蒲鉾、しらす丼、鎌倉ハムに鳩サブレ …A011 箱根湯本温泉(4)

鈴廣かまぼこの里

箱根湯本温泉から、いかにも山を下る(箱根駅伝が頭に浮かびます)と云う感覚で、小田原までバスは進みます。
2日目の立ち寄り先は、小田原市街のはずれの海近く、風祭という地に名代の名店「鈴廣」の店舗群が展開しています。


蒲鉾スタジオ

店内はとても広くきれいで、まるでデパ地下のよう。こんな「蒲鉾スタジオ」では、蒲鉾作りの実演もあり、


店内2

洋風のオードブル的商品もあり、伝統的な蒲鉾、練り製品も数多く陳列され、うれしいことに期待の試食品も充実していますので、結構ショッピングに力が入ります。
また、このメインショップの「鈴なり市場」の西隣りの「鈴廣蒲鉾本店」は、正統派高級かまぼこの販売店で、さらに通りひとつ隔てた処にある「かまぼこ博物館」も、時間が許せば見ておきたいところです。


鶴岡八幡宮マップ

小田原を出て、バスは湘南の海岸線に沿って東に伸びる国道134号線を走ります。このコースは、いかにも湘南という雰囲気の濃い道路で、湘南ボーイや湘南ガールを車窓に眺めながら、やがて江の島を過ぎ、江ノ電と併走しながら鎌倉市街に入っていきます。鎌倉では、ゆったりめの自由時間がありますが、まずは鶴岡八幡宮へ参拝ということになると思います。
さすが有名処、境内も広いのでマップでおよその建物の位置関係をご確認ください。


鶴岡八幡宮

若宮大通りから、朱塗りの大鳥居をくぐり上のマップの最下端に見える赤鳥居(三の鳥居)まで、結構歩きます。
そして、この境内に入ると屋台店の通りを過ぎて、舞殿の右辺りに来たのがこの写真の光景になります。


大銀杏

上の写真の舞殿(赤い大きい建物)の向うに少し見えている石段の左側のわきに、あの頼家の子「公暁」が三代将軍「源実朝」を討たんとして隠れていたと言われる大銀杏があります。


本宮

その石段を登り切ったところに「本宮」があり、手前左には巫女さんがおみくじやお守り、絵馬などを売っています。


小町通り

鎌倉では、自由散策・自由昼食になっているので、行き先の心配をされる方もあるとは思いますが、長谷の大仏に行く方は、江ノ電で「はせ」まで行って、高徳院を目指します。
また、建長寺や東慶寺などの有名寺院を目指す方は、その方角へとそれぞれの行き先を選びます。そうでない方、昼食を重視される方は、メインストリート「若宮通り」の西側に並行する「小町通り」を歩いてみましょう。


小町団子

小町通りは、道幅が狭い上に観光客が非常に多く、さらに飲食店や物販店も多い通りで、「鎌倉駅」までお店がびっしりですから、食べ処には事欠きません。
こんな「小町団子」や手焼きせんべい、など食べ歩きも可能で、


しらす丼

近くの海から揚がった新鮮魚介、なかでも「しらす丼」は名物です。
また、小町通りの西側の店並びの真中くらい、「かまくら画廊」の向かいに「鎌倉ハム」のお店もあります。そのほか、和洋中の高級店から庶民派店まで
選ぶのが大変なのが、また楽しみな通りです。


鳩サブレ

そうかと思うと、大きな通りの「若宮通り」にも、洒落たお店が一杯あるので、こちら側も見ておきたいものです。
特に見逃せないのは、二の鳥居の近くの鳩サブレの「豊島屋」です。そのほか、鎌倉彫の名店やお蕎麦の名店も、若宮通りに並んでいます。
一日中いても廻り押せない鎌倉の自由散策は、初めての方ならこの鎌倉駅から鶴岡八幡宮の間だけにされるのがよいではないでしょうか。

朝湯、朝酒、朝飯大好きで♪ …A011 箱根湯本温泉(3)

湯の里露天風呂

小原庄助さんと違うのは、朝寝じゃなく早起きで朝風呂から始まるのがバス旅の良いところでしょうか。
頑張って、昨夜は暗くてよく見えなかった処を確かめようと、もう一度「湯の里」に出かける方も多いでしょう。周囲が見えることが露天風呂の良さだと、再発見出来るかも知れません。
写真は、湯の里露天風呂の中で、一段高い場所にあるお風呂から露天風呂全体と大浴場方面を眺めたところです。


湯の里大浴場

内湯の大浴場も広々していますが、ホテルのお風呂に未だ入られていない方は、そちらにも行きたいので、あまりのんびりはしていられないかも…。


ホテル大浴場

ホテルの大浴場は、湯の里に行くときに上るエスカレーターの横にあり、男性用が1階、女性用が2階にあります。
こちらが大浴場の内湯で、湯の里の大浴場より広くなっています。


ホテル露天風呂

露天風呂のスケール感は、湯の里に負けますがかえってこちらの方が、のんびり入っていられてよい、という方もみえるはず。


朝の足湯

大浴場を出て、朝食バイキングの会場に向かう途中に、昨夜寄った「見晴し茶屋」と足湯があります。
カラー照明がなくても、すっきりした良い足湯です。


朝食会場

朝食バイキングの会場は、ホテル7階の「スカイラウンジ」です。


缶ビール

よくあるホテルのバイキングですが、ちょっと違うのがこの「缶ビール」300円や、お酒を売っていること。
バス旅の朝食バイキングのセッテイングの中に、朝酒が用意されているのを初めて見ました。


かまぼこ&ちりめんじゃこ

洋食系、和食系の様々な料理が並んでいるのは、いつもと同じですが、和洋どちらでも取っておきたいのが、この「小田原蒲鉾とちりめんじゃこ」です。
それほど美味しいので、お忘れないように、です。


マイ朝食

例えば、こんな風に和洋合併型もいいもんです。
かまぼこ、ちりめんじゃこの他、小アジの干物もいけてます。


土産物ショップ

朝食をしっかり摂って、部屋に戻って忘れ物がないように荷物を持って、バスの出発を待つ間、もう一度土産物売り場を覗くもよし、


ロビーラウンジ

ロビーのラウンジでコーヒーでも飲んでいるのもよし、です。
この気分が、観光バス旅行の醍醐味なのかも知れませんね。

これぞ箱根の温泉、「ホテルおかだ」の夜 …A011 箱根湯本温泉(2)

ホテルおかだ全景

箱根登山鉄道「箱根湯本」駅を右手に見てしばし、バスは国道1号線から左の山道に入ります。
箱根湯本温泉らしさを濃く感じ始めた頃、谷川(須雲川)べりに今宵の宿、「ホテルおかだ」が現れます。


湯の里

部屋に案内されれば、早速お風呂でしょう。ということで、浴衣に着替えタオルを持って温泉チェックです。
今夜のお宿は、宿泊しているホテルのお風呂のほかに、「湯の里」という温泉専門施設(日帰り温泉)もあるというので、まずはそちらから。
「湯の里」までは、宿泊ホテルから外に出て、系列のホテル「箱根の森おかだ」を突きぬけるか、外回りに道路を少し歩きます。


湯上がり休憩所

「湯の里」に入るとフロントがあって宿泊客ということをチェックしてもらって、エレベータで上に上がると、湯上がりの休憩コーナーがあります。


夜の湯の里露天風呂

ここには大浴場と、いくつも岩風呂のある露天風呂が待っています。
泉質は、弱アルカリ性単純温泉で、大涌谷のイメージからすると硫黄の臭いがするのではと思いますが、無味無臭の温泉です。


ホテル内休憩所

「湯の里」からホテルに戻ってくると、こんな休憩コーナー(見晴し茶屋)もあります。
軽く飲食もでき、外に出られるようになっているので出てみると、


夜の足湯

ムーディーな照明に浮き上がる「足湯」があります。


夕食フルセット

それでも、さすがに夕食前では、ということで足湯も明日にするとして、夕食会場に向かいます。
ずらり並んだお料理を前にするとつい、なにから行こうかな、みたいな気分になるのは食欲のせいでしょうか。
(もちろん、こんな風に席に全部並んでいるわけではありません、念のため)


前菜

どれにしようかな…、と選ぶまでもなく、まずは「先付け」か「前菜」からでしょう。
今夜の「先付け」(フルセット写真左端)は「くるみ豆腐」で、ぱく。
写真の前菜は、「秋刀魚柚庵焼」「鱈子昆布巻」「馬鈴薯寄せ」「柿チーズ博多」「えのき真砂和え」です。
さあ、どれがどれなのかお分かりですか?ヒントは、馬鈴薯は透明に見えている、です。


天ぷら

前菜の楽しさは、お品書きやお献立表を見ながら(ない場合もありますが)、視覚と味覚をフルに働かせて、味わうことかもしれません。
私は分かりやすいのがいいの、という方は、熱いうちに抹茶塩で召し上がる「強肴」(=天ぷら)がお気に入りかも。


焜炉・鍋仕立て

でも、誰にも楽しみなのは、お膳で作る鍋物かも。
お献立表には「焜炉」となっている、この鍋は「赤魚」「海老ワンタン」「豚ロース」「鶏つみれ」に、野菜からマロニーちゃんまで、味のハーモニーが楽しめます。


カラオケクラブ「びい」

夕食でお腹いっぱいになって会場を後にして、さあ今夜はどうしましょ、という方々のために、いい情報をひとつ。
地階にあるカラオケクラブ「びい」がそれ。飲み放題、歌い放題で男性3850円(込)女性3150円(込)です。
お奨めの理由はフロアが大きく、各席にモニターがあって、カラオケボックスでは味わえない観光温泉地の夜を、しっかり味わえることでしょうか。
さすれば、箱根湯本温泉の夜は、ゆっくりゆっくりと更けて参るのでございます。

由緒ある観光地のよさがわかる箱根路の旅 …A011 箱根湯本温泉(1)

大涌谷神山登山道

大涌谷(オオワクダニ)は、約3100年前と2900年前の箱根火山の噴火でできた火山砕屑物と山崩れでできた谷間で、箱根火山の最高峰、中央火口丘神山(カミヤマ1438m)の北斜面の中腹にあります。
写真は、神山登山道をかなり登った地点から、「極楽茶屋」と駐車場を見下ろしています。


大涌谷マップ

大涌谷のマップからご紹介すると、左の神山登山道と右の「玉子茶屋」に登る2つのコースがあります。
「玉子茶屋」コースの方が登る人も多く、酸性熱泥でゆでている玉子作り場が見ものです。


黒玉子

何ヶ所かで、地熱を利用して作られたゆで卵が販売されています。
大涌谷の温泉に含まれる硫黄と鉄分が卵の殻に結びついて、黒く変色していることから「黒玉子」と呼ばれ、1個食べると7年寿命が延びるという謳い文句で、人気を集めています。
黒玉子茶屋のそばにある温泉池(80℃)で約1時間ゆで、蒸し箱(約100℃)で5分ほど蒸して作るのだそうです。


黒玉子茶屋コース

昔は大地獄と呼ばれていましたが、明治天皇が小地獄の温泉に入られた際「小涌谷」と名付けられたのに合わせて、今の呼び名に変わりました。
外国人の観光客も大変多く、各国の言葉が聞こえてくるといかにも国際的な観光地にいるんだなぁ、と思えます。
観光客の後ろにある板塀の裏に見える箱は、黒玉子の蒸し箱です。


泥泡地獄

どちらかと言えば、神山登山道の方が険しい感じで、こちらの黒玉子茶屋コースの方が道が整備されています。ただ、どちらのコースも火山ガス(亜硫酸ガス、硫化水素ガス)が噴出しているため人によっては気持ち悪くなることもあるので、注意が必要です。
写真は、黒玉子を作っている酸性熱泥の「温泉池」です。


大涌谷の富士山

富士山が見えれば、みんなこんな風にシャッターを切りたくなりますよね。


芦ノ湖

大涌谷から山道を下ってバスは「芦ノ湖」に到着します。
標高723mにある約3000年前の神山の噴火でできたカルデラ湖「芦ノ湖」は、写真に写っている「芦ノ湖遊覧船」や、海賊船型の「箱根観光船」の遊覧船が行きかう観光名所で、ブラックバス釣りのメッカでもあります。


箱根マップ

箱根の第二の立寄り地「芦ノ湖」と「箱根関所跡」辺りの父関係は、このマップの通りです。


箱根オルゴール館

上のマップ内の赤印が「箱根オルゴール館」の位置で、箱根土産などが1階に並び、2階にアンティークオルゴールなどが展示販売されています。
オルゴール好きな方には、オリジナルオルゴールが作れる体験工房がありますが、30~40分かかるのでバスの出発時間を考慮してチャレンジしましょう。料金は別途で、作るものによりますが大体1500~2500円くらいのようです。


箱根関所付近の店並び

この辺りには、土産物屋さんも多いので覗いて歩く¨観光客歩き”も楽しめます。


関所跡

有名な箱根関所は、2007年春、江戸時代末期の箱根関所解体修理の詳細な報告書に基づいて、調度品に至るまで忠実に復元されています。