きっとクリスマス気分が盛り上がるでしょう …箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森 | 水曜日 11月 30 2016 3:25 PM | Tags:

入口
ハニットアゼリアツアー「C873 時之栖イルミネーションとプリンスホテルランチ」の中間立ち寄り先の「箱根ガラスの森美術館」は、そのロケーションと、澄んだ美しさを醸し出しているヴェネチアン・グラスの美しさが、とってもクリスマスムードにぴったりです。

ちょっと重々しい中世ヨーロパの雰囲気も、クリスマスという特別な時期にしっくり合っています。


箱根ガラスの森マップ昨今のテーマパークと比べれば、一見コンパクトに見える園内ですが、見るべきものが多く、また回遊式の庭園のため、意外に時間がかかります。

このガラスの森の、テーマであるヴェネチアン・グラスに興味のある方は、迷わず左側の「ヴェネチアングラス美術館」に歩を進め、庭園やカフェ、ヨーロッパ風のお土産などに興味のある方は、入口から直進して庭園に出て「カフェテラッツァ」方面に進みましょう。

(ここでは、庭園廻りコースをご案内します)


美術館外観庭園巡りコースを選ぶと、すぐに目に付くのが、池越しに見えるヨーロッパ風の館「ヴェネチアングラス美術館」の佇まいです。

また今の時期は、クリスマスムードを盛り上げる様々なイルミネーションや、ディスプレイが目を惹くことでしょう。


サンドブラス工房「カフェテラッツァ」の前を通って小道を進むと、「サンドブラスト工房」があります。

サンドブラストとはガラスに硅砂(研磨材)を吹きつけて、表面にスリガラスの絵柄を彫る技法で、この工房で40分程度(1300円~)で体験することが出来ます。


「アチェロ」の屋根の煙突にサンタがその次に現れ洋風の山小屋「アチェロ」は、主にイタリアの土産物を売っているショップです。

多分、今年も煙突にサンタさんがしがみついていると思いますが…。


アチェロ店内のイタリアン食材店内に入ると、イタリアン食材やアクセサリー類などが、目移りするほど一杯並んでいます。

この写真は、バジルやトマトヤオリーブなどのペースト類と、珍しいコイン型パスタが陳列されている棚です。


ホットチョコレート屋台前から「ミュージアムショップ」を臨むアチェロを出て少し行くと、ちょっとしたテラスがあって、ホットチョコレートドリンクなどを売っている屋台があります。

少し寒いのですが、温かいドリンクがあればムードに浸れます。

向こう側に見えている古びた建物が、これから行く「ミュージアムショップ」です。


ミュージアムショップ店内見かけとは反して、ミュージアムショップの中はとってもきれいです。

美術館を先にされた方は、ここでヴェネチアン・グラスや色とりどりのガラス製品に目が眩み(財布の紐がゆるむ)思いをされるのでは、と存じます。

写真奥の階段を上ると、美術館の現代ガラス作家の展示館に入って行けます。


現代ガラス美術館館内階段を上ると、こんな光景が広がっています。

こちらには、ヴェネチアン・グラスの現代作家の作品が展示されています。


デイル・チフーリの作品例えばこの作品は、現代ガラスアートの先駆者として世界的に有名なアメリカ人作家、デイル・チフーリのカラフルな作品です。

各作品には、必ずこうした解説書きがあるので、興味がある方には堪らないでしょうね。


リヴィオ・セグーゾの作品ガラス美術に詳しくない者でも、こうして目の前にガラスならでは美しい形を見ると、その世界に引き込まれる気がするでしょう。

吹きガラス成形による光の作用を重視した造形作品で知られるガラス作家、リヴィオ・セグーゾの作品は、なんだかわからないけど素敵だな、と(私は)思います。


中庭現代ガラス美術館を一旦出て、中庭「光の庭園」に出ます。

池越しに見える庭園や、ここのヨーロッパ調の庭園の風情に、美術作品を見ていた目が、なんだかほっとする方も多いのでは、と思います。

なかなか考えられたインターミッションになっている中庭です。


ヴェネチアン・グラス美術館さて、ここから本命の「ヴェネチアン・グラス美術館」の建物に入ります。

この写真は通路部分ですが、建物内は先ほどの現代ガラス美術館に比べ、ぐっと重厚な佇まいになってきます。


美術館館内北イタリアの水の都ヴェネチア。

古代ローマ時代のローマン・グラスの発明がその起源と言われ、1291年には現在のヴェネチア共和国の「ガラス製造業者および工人・助手、家族等のすべてを“ムラノ島”に移住させたことから、ムラノ島は、今でもヴェネチアン・グラスの中心地になっています。


美術館館内ヴェネチアン・グラスの展示コーナー当時の文化の中心地だった中世ヴェネチアの財力、権力が芸術の粋を求めたワイングラスなどになって、静かに並んでいます。


ホール美術館から回り始めた方は、この大きな丸天井のホールのスケール感に圧倒されるでしょう。

そして、時代を現代から中世に遡って観覧された方は、このホールの歴史を感じさせる威容に感動される、のではないかと存じます。

◆使用した写真は、全て2010年12月12日に撮影したものです。