斑尾高原から戸隠高原へ神秘と蕎麦の旅 …B370 野沢温泉の旅(4)

タングラム斑尾東急リゾート

2日目は、飯山市から西の斑尾高原へのバス旅から始まります。
木々の間を縫って山道を進むバスの前方が開け、感じのよい高原リゾート地らしい景色が展開されると、最初の目的地「タングラム斑尾東急リゾート」が見えます。
写真は5月中旬の取材時期で、まだラベンダーの花は咲いておりません。
ちなみに、タングラムとは、正方形を7片に切りわけた形を使って、人間・動物・物・文字など様々な形を作るパズルのことです。


ラベンダーパーク

「タングラムラベンダーパーク」には、7月上旬~8月上旬くらいまでの間、約1万株のラベンダーの薄紫の花が、タングラムホテル前の斜面を覆います。
運がよいと、ラベンダー越しに美しい妙高山も眺望できる日もあるとか。 花の盛りになると摘み取りがOKになり、今年は7/10(土)~8/1(日)が予定されています。


戸隠忍法

お洒落な高原リゾート気分を味わった後、バスはナウマン象の化石で有名な「野尻湖」そばを通り、神秘と伝統の「戸隠忍法」の資料館群の観光となります。
戸隠忍法は、1184年木曽義仲の討死の後、伊賀に逃れて戸隠で修行した技に伊賀流忍術を取り入れ、仁科(戸隠)大介が「戸隠流忍術」を完成したと言われています。
その後、脈々と受け継がれ現在34代初見義昭氏により技の保存と後輩の育成がされているのが、この戸隠忍法の諸施設です。


民芸館

場内は、入口ちかくにある「民芸館」(…戸隠地方の歴史を様々な生活資料の展示で語っています)と、


忍法資料館

私たちのイメージにある、忍者の道具や修行の様を展示した「忍法資料館」や、


手裏剣道場

お馴染み十字手裏剣を投げる射的(?)で人気のある「手裏剣道場(笑)」、


からくり屋敷

お目当ての「からくり屋敷」があります。
中はどんな風になっているのか…それは、我が目でお確かめ下さい。


中社大鳥居

忍者屋敷(?)の次に、バスは少し移動して「戸隠神社中社(チュウシャ)」に立寄ります。
5月半ばの取材時には、このように桜が満開でした。
大きな御神木の杉など、緑豊かというよりも鬱蒼とした参道がここから始まります。


中社本殿

石段をずっと登っていくと、本殿があります。
戸隠神社は、ここ中社と、宝光社、奥社、九頭龍社、日之御子社の五社で構成されています。
最初に、忍法からくり屋敷前の道路を隔てた奥にある「奥社」が創建され、続いて宝光社が創建されたのですが、
1087年に時の別当が『当山は三院たるべし』という夢告を受け、両社の中間に中社が創建されたと言われています。


岩戸屋

神社をお参りした後、お待ちかねの昼食タイムです。
この地で「戸隠そば」を作って食べさせている歴史あるお店「岩戸屋」さんが待っています。


ぼっち盛りそば定食
こちらが「ぼっち盛り(そばのひと固まりを“ぼっち”と呼びます)そば昼食」です。
戸隠特産の根曲がり竹のざるに盛られた戸隠そばは、その名にたがわない旨さで、するっと喉を滑り落ちます。
てんぷら、そばまんじゅう、そばだんごにお漬物、どれもお楽しみにしていてください。

◆このバス旅に参加してみたい方は、こちらへどうぞ↓
B370 外湯めぐりと戸隠忍法からくり屋敷
※お電話の際、「バス旅ガイド」で見たと係員にお告げください。

夏に合う!信州牛のすき焼きと椎茸焼き …B370 野沢温泉の旅(3)

夕食フルセット

さあ、お待ちかねの夕食タ~イム!
外湯めぐりでお腹のコンディションは上々です。
今夜の夕食で目立っているのが旨そうな牛肉の赤と、木から生えている椎茸!夏だからって、“涼しさ”ばかりじゃ物足りない、っていう今の状態にぴったりのインパクトです。


前菜

でも、はやる心を抑えて、まずは前菜に箸を伸ばします。
これぞ板さんの心配り。メインの前に繊細な料理人の技を味わいましょう。
向かって左端は「玉ねぎカステラ」続いて「ソラマメ」、「フグ皮の松前漬け」、「サーモンの手毬寿司」と並んでいます。
なかでも、フグ皮の松前漬けは、柔らかな食感と甘みが意外感を刺激して印象に残る味です。


すき焼き

さて、すき焼きの鍋につゆを入れてもらったら、コンロに火をつけてもらいましょう。
赤いお肉に白い脂のコントラストが映えて、信州牛のおいしそうなこと!


椎茸

こちらも火、なんです。椎茸の生えている木そのものから、むしり取って金網に載せて、焼けてきたら塩を降って頂きます。
生の椎茸を焼くときのポイントは、とにかく手まめにひっくり返しながら、よく焼くことだそうです。
いや、ホントに採れたての美味しさってこのことですよね。


にらまんじゅう

もちろん、日本料理の定番「お造り」や「季節の山菜てんぷら」「虹鱒の塩焼き」も美味しいのですが、珍しさではこの「にらまんじゅう」。
熱した石板の上にあつあつで載っています。
食べるタイミングはお腹の満足具合によりますね。


なめこそば

もう一品、信州らしいのが「信州なめこそば」です。
夏は冷汁なので、涼感がたまりません。


男性用大浴場

大満足の夕食が終わってから、お風呂もよいのですが、朝日屋旅館の大浴場は明るいとき、つまり朝湯に行くのが一番です。
展望風呂の窓から見える北信五岳の眺めは、ここならではの素晴らしさです。
野沢温泉の源泉は温度が高いので、お湯をかきまわす舟の櫓のようなものがあります。
写真手前がぬるめのお湯、向こうが熱めの浴槽です。


女性用大浴場

こちらが女性用の大浴場で、昔ながらにちょっぴり小さめの浴槽が可愛い(?)のです。


女性側湯上がり休息所

最近多い、男女の入れ替えはありませんが、その代わり湯上がり休息所の景色は、女性側に軍配があがりそうです。


窓から河原湯が

窓からは外湯めぐりで行った「河原湯」が見えています。
野沢温泉は、こんなに込み合った懐かしの温泉街なんですね。


ロビー

2日目の観光コースは、斑尾のラベンダーパークから戸隠高原へのバス旅です。
バスの出発時刻までロビーでゆっくりしましょうか。

◆このバス旅に参加してみたい方は、こちらへどうぞ↓
B370 外湯めぐりと戸隠忍法からくり屋敷
※お電話の際、「バス旅ガイド」で見たと係員にお告げください。

野沢温泉外湯13湯巡り~抜粋5湯ご案内 …B370 野沢温泉の旅(2)

玄関から外湯巡りに出発

部屋で浴衣に着替えたら、フロントで野沢温泉「外湯めぐり」のパンフレットをもらって、宿の雪駄を借りてタオルを持って出発しましょう。
外湯は、薬師如来を奉る、一番大きな「大湯」と十二神将をそれぞれ奉っている12の外湯の計13湯もあるのですから、朝日屋旅館の周辺の4~5湯めぐりが限界でしょう。


野沢温泉マップ

町中にあった野沢温泉町の地図を参考にご案内すると、赤くした朝日屋旅館を出て建物の右側の路地を抜け、「大湯通り」に向かいます。
フロントでもらったパンフレットは、外湯めぐりには必携のアイテムになります。


大湯通り

大湯通りは、いかにも温泉街らしい通りで少し冷やかしをしながら、左に坂を登っていきます。


大湯

とにかく最初に、ぜひ行っておきたいのが一番大きな「大湯」です。
建物も立派ですが、なんと言っても嬉しいのが、外湯めぐりは基本的に全部無料ということです。
でも、地元の皆さんが交替で保守管理しているので、その皆さんのご苦労賃として、いくらかの寄付金を置いてくることになっています。
「大湯」の泉質は「単純硫黄泉」で、飲用も効果があると云われています。


河原湯

続いて、大湯から少し下った処に「河原湯」があります。


河原湯内部

外湯の内部は、入口からすぐ脱衣場、そして写真のような浴槽という形が多く、本当に野沢温泉町の住民が各地区で共同で入っているのだなぁ、と思わせる造りです。
「河原湯」の泉質は「含石膏-食塩・硫黄泉」です。


松葉の湯

「河原湯」まで行ったら、地図の上部にある「痲釜(アサガマ)の湯」から「真湯(シンユ)」に行くか、「上寺湯(カミテラユ)」、「熊の手洗い湯」に回るコースと、今回選んだ「松葉の湯」に行くコースがあります。
こちらの泉質は、河原湯と同じ「含石膏-食塩・硫黄泉」です。


おぼろ月夜の館

こちらのコースがお奨めなのは、この「おぼろ月夜の館」があるからなんです。
「おぼろ月夜の館」は、文部省唱歌の「春が来た」「故郷」「朧月夜」などの作詞者の高野辰之博士の業績と人柄を称えた記念館です。
館内では随時、特別展、企画展、コンサートなどが開催され、ミュージアムショップもあり、また喫茶コーナーもあるので、ゆったりティータイムを楽しむこともできます。


十王堂之湯

その後は、館のすぐ近くの「十王堂之湯」に寄るのもよいでしょう。
ここは、2階建てで2階が男湯、1階が女湯になっています。
泉質は、「含石膏-食塩・硫黄泉」です。


新田乃湯

さすがにそろそろ疲れる頃、お腹もすく頃でしょう、頑張れる方はこの「新田乃湯」に入って、今回の湯めぐりはこのあたりまでとしましょうか。
ここも、泉質は「含石膏-食塩・硫黄泉」です。
しかし、いずれのお湯も熱めとは云え、良質の弱アルカリ性の天然温泉で、肌にやさしい湯なので、体力と夕食時間に間に合う限り、何ヶ所かは回っておきたいものです。


夕食宴会場

さあ、皆さん三々五々宿に戻ってきたようです。
夕食の宴会場に参りましょうか。

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B370 外湯めぐりと戸隠忍法からくり屋敷
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裏見の滝「雷滝」と高橋まゆみ人形館 …B370 野沢温泉の旅(1)

長野道・塩尻手前

中央自動車道から長野自動車道に入ると、やがて北アルプス(飛騨山脈)の山々が見えてきます。
初夏から夏の山と高原の旅の始まりに、バスの車内に静かな興奮が生まれます。
写真は5月取材時のもので、夏本番のバス旅ではさすがに雪は見えないと思いますが…。


雷滝

最初にバスが立寄る「雷滝」は、長野県高山村にあって、群馬県との県境に近い位置にあります。
バスを降りた駐車場からしばらく細い山道を下ると、やがて松川渓谷の流れが見えてきます。
細道は、その松川渓谷の本流が、どぉーっと雷のように音を立てて落下している「雷滝(カミナリダキ)」の裏側を通るようになっていて、裏側から滝を見ることができることから「裏見の滝」とも言われているのです。


滝壺

「雷滝」は、珪化されて硬くなった凝灰角礫岩が松川に浸食されてできた滝で、落差約30m、川幅29m、岸壁の高さ約40mの勢いのある男性的な滝です。
高く舞い上がっている水しぶきは、夏の山旅に一服の清涼感を与えてくれるようです。帰りの上り坂がなければ、と思うのは誰しもでしょうか。


高橋まゆみ人形館

次の立寄り先「高橋まゆみ人形館」は、JR飯山線北飯山駅の近くの線路わきに建つ、すっきりした和風のデザインの2棟建物から成っています。
写真は、食事処「味蔵 月あかり」の軒越しに見える人形館の建物です。


人形館入口側

「高橋まゆみ人形館」は素朴で人間味あふれる人形の世界と、その舞台であるふるさとの原風景が同時に楽しめる、場所づくりをめざして長野県飯山市に2010年4月24日に開館したばかりです。
写真はその入り口側に回り込んだところです。


館内右側展示コーナー

館内に入ると、右側が作品の展示コーナーになっていて、最初に作者の高橋まゆみさんのプロフィールが紹介されています。
人形作家の高橋まゆみさんは通信教育で人形づくりを学び、試行錯誤を重ねて現在の創作人形のスタイルを確立しました。
1998年ユザワヤ創作大賞部門での大賞受賞をはじめ、様々な人形展で受賞し、2003年からの「故郷からのおくりもの」実行委員会プロデュースによる7年間の全国巡回展を終え、人形たちの生まれた飯山市に落ち着くことになったということです。


買物コーナー

入口左側は、受付兼レジと高橋まゆみさん関連のお土産ものコーナーになって賑わっています。


高橋まゆみ人形出会い旅

土産物と云っても、例えば「高橋まゆみ人形出会い旅・1575円」のような書籍など、人形の世界に心奪われた人には、ここを訪れた記念になるような品が並んでいます。


喫茶コーナー

あるいは、その奥の木の机と椅子の喫茶コーナーで、作品を見た後のほのぼのとした感想を語り合うのもよいかも知れません。


朝日屋旅館

人形館を出発したバスは千曲川を渡って、スキーと温泉で名高い信州野沢温泉のほぼ中央部にある今宵の宿泊先、「朝日屋旅館」に到着します。


部屋

お部屋に着いて、浴衣に着替えたら、早速野沢温泉外湯めぐりに繰り出しましょう!

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B370 外湯めぐりと戸隠忍法からくり屋敷
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