからは初夏の食材に工夫が凝らされたお料理かと思いますが、板さんのいい仕事の一端をご紹介するということで、ご覧下さい。


鯛かぶと煮
上のお料理をご案内すると、手前の赤と金色の椀の中は、この宿ご自慢の「おぼろ豆腐」で、
その奥の「前菜」は、鮭粕漬け・蛸精(黄色の中身)・烏賊ぬた和え、です。
また、煮えている鍋は「鴨鍋」で、鍋は大きな貝殻になっています。
食べ始めていると「鯛かぶと煮」や「大和しじみの吸物」等々が後から出てきます。


鴨鍋
「鴨鍋」が煮えました。
鴨肉の野趣ある脂がおつゆに溶け込んで、とろりとしたよい味でした。(これは冬の料理なので申し訳ありませんが…)


ロビーでナイトショー
楽しい夕食が終わっても、まだ楽しみが用意されています。
皆さん三々五々集まるのは、あの広いロビーです。
お庭中にセットされていた電飾が、音楽に乗って光と色のシンフォニーを奏でる長生閣ご自慢の「ナイトショー」が始まります。
ちょっと早めに行けば、いい場所が取れるので、ハニットアゼリアツアーの皆さんにだけこっそり教えちゃいますね。


女神の湯
一夜明けたら、朝風呂です。今度は男女入れ替わりの「女神の湯」に(女性は逆に2階の「神話の湯」ですよ)。
こちらも「めのう風呂」が素敵ですが、心なしか女神の方が粒が大きめのような気が…。


女神の湯・露天風呂
露天風呂も、優しげです。


朝食バイキング
昨夜は、あんなにお腹一杯だったのに、ホテルや旅館の朝食ってどうしてこんなに美味しいんでしょう!
朝食はバイキングスタイルで、和洋お好きに取り合わせて召し上がれ。
ちなみに私のは、こんなです。


朝市
お腹も出来て、後は忘れ物のないようにしたら、バスの出発まで「お土産物売店」など再度、チェックします。
そう言えば、昨夜はなかった海産物などの「朝市」が出ているので、こちらは忘れずに見ておきましょう。
さあ、2日目の観光ももうすぐですよ。

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B565 美肌の湯と開運祈願神話のふるさと出雲 玉造温泉

古(イニシエ)の出で湯「玉造温泉」を体験する …B565 玉造温泉の旅(2)

長生閣

「いずもまがたま伝承館」から、しばらく宍道湖沿いに走ったバスは、今宵の宿泊先「玉造グランドホテル 長生閣」に到着します。
奈良時代からの起源と言われるこのホテルには、玉造の名湯を日本唯一の“めのう風呂”で体験できる楽しみが待っています。
とはいうものの、宿に着くのは4時半頃とまだ明るいうちです。
お部屋で着替えたら、ぶらり気分でこの有名な温泉地をお散歩してみましょう。


玉造温泉マップ
長生閣の玄関を出たら、目の前の「玉湯川」に沿って左の方に歩いていきます。
(※長生閣はこの地図の左端の外辺りに位置しています)
すると、この絵地図のある場所「湯薬師広場」があります。
最初の目的地は、ここの温泉神社「玉作湯神社」と「湯姫大明神社」です。


宮橋
「湯薬師広場」を後にして、少し歩くと川の方に「川辺の出で湯跡」が見え、前方に赤い橋「宮橋」が見えます。
この宮橋を画面の右から左に渡ると、正面に神社の石段が見えます。


玉作り神社入口
こちらが『願い石』『叶え石』で有名な「玉作湯神社」の入口になります。
写真の石の鳥居の手前左側に社務所があって、そこで『叶え石』とお守り袋を求め(金六百円也)、石段の上の神社の横にある『願い石』にお参りするのです。


神社拝殿
こちらが拝殿になります。
詳しいことは下の社務所で『叶え石』を求める際に説明がありますが、こちらに叶えたい願いを書いた紙とお賽銭を収めるようです。
願い事は主に、良縁、子宝、受験、病気回復等々、なんでも、のようです。


願い石
そして、拝殿の右に廻り込むと『願い石』が鎮座しています。
こちらの石に『叶え石』を備えながらお水をかけて祈ります。
取材中も女性の方々が何人も真剣にお願いをしてみえました。
社務所に貼ってあった説明書きによると、その『叶え石』をお守り袋に、願を書いた2枚の紙の1枚と共に(もう1枚は拝殿の賽銭箱へ)入れて持ち帰るようです。


河原の足湯
神社に願をかけたら石段を降りて、再び「玉湯川」沿いに、長生閣の方に戻ります。
長生閣の前を通りすぎてちょっと行くと、川原にこんな足湯があります。
ちょっと足を浸けてみれば、神社の石段で大分疲れた足には、気持ちがよいでしょうね。


玉湯川の黄昏
そうこうしているうちに、黄昏が迫り始めてきたら、ホテルにそろそろ戻りましょう。


0ロビー
こんなにきれいなロビーなので、ゆっくりしたい気もするでしょうが、この後、お楽しみの夕食やお風呂が待っています。


売店
まあ、時間に余裕があるようでしたら、売店コーナーをざっと覗いておいて、お土産の目星だけでも付けておくのも良いかも知れませんね。


白兎フィナンシェ
どうやら、この「白兎フィナンシェ」というお菓子が人気のようですね。

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B565 美肌の湯と開運祈願神話のふるさと出雲 玉造温泉

恋の成就と開運を八重垣神社と勾玉に …B565 玉造温泉の旅(1)

八重垣神社

豊橋を出たバスは、高速~高速をどんどん乗り継いで、一気に島根県に入ります。
その県都・松江市の南側の山沿いにあって、「早く出雲の八重垣様に、縁の結びが願いたい」という出雲の古い民謡の一節にも詠われている八重垣神社は、出雲の縁結びの大神として有名です。
あの八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治で名高い素盞嗚尊(スサノオノミコト)と、国の乙女の花と歌われた稲田姫命(イナダヒメノミコト)の御夫婦が主祭神で、夫婦愛の象徴のような神社です。


絵図

こちらは、神社の入口脇にある絵図ですが、目の前の「随神門」をくぐると拝殿、ほかの社があり、さらに神社を抜けて奥に向かうと、恋占いで有名(?)な「鏡の池」があります。
また、いかにも夫婦愛の神社らしいのが、夫婦椿(メオトツバキ)の存在です。
神社から通りを隔てたところに「連理玉椿」、境内に「乙女椿」、さらに鏡の池に向かう途中に「子宝椿」の三本の夫婦椿(二本の木が一つになったもの)があり、主に女性方の信仰を集めているようです。


随神門から拝殿を見る

やや素朴な神社ながら、こうして随神門から拝殿を臨むと見が引き締まるような気がします。


拝殿

まずは拝殿に参拝しましょう。


夫婦椿乙女椿と鏡の池への道

拝殿に向かって左側にある「夫婦椿乙女椿」の奥にある小さな門をくぐって、一旦神社の外に出て「鏡の池」に向かいます。


竹門

細い道を歩いて行くと途中に「古代結婚式発祥の地・グランラセーレ八重垣」という近代的な結婚式場があり、さらに進むとこの柵の門に至ります。
左側には「夫婦椿子宝椿」があり、ふたつに分かれている道の右が「鏡の池」に向かう道です。


鏡の池

やっと辿り着いたここが「鏡の池」です。
想像しているより薄暗く、やや濁っている水がロマンチックというより、恋にかける真剣さを感じさせてくれるようです。
神社で占い用の和紙を買い、10円や5円硬貨を水面に浮かべた和紙にそっと乗せ、池に沈む速さで恋の成就を占います。
皆さん、大変真剣にやっておられました。


まがたまの里伝承館

さて、恋の成就はもう大丈夫、というところで、バスは「宍道湖(シンジコ)」沿いに次の立寄り先「いずもまがたま伝承館」に到着します。


足湯

伝承館の横にこんな「足湯」があります。
鏡の池まで歩いて疲れちゃった方は、ちょっと足を浸けるのもよいかも、ですね。


まがたまに関する展示

まあ足湯はあとにして、まずは館内に入ってみましょう。
館内左半分が、出雲地方の勾玉(マガタマ)に関する様々な解説と、展示コーナーになっています。
よく神話時代の絵などを見ると、首から勾玉を下げているイメージがありますが、普通こんなに詳しくは知らないことなので、案外おもしろく見学することができるでしょう。


売店コーナー

もちろんお目当て(?)の、めのうや翡翠の宝飾品をメインにした売店コーナーもありますので、サイフのひもをゆるめて縁起の良い勾玉などをお土産にどうぞ。

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