レトロと海と醤油とロープウェイのある島 …B514 小豆島温泉の旅(4)

二十四の瞳映画村せんせあそぼの像

「二十四の瞳」という壷井栄の小説のタイトルは、ほとんどの大人の方は知っているでしょう。
ストーリーも漠然と知っている方が多いでしょう。その映画村に立寄るのは、土庄港の平和の群像を見て、バスで狭い小豆島の道をかなり走ってからになります。
写真は、映画村の中の映画館の前にある「せんせあそぼ」の像。こうして、一緒に記念写真が撮れるので、人気のスポットです。


映画村マップ

入口を入るまでは、さほど広くないと思える「二十四の瞳映画村」は、田中裕子さん主演の同映画のロケ用オープンセットを改築して、残したものです。


入口付近の様子

昭和3年から26年までの、大石先生と12人の教え子との物語なのですが、当時を再現したオープンセットは、訪れた観光客一人一人の記憶を刺激して、穏やかなレトロの気分に浸らせてくれるようです。
写真は、映画村に入ったばかりの辺りで、「壷井栄文学館」「チリリン屋」「京宝亭」などがあります。


映画館「松竹座」

京宝亭の向こうにある「天満宮」の赤鳥居を右に見て、少し行くと「松竹座映画館」が建っています。
ここでは、常時「二十四の瞳・田中裕子版」を上映しています。


ボンバスと校舎

映画館の向こうに、最初にご覧いただいた「せんせあそぼ」の子供たちと大石先生のブロンズ像が並んでいます。さらにその先に行けば、海があり浜辺に「苗場小学校田浦分校」の校舎と、「ボンネットバス」があります。
どちらも中に入ることができ、校舎は懐かしの木造小学校で、中には「二十四の瞳」のロケ資料等が展示されています。


キネマの庵

分校校舎の裏手に「キネマの庵」があります。
日本の映画全盛期の頃の作品や、資料が展示されています。また、こちらでは「高峰秀子版」の二十四の瞳がビデオ上映されています。
そして、このブロックには喫茶店や甘味処などの休憩場所があるので、時間のある場合は少しゆっくりしていくのも良いかも知れません。


京宝亭

映画村を出たバスは、映画村にもあった「佃煮の京宝亭」に立寄ります。


佃煮試食

京宝亭の中には可愛い売り子さんが居て、様々な種類の佃煮やしょうゆ豆などが、こんな試食をしながらお土産に買ってくれるのを待っています。
さすがに有名な小豆島の醤油を使った佃煮は、日頃食べるものとは一味違うので、家のお土産に買い求める方が多いようです。


寒霞渓ロープウェイ

京宝亭に立寄った後、バスは日本三大峡谷美として名高い「寒霞渓」に向かいます。
標高917mの山頂まで、約5分でつなぐこのロープウェイは最大定員40名の、中型のロープウェイです。


寒霞渓の景色

ほとんどガラス張りのロープウェイから見える「寒霞渓」の景色は、いわゆる奇岩怪石や絶壁が立ち並ぶ、見甲斐のある景色の連続で特に、秋の紅葉シーズンは有名ですが、緑と岩の組み合わせも悪くありません。


頂上駅と1億円トイレ

寒霞渓の頂上駅に着くと、小豆島名物のひとつ「そうめん」の試食が待っているでしょう。
昼食も用意されており、お土産購入の最後のスポットでもあります。
頂上駅の手前にある洒落た建物は、かつて竹下内閣がばらまいた(?)「ふるさと創成金」の1億円で建てたといわれる豪華トイレです。
また、頂上には展望台があり、谷に向かって“かわらけ”を投げることもできます。
この後、バスは往路に上陸した「福田港」から「姫路港」に向かうフェリーに向かい、帰路に着きます。

間近な海にエンジェルロードを望む温泉 …B514 小豆島温泉の旅(3)

B514 オリーブと潮風香る瀬戸内旅情 | 木曜日 6月 24 2010 12:43 AM |

露天風呂からエンジェルロード

小豆島の幸せスポットと呼ばれるエンジェルロードが見られる露天風呂で、海からの風を感じつつ、ゆったり手足を伸ばせる幸せ。


大浴場

夕食を頂く前か、それとも早朝の朝湯にするか、とにかく明るい中で海の景色を眺めながらの温泉タイムを楽しんで頂きたいのです。
泉質はアルカリ性単純温泉、だから美肌効果もちょっと期待できますね。
こんなに海が近いのに、お湯は山の方から引いているから塩っぱくないのです。
写真の大浴場と向こうに見える露天風呂。バスが着く夕方と翌朝に男性用と女性用のお風呂の入れ替えをしています。


露天風呂2

ホテルの方が言うには、つい先ごろまでこの露天風呂の前はこんな風に、海を見られなかったのだそうです。
目の前の海と露天風呂の間に、町道が走っていて最近やっと買収が済んでこの解放感を手に入れたのだとか。
少し前に、小豆島国際ホテルに泊まった方は、そうそうとうなづいておられるのでしょうね。


ロビーからのエンジェルロード

エンジェルロードは、ホテルの前の島に、一日に2度干潮時に現れる砂の道です。ロビーからもこうして眺められます。
夜が干潮ならライトアップされた砂の道を、歩いて渡ることができるのです。
庭からのエンジェルロード

さらに、ロビーから庭園に出れば、ますます身近にその神秘の自然現象を見ることができます。
ホテルの係員に訪ねれば干潮時刻表を見せてくれます。


朝食会場

人気の朝食バイキングは「コンベンションホール」で。


グリルマイアミ

オリジナルアイランドキュイジーヌが楽しめる「グリルマイアミ」は、こんな落ち着いた風情のレストランです。


売店コーナー

このシーサイドホテルには、プールやバーベキューガーデン、さらには結婚式場も揃っていますが、バス旅で訪れた私たちには大切な施設、土産物売店コーナーも、たっぷり面積を占めています。


小豆島産醤油数々

お菓子類、オリーブ油製品もお奨めですが、島産の醤油類も隠れた人気お土産です。
人様にあげるより、我が家用のお土産として人気があるそうです。


ロビーの向うのカフェ「ニース」

バスの出発時刻までを優雅に過ごしたいなら、ロビーの隅の「カフェ ニース」はいかがでしょう?


平和の群像

そうこうするうち、バスは2日目の小豆島観光に出発です。
まず最初に立寄るのは、ホテルの近くにある「土庄(トノショウ)港」の入り口横に建つ「平和の群像」です。
映画「二十四の瞳」の高峰秀子の先生に似ているこの像は、1956年に除幕式があったもので、台座のタイトル文字は、鳩山一郎さんの書だそうです。

小豆島国際ホテルの夕食は新鯛じまん …B514 小豆島温泉の旅(2)

夕食フル

さすが瀬戸内海に浮かぶ小豆島、新鯛づくしの夕食です。
なにやらピカピカした料理が多く並べられています。
なかでもひときわ目を引くのが、一人ずつにある大きな鯛の刺身盛りです。


フロントロビー

ホテルに着いて、広いフロント・ロビーに今夜のお泊まりの期待が高まります。


和洋部屋

通されるお部屋はこんな感じの、和洋部屋が多いようです。
また、窓から見える海の景色にエンジェルロードが眺められます。


夕食会場

夕食会場の宴会場です。


大鯛姿盛り

さすがに鯛が名物の瀬戸内海に浮かぶ小豆島です。
約1kgの大鯛姿盛りが、一人ずつ付いています。とは言っても、これで鯛の半身がお刺身になっているのですが、魚好きな方でも、充~分に鯛の刺身を頂けます。


三種の醤油

そのお刺身を頂くにも趣向が凝らされています。
オリーブと並ぶ小豆島の名産、地元産の三種の醤油で活きのよい真鯛の刺身を食すのです。
写真左から、やや洋風な「オリーブ醤油」カルパッチョのような味わいになります。
真中は「もろ味醤油」で、少しお味噌に似た味です。
右側は、昔から島に伝わる甘口たまり醤油「ヤマハ醤油」、こってりした味が淡白な鯛の刺身を引き立てます。


旬魚の切り身ほかの「焼物五種」

食前酒は「島産すもものワイン」。このホテルオリジナルのワインでやや強め。
フルセット写真の真中の白いのが「牛乳豆腐」、本日の一品。そして写真の料理は「鯛切り身焼物」に合鴨、筍、梅あえ、細工ゆで卵など五種盛りです。


鯛しゃぶ材料

ほかに、魚好きの好物(でしょう)「鯛兜荒炊き」も甘くておいしい煮付けですが、なんと言っても銀色に輝く鍋が人目を引いています。


鯛しゃぶを、自家製ポン酢で召し上がる

こうして、自家製ポン酢でしゃぶしゃぶで頂くと、新鮮な鯛の刺身の活かし方が分かります。
鯛しゃぶは、少し刺身に近いくらいでもOKなので、湯をさっとくぐらせるくらいで召し上がるのがよいでしょう。


鯛めし

気が付くと、刺身にならなかった鯛の半身は、こうして手を変えしなを変えて様々なお料理になって、私たちの目の前に並んでいるのです。
さらに、ご飯も炊きたて「鯛めし」です。


自家製杏仁豆腐

ほかにも特筆すべきお料理が一杯。
「小豆島手延べそうめん」は、さすが本場の名品という旨さ。
椀物も、目の前のエンジェルロードの砂浜で捕れる「浅利お吸い物」が美味しい。
そして満腹なお腹のどこ(別腹)に入るかという心配はすぐに吹き飛ぶ「自家製杏仁豆腐」が、この写真です。
島牛乳が練り込まれていて、これぞ本物の杏仁豆腐だぁ、と叫びたくなるくらいの出来栄えです。

小豆島に渡るとオリーブが一杯! …B514 小豆島オリーブ温泉の旅(1)

オリーブ記念館

姫路港から小豆島・福田港まで、小豆島フェリーで約100分の船旅を楽しんだ後、バスはまず最初に2008年3月にリニューアルオープンした「小豆島オリーブ公園」の中心施設「オリーブ記念館」に立寄ります。


アテナ(アテネ)神像

記念館に入ると、オリーブの女神・アテナ像が迎えてくれます。
この記念館では、オリーブの歴史や産業、オリーブオイルの特質などを、資料や映像、グラフィックで紹介する「オリーブまるごと情報ギャラリー」がドームに沿って並んでいて、私たちを即席のオリーブ通にしてくれます。


売店フロア

もちろん、真面目な(?)解説コーナーだけではなく、オリーブ関連製品(いろいろあります)を中心としたお土産物売店も充実しています。
オリーブ関連はこの施設が最も充実しているので、珍しいものはここでどうぞ。


オリーブオイル試食

サラダにかけるくらいが多い私たちですが、地中海地方ではそのままパンに漬けたりして食べるそうです。
記念館でもこんな風に、パンとオリーブオイルの試食コーナーがあります。


土産用オリーブオイルの種類

気に入った方は、お土産コーナーにある色とりどりのオリーブオイルから、お選びいただけます。


オリーブ公園マップ

ところで、このオリーブ公園は記念館のほか、様々な施設がいかにも地中海を訪ねたかのような気分を味合わせてくれる、きれいな公園なのです。
マップを参考に、少し歩いてみましょう。


記念館前のテラスから左側

記念館前のテラスから眺めた景色の左側です。


右側の眺め

そのまま右の眺めに目をやったところです。
写真右端に白く見えているのが、この公園のシンボル的存在の「ギリシャ風車」です。
それでは、そちらに行ってみましょう。


ギリシャ風車

オリーブ畑の中の小路を7~8分歩くと、緑の斜面に建っているギリシャ風車に着きます。
ご覧の通り、絶好の撮影スポットですのでバスの出発時刻をしっかり把握して、なるべく頑張っていかれるとよいでしょう。


日時計

ギリシャ風車を訪ねたら、記念館前の広場に戻ります。
この日時計や、全体的な雰囲気がまるでギリシャにでも言ったような感じなので、ここも記念撮影スポットでしょうか。
向こうに見えるイスタンブールのような建物は、レストランや日帰り温泉施設のある「サン・オリーブ」です。
残念ながら、今回のバスツアーでは立寄る時間がないので、また小豆島を訪ねる機会まで。


小豆島国際ホテル

1日目は、オリーブ公園を訪ねた後は、早めに今宵のお宿「小豆島国際ホテル」に向かいます。
ホテルの壁面には「平成二十年度 NHK第1回元気魂大賞全国第1位」の垂れ幕が誇らしげに掲げられています。