万病に効く霊水、薬、海産物のお土産 …A014 金太郎温泉(4)

A014 2010冬 越中魚津の名湯金太郎温泉 | 金曜日 12月 31 2010 11:58 PM |

穴の谷の霊水

2日目最初の立寄り先「穴の谷(アナンタン)の霊場」の参道から108段の石段を下った谷間に薬師観音堂があり、そこに祀られた薬師如来像横から湧き出る水は、難病に効く霊験あらたかな霊水と云われています。
その理由は、天然水でありながらゲルマニウムを含む水で、その「ゲルマニウム」が体内の悪玉水素と結合して体外へ排出するので、酸素の欠乏を防ぐことが体によいと言われています。
※水管理費 10リットルにつき50円


穴の谷霊水

穴の谷は3つの洞窟からなっており、古文書には「蛇の穴」と称されています。
この洞窟に幕末頃の1851年(嘉永4年)、美濃国の白心法師が3年3ヶ月の修行をされたと伝えられています。
その第一の洞窟から湧き出る清水が万病に効く奇跡の水といわれ、環境省の全国名水百選にも選ばれています。


越中反魂丹本舗

穴の谷の霊水の次は、富山市内に昔からある「池田屋安兵衛商店」に立寄ります。と云うよりも、越中富山の薬売りの伝統の源、「越中反魂丹本舗」と云った方が通りが良いでしょうね。


池田屋店内

元禄3年(1690)、富山藩主前田正浦公が江戸城に参勤の折り、三春藩の殿様が突然腹痛になり、正浦公が勧めた印籠の反魂丹ですぐに治ったのだそうです。その効き目に、各藩からの求めが殺到、これが越中売薬の起源なのだそうです。
そんな歴史ある伝来のお薬が並ぶ、富山ならではのお土産スポットです。
ちなみに「反魂丹」は、食べ過ぎ飲みすぎに効果のある、年末年始向きの¨生薬”です。


反魂丹

こちらが、その「反魂丹」で、袋のデザインがいかにも歴史を感じさせてくれます。


越中富山海鮮市場

飲み過ぎ食べ過ぎのお薬を買った(!?)後は、再び美味しそうな海産物の並ぶ「越中富山海鮮市場」にバスは立寄ります。


海鮮市場店内

店内は、想像通り鮮魚から海産乾物までがずらりと並んでいて、今夜には家に着くんだから、買っていこうかしら…、と思ってしまう魚介類の鮮度です。


ます寿司工場「源」

続いて続いて、バスはこれでもか、とばかりに美味しそうな富山名産の¨ますの押し寿司工場「源」に立寄ります。
かまぼこ、胃腸薬、魚介類と購入したばかりなのに、この「ます寿司工場・源」は、とてもすてきな建物で期待感がまたまた湧き起こります。


工場見学

とっても清潔な工場で、ます寿司がどんどんできていく工程を見学して、


店内

こ~んなにきれいな店内で、ます寿司を始めとする押し寿司類を購入します。
もちろん、試食もありますので、このツアー最後のお買物タイムを十分お楽しみくださいね。


ます寿司試食

こちらがその試食用のます寿司が並んでいるところです。
ちゃんと試食して、納得のいく買物をしたいものです。

富山湾の海の幸に板さんの腕の冴え …A014 金太郎温泉(3)

A014 2010冬 越中魚津の名湯金太郎温泉 | 金曜日 12月 31 2010 11:55 PM |

夕食フルセット

バス旅であっても、何旅だっても夕食が一番待ち遠しいのは同じです。
ずらり並んだ海の幸に、魚好きはにっこりします。
例によって、撮影のために一気に並べていただいているので、本番は順よく出てきますからご安心を。


先付け

それでは、そのお料理の何品かをご紹介しましょう。
まずは「先付け」から。左から「五箇山の豆腐みそ田楽」、「おはぎ」「白エビのマリネ」「ばい貝蒸し煮」です。
五箇山の豆腐は固めでしっかりした味でした。ただし、時季に合わせたお料理なので、食材により変わるのは言うまでもありません。


洋風オードブル

こちらは「洋風のオードブル」ですが、真中は鮭のベーコン巻きで、美味です。周りは、トマトや杏?の干した野菜で、健康によさそうです。


お造り

「お造り」そのものは、旅館料理の定番中の定番ですから、珍しくはありませんが、近くの魚津港で揚がったばかりの新鮮お刺身ですから、そのあたりは期待してください。
なかでも目を引くのが「白エビ」の刺身。甘エビの横の白い塊ですが、なにしろ小さなエビなので、こうして身だけにするのが大変なのだそうです。


ブリ大根

それから冬の日本海の代表料理「ブリ大根」。甘めの醤油味が、ブリと大根をじわっと旨くしています。


タラ汁

もうひとつ冬ならではの料理が「タラ汁」。甘めの白みそのだし汁で煮られた、タラの切り身と野菜のハーモニーが、胃も心も温かくしてくれます。


釜めし

その他の料理も美味しいものばかりですが、最後に目の前で炊いた「釜めし」を召し上がります。
白エビと山菜の炊き込みご飯で、火が消えてから少し蒸らしてからがよいようです。


いか沖漬

最後に、と言えば小さなものでしたが「いかの沖漬」も、新鮮さが活きた旨いものです。
お酒にもご飯にも、よく合うんですよねぇ。


売店お菓子系

夕食を食べ終えて、満腹の腹ごなしに館内をぶらつくのも、旅の楽しみです。
遊びに行く方、お風呂に行く方、そして明日の朝では時間が足りぬ、と売店をのぞく方。
お土産選びもバス旅の楽しみですよね。


人気第一位お土産

人気第一位のお土産は、やっぱり部屋にあったお茶うけのお菓子「金太郎のはらがけ」と「金太郎まさかり餅」です。
「はらがけ」は15個入り1100円、「まさかり餅」は18個入り1100円となっています。


売店おつまみ系

もちろんお菓子系ばかりでなく、富山湾名物白エビ生むきみの「しらゆき」なんて、お酒のつまみ系も充実しています。
ちなみに「しらゆき」は、保冷剤入りで11時間OKとなっていますから、お買い求めは明日の朝にいたしましょう。

国内最大級、800坪の「カルナの館」の岩風呂 …A014 金太郎温泉(2)

A014 2010冬 越中魚津の名湯金太郎温泉 | 金曜日 12月 31 2010 11:54 PM |

カルナの館内湯全景

立山連峰をイメージして造った「立山連峰パノラマ大浴殿」は、四国の青石や赤石などを中心に全国各地より集めた銘石・奇石が、ふんだんに使用されています。


ホテル全景

「金太郎温泉」の名の由来は、オーナーの¨金太郎さんのように血色のよい健康な人に”という願いで名付けられたものだそうです。
温泉が出た当初は、ヘルスセンターとして魚津市民に親しまれ、その後写真の、ホテル「光風閣(右)・光風閣別館(左)」を建設して、宿泊してゆっくりお湯と日本海の幸を楽しめるようになった訳です。


館内案内図

バスが着いた「金太郎温泉」は、ホテル光風閣、光風閣別館、日帰り温泉施設「カルナの館」があり、なかなか広いので、館内案内図をご紹介します。
特に、「カルナの館」は、健康をテーマにしているだけあって、天然温泉なのに入浴施設は大変充実しています。


カルナの館内部入口

部屋に着いたら、まずは浴衣に着替えて「カルナの館」を目指します。
ホテル側からの入り口は、こんな感じです。


別角度の立山連峰パノラマ大浴殿

写真は、最初の写真「立山連峰パノラマ大浴殿」を、露天風呂側からとったもの。
最初の写真は、全体の規模をお見せするための金太郎温泉の提供写真で、大口径カメラで岩山の上から撮っていますが、実際は危ないのでこんな写真になります。


露天風呂1

その露天風呂も大変広く、通常の広角レンズではとても入りきれません。


露天風呂2

この温泉の源泉は、湯温75度で湯量豊富。泉質は食塩泉と硫黄泉が混合している全国でも珍しい「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)」です。
温度等の条件で、このように白濁した湯になっていて、硫黄成分の匂いと相まって温泉気分を満喫できます。
ちょっぴり舐めてみると、大変塩っ辛いお湯なのが分かります。


お休み処

さすがヘルスセンターらしく、カルナの館には、このようなお休み処も充実しています。
施設は、日帰りのお客さんとの共用ですが、脱衣室は宿泊客専用のものになっているので、着替えの間違いなどは起こりません。


ホテル内大浴場入口

そうです、宿泊客にはホテルの大浴場「壁画大浴殿」もあるのです。
別館の奥にあって、入口はこんな感じです。


壁画大浴殿

こちらのお風呂も300坪と、ずいぶん広く、なんと云っても浅蔵五十吉画伯の陶板作品「海辺飛翔」と、写真の「四季ノ花園」の壮大な絵が、売り物のお風呂です。


壁画大浴殿別角度

上の写真は、入口からのもので、こちらはずっと奥の窓側からの写真です。
このように、金太郎さんが元気よく構えています。
カルマの館と壁画大浴殿を連チャンで回ると大変ですから、夕食の前後に分けるか、どちらかは朝風呂にしましょう。
さあ、次はおまちかねのお食事ガイドです。

こきりこの里を訪ね、井波・八日町通りを歩く …A014 金太郎温泉(1)

A014 2010冬 越中魚津の名湯金太郎温泉 | 金曜日 12月 31 2010 11:18 PM |

五箇山集落鳥瞰

今回のハニットアゼリアツアー1日目の最初の立ち寄り先は、1995年に世界遺産に登録された越中五箇山菅沼合掌集落です。
東海北陸自動車道の五箇山icを下りてすぐ、国道156号線沿いにある「展望広場駐車場」から、下にある合掌集落が見えます


合掌家屋

現存する合掌造り家屋は9棟あって、現在も家族が暮らしているので、見学は気を遣ってあげたいものです。
集落の右半分が合掌集落で、左側には合掌造りコテージの宿泊施設を備えた「五箇山青少年旅行村 合掌の里」があります。
「合掌の里」には移築された13棟の合掌造りがあり、菅沼集落の雰囲気そのままに、合掌造り生活体験ができるようになっています。


土産物屋・与八

集落には、ほかに菅沼集落の日々の暮らしを、学べる「五箇山民俗館」、江戸時代に鉄砲の火薬の原料である「塩硝(えんしょう)」が主な生産品だったことを伝える「塩硝館」があります。
その「塩硝館」の隣にあるのが、食堂と土産物屋の「与八」です。


井波看板

五箇山を出てじきに、バスは木彫りと石畳の井波に着きます。
1390年(620年前!)綽如上人が、この地に瑞泉(ズイセン)寺を建立して以来、門前町として栄えてきた町が井波です。
写真の案内看板は観光バス駐車場にあるもので、井波・八日町通りがまっすぐ瑞泉寺に延びている様子が分かります。


木彫りの店

兵火に遭って一度は場所を移した瑞泉寺が、井波に戻り再建を発したことに併せて、「井波彫刻」は、欄間・獅子頭・天神様などの伝統工芸品で、彫刻産業として全国最大規模となっています。
石畳を歩いていると、木彫工房が数多く見られ、師匠について木彫りをしている光景も見られます。


よいとこ井波

瑞泉寺へ続く石畳の坂の途中に「まちの駅 よいとこ井波」があります。
右側の「茶ぼ~ず」は、山斐そばのほか、たこ焼き、ソフトクリーム、ドリンク等を販売している一服茶屋です。
そのほか、昔懐かしの土産物屋「わげん堂」、全国に3軒しかない焼桐専門店「桐の花」、ギャラリー・カフェ、うまいもん処、土産物売店、そして井波を父祖の地として親しんだ「池波正太郎ふれあい館」(入場無料)があります。


井波美術館

同じく、坂の中ほど右側にある「井波美術館」には、彫塑、現代工芸、造形を始め、地元作家の現代美術作品が数多く展示されています。


瑞泉寺山門

石畳の坂を登りきったところに「瑞泉寺」の山門があります。


瑞泉寺

瑞泉寺は、木造建築としては北陸最大級の規模を誇っています。
国指定重要文化財が2点あり、寺全体が市指定の伽藍で、木彫の粋が集結しています。
特に、一般の真宗寺院にはない太子堂があるのが、全国的に大変めずらしいということです。


田舎まんじゅう屋

瑞泉寺に拝観して、今度は坂を下りながらの楽な気分で見かける「田舎まんじゅう」屋さんです。
さすがに木彫りの井波のお店だけあって、店頭のからくり看板が目に楽しく、気軽に食べてまた楽し、です。


黒髪庵

最後に、石畳の道からちょっと入るとあるのが、文化7年(1801年)に創建された「黒髪庵」です。
松尾芭蕉の遺髪をおさめた翁塚と庵があって、全国から俳諧を学ぶ人が訪れているそうです。