七滝と名物寺、洋ランの伊豆観光旅 …A012 北川温泉(4)

A012 2010冬 波音と朝焼けの東伊豆 | 火曜日 1月 12 2010 12:00 PM |

初景滝への道

東伊豆の北川温泉「つるや吉祥亭」に泊まった翌日、バスは中伊豆の山道を北上します。
最初に立寄るのが、特徴あるループ橋の手前を右に入って「河津七滝(ナナダル)」です。バスを下りて、写真の谷川沿いの遊歩道を少々歩きます。


七滝マップ

七滝、と云う通り、谷川の上流から下流にかけて七つの滝があります。
上から数えて4番目の「初景(ショケイ)滝」までは、歩きやすいなだらか坂道ですので、ぜひ見に行きたいものです。


初景滝

伊豆の踊子と一高生の主人公の像がある「初景滝」は、滝の高さは七滝の3番目の10mで、周囲も開けているので一番人気があるようです。


大滝

時間があって体力もある場合は、一番奥の「釜滝」まで行くのもありでしょうが、今回は「初景滝」までで引き返し、一番下にある一番大きな「大滝」高さ30mを見物する方がよさそうです。
これでも、かなりな山坂の下り上りがあるので、運動不足の方にはなかなかきついのであります。


明徳寺山門

河津七滝で滝から出ている(と言われる)オゾンを吸い込み、いい運動をした後、バスは河津ループ橋から天城峠、湯ヶ島と国道414号線を北上して、パンツ寺の異名を持つ名物寺「明徳寺」に立寄ります。


明徳寺境内

なにゆえパンツ寺などと云う異名が付いているのかと云うと、このお寺は曹洞宗の寺院で、東司(トウス)の神様である烏彗沙摩(ウスサマ) 明王をお祀りしていて、東司(=便所のこと)から、下の病気を治す神様への信仰につながっているのです。
さらに、年を取ってから下のお世話にならないようにと云う願いもあって参詣の方も多く、お守りとして下着類など販売もしています。
また、「おまたぎ様」とか「おさすり様」もありますので、ぜひ見聞をお広めください。


洋らんパーク

さて明徳寺を出発したバスは、さらに北上し「伊豆市」から「伊豆の国市」に入って、「洋らんパーク」に到着します。
写真向かって左側のレストラン「洋蘭飯店」で昼食、休憩時間には右奥にある花と緑の大温室「トロピカリウム」(別途入館料800円か、こちらの「トロピカリウム割引券」をプリント)でお楽しみを。


トロピカリウム内部

トロピカリウムに足を踏み入れると、いかにも南国らしい空気に、ランの花の香りが漂ってきます。


道の駅・情報館

温室はもう観光済みと云う方たちは、洋らんパークの各ショップでのお買物や、同じ敷地内の別棟の「道の駅」や伊豆ロケをした映画の「情報館」などもおもしろいのでは。


焼津さかなセンター

伊豆からお別れした後、最後の立ち寄り先に「焼津さかなセンター」があります。


さかなセンター内部

こちらで、魚が美味しかった伊豆のバス旅を振り返りつつ、新鮮な海産物やちょっと立ち食いをして、今回の楽しい旅をしめくくりましょう。

海の音、海の風、海の温泉を満喫できます …A012 北川温泉(3)

A012 2010冬 波音と朝焼けの東伊豆 | 日曜日 1月 10 2010 1:01 AM |

本館「望海」内湯

夕食の前か後かは好き好きですが、こちらの温泉はナトリウム-カルシウム・塩化物温泉で、舐めるとしょっぱいお湯です。
このタイプの温泉は、体を芯から温めてくれますので、お部屋に戻ってからいつまでもぽかぽかするのが特徴です。
写真は、本館の大浴場「望海」の檜造りの内湯です。


望海露天風呂1

こちらが「望海」のふたつある露天風呂の片方です。


望海露天風呂2

そして、もう一方の露天風呂がこちらです。


本館「天城路」

本館の1階には「望海」のほかに、もうひとつの大浴場「天城路」があります。
写真手前は内湯で、画面の奥の方に露天風呂も見えています。
「望海」と「天城路」は時間で男女を入れ替えていますので、翌朝には反対のお風呂も楽しむことができるようになっています。


本館湯上がり処

どちらのお湯に入っても、楽しめるのが「湯上がり処」です。
この湯上り処では、静岡茶やスポーツドリンク、生ビール等が用意されているので、本当にゆったり気分が味わえます。


本館1階宴会場「吉祥」

それでは、少し館内探検に出かけましょう。
1階の大浴場「望海」「天城路」の反対側に夕食会場だった宴会場「吉祥」があります。
お泊りの日によっては3階の大宴会場「松風」だった方も見えるかも…。


膳処「彩」

その途中の木の質感が大変よく使われている、和懐石料理の「膳処 彩(イロドリ)」があります。
こちらは個人客用なので、また別の機会があればいいね、と見ただけですが…。


2Fつるや横町

木の階段を上った2階には、懐かしの(?)音楽が流れる昭和レトロな空間「つるや横町」があります。
ここには、ダーツや射的、ヨーヨー釣りなどの縁日遊びの再現や、ワタアメやところ天、ビールや地酒などのアルコール類まであって、それぞれの¨あの日あのとき”に戻ることができるのです。


黒根岩風呂

探検と言えば、お天気がよかったらすぐ前の海岸にある「黒根岩温泉」にチャレンジする手もあります。
真冬はさすがに無理かと思いますが、それ以外の季節ならお奨めです。
公共露天風呂ですが、宿泊客は入浴無料なので海を思いっきり間近に感じられるでしょう。毎日19時から21時は女性専用になっていて、それ以外は混浴なのがドキドキするところ(?)ですね。


別館

もっと探検したい方は、本館から少し離れた高台に建つ「つるや吉祥亭 別館」まで足を伸ばしてみるのもありかも知れません。


別館のお風呂

こちらにも、「碧海」と「和月」と云うお風呂があって、本館が海の湯ならこちらは¨山の湯”といったところです。
こちらも男女入れ替え制なので、どちらに入ることができるかは運任せです。
なお、本館の宿泊客でも入浴は別料金でお一人525円かかるようですから、その旨ご了解ください。

美味しい魚と昇る朝日が名物の「和」リゾート …A012 北川温泉(2)

A012 2010冬 波音と朝焼けの東伊豆 | 木曜日 1月 7 2010 11:04 PM |

つるや吉祥亭

萬城の滝の水音がまだ耳の奥に残っているうちに、バスは伊豆山中から東海岸へと出て参ります。
伊東から国道135号線を南に下ると、熱川温泉の手前が「北川(ホッカワ)温泉」で、海岸の間近に「つるや吉祥亭」があります。


吉祥亭前の海岸

ちなみに、取材当日はあいにくのお天気ではありましたが、目の前の海岸はこんな風に広がっています。
ホテルのお部屋は、海に向いていますので、朝日が昇る様はさぞかし素晴らしいものでしょう。


ロビー

ホテルに入ると、こんなきれいなロビーになっていて、「和」リゾートというホテルのコンセプトがよく表われています。


土産物ショップ

「和」のテーマは、土産物ショップにも反映されています。
こんな可愛らしくてきれいな和小物が、私たちの目を引きつけます。


人気の土産物

そうは言っても、一番人気はやっぱりお部屋に出るお茶請けのお菓子なのは、ここでも変わりません。


料理長お奨め品

もうひとつ特徴があるのが、この「料理長のおすすめ」です。
伊豆特産のわさびのお土産を、味の専門家のおすすめで求めるのも良いかも知れませんね。


ロビーラウンジ

このホテルの内装センスは、ロビーラウンジにも表われていて、つい腰を下してしまいたくなるような、ゴージャスな応接コーナーがあります。


夕食フルセット

とは云うものの、やはり本命は夕食のお料理です。
伊豆東海岸の新鮮な海の幸が、季節季節の装いで私たちを待ち構えています。


キンメダイ鍋

この時季「冬」の主役はキンメダイでしょう。
鍋ものとして供されるのは、「地金目鯛と鴨肉、鴨団子の鍋、天城そば添え」です。
鴨肉との相性も良く、コラーゲンも豊富でやわらかな味わいは、女性客に喜ばれるはずです。


煮物・焼き物

「焼き物」も、この日は地金目鯛、「煮物」も地金目鯛と伊豆椎茸の煮付けとなっています。冬のキンメダイは脂がのって、煮ても焼いても美味しい魚です。
地金目鯛の「地」にこだわっているところが、地元の海で獲れた鮮度の誇りです。従って、不漁の場合に魚が変わるのはご勘弁くださいとのお話でした。


お造り

キンメダイにばかり目が行ってしまいましたが、やっぱり伊豆の海の幸は「お造り」でしょうか。
当り前に並んでいるので、普通に箸を伸ばしてその歯応えと甘みに感心してしまいます。

シャトーのワインでまったり、滝の音でしゃっきり …A012 北川温泉(1)

A012 2010冬 波音と朝焼けの東伊豆 | 日曜日 1月 3 2010 12:18 AM |

シャトーTS

「中伊豆ワイナリー」は、伊豆半島の中央部にある伊豆市の小高い丘の上にあります。
天然温泉やスポーツ施設があるホテルと、6ヘクタールもあるブドウ畑を有する、写真の「伊豆ワイナリーシャトーT.S」などから成っています。


シャトー内部

シャトーTSには、主にカリフォルニアワインについてのあれこれが様々な形で展示、即売されています。
入口を入ると、


フロア案内

内部の案内図があるので、とりあえず行き先を確認しましょう。
入ってきたのは2階部分で、有料と無料のテイスティングができる「ワイングッズショップ」があります。
案内図の「レッドブル」は3階、「ナパバレー」は4階、屋上に「恋の鐘」と名付けられた鐘撞き堂があります。


ワイングッズショップ

ワイングッズショップには、多くのワインのほか、チーズやハム・ソーセージなどが陳列されています。
また、いろいろなワインを試飲できるコーナーもあるのでお楽しみに。


マップ

中伊豆ワイナリー自体は、前述のように大変広大な敷地にある複合施設ですが、今回の立寄り目的は、この地図で見るような「シャトーTS」周辺の各施設になります。


ぐらっぱの丘

シャトーから少し離れたところにある「ぐらっぱの丘蒸留所」では、


ぐらっぱの丘蒸留所内部

建物の中にあるブドウ棚の下で、ワインやバーベキューが楽しめるようになっています。


萬城の滝下り口

中伊豆ワイナリーで充分ワインの試飲とお買物を楽しんだ後、バスは山道を上って、知る人ぞ知る伊豆の名瀑「萬城(バンジョウ)の滝」に立寄ります。
ここでは、昼なお暗い細い山道を下る、例によっての滝見物となります。


萬城の滝1

さほど心配(上りの)するまでもなく、「萬城の滝」が現れます。
この滝は、静岡県伊豆市中伊豆地区にある高さ20m、幅6mの滝で、狩野川の源流「地蔵堂川」の上流に位置しています。


萬城の滝アップ

古くは「大滝」と呼ばれ、赤牛に乗った「赤姫」がミズノ音に合わせて機を織る音が、牛の鳴き声に似ているので、滝の主は赤牛なのだと云う伝説があるほど、太く重い滝の音が印象的です。


萬城の滝3

またこの滝は、別名「裏見の滝」と呼ばれているのですが、写真では黒い線に見えている裏から見るための歩道が2001年頃の落石以来、通行禁止になっているので、残念ながら現在は見ることができません。