万病に効く霊水、薬、海産物のお土産 …A014 金太郎温泉(4)
2日目最初の立寄り先「穴の谷(アナンタン)の霊場」の参道から108段の石段を下った谷間に薬師観音堂があり、そこに祀られた薬師如来像横から湧き出る水は、難病に効く霊験あらたかな霊水と云われています。
その理由は、天然水でありながらゲルマニウムを含む水で、その「ゲルマニウム」が体内の悪玉水素と結合して体外へ排出するので、酸素の欠乏を防ぐことが体によいと言われています。
※水管理費 10リットルにつき50円
穴の谷は3つの洞窟からなっており、古文書には「蛇の穴」と称されています。
この洞窟に幕末頃の1851年(嘉永4年)、美濃国の白心法師が3年3ヶ月の修行をされたと伝えられています。
その第一の洞窟から湧き出る清水が万病に効く奇跡の水といわれ、環境省の全国名水百選にも選ばれています。
穴の谷の霊水の次は、富山市内に昔からある「池田屋安兵衛商店」に立寄ります。と云うよりも、越中富山の薬売りの伝統の源、「越中反魂丹本舗」と云った方が通りが良いでしょうね。
元禄3年(1690)、富山藩主前田正浦公が江戸城に参勤の折り、三春藩の殿様が突然腹痛になり、正浦公が勧めた印籠の反魂丹ですぐに治ったのだそうです。その効き目に、各藩からの求めが殺到、これが越中売薬の起源なのだそうです。
そんな歴史ある伝来のお薬が並ぶ、富山ならではのお土産スポットです。
ちなみに「反魂丹」は、食べ過ぎ飲みすぎに効果のある、年末年始向きの¨生薬”です。
こちらが、その「反魂丹」で、袋のデザインがいかにも歴史を感じさせてくれます。
飲み過ぎ食べ過ぎのお薬を買った(!?)後は、再び美味しそうな海産物の並ぶ「越中富山海鮮市場」にバスは立寄ります。
店内は、想像通り鮮魚から海産乾物までがずらりと並んでいて、今夜には家に着くんだから、買っていこうかしら…、と思ってしまう魚介類の鮮度です。
続いて続いて、バスはこれでもか、とばかりに美味しそうな富山名産の¨ますの押し寿司工場「源」に立寄ります。
かまぼこ、胃腸薬、魚介類と購入したばかりなのに、この「ます寿司工場・源」は、とてもすてきな建物で期待感がまたまた湧き起こります。
とっても清潔な工場で、ます寿司がどんどんできていく工程を見学して、
こ~んなにきれいな店内で、ます寿司を始めとする押し寿司類を購入します。
もちろん、試食もありますので、このツアー最後のお買物タイムを十分お楽しみくださいね。
こちらがその試食用のます寿司が並んでいるところです。
ちゃんと試食して、納得のいく買物をしたいものです。