醍醐寺参拝後の昼食は、「雨月茶屋」恩賜館で「秋会席」を頂きます

醍醐寺 | 月曜日 12月 7 2015 11:34 AM | Tags: , , ,

01 DSC_0439 雨月茶屋恩賜館
醍醐寺境内の一角に建つ「醐山料理・雨月茶屋」の「恩賜館」は、昭和4年に宮内省より下賜された、京都御所から移築した由緒ある建物なのだそうです。

玄関正面の飾り付けいかにも京の歴史を感じさせる厳かな佇まいの玄関を入ると、「雨月茶屋」の名入りのぼんぼりのお出迎えが趣深く、これからお昼を頂く私たちの期待が膨らみます。

玄関からの小廊下玄関上がりを右に、短い廊下を歩むと、座敷があります。

皆、口数も少なく品よくふるまいたくなる(…?笑)、そんな空間です。

昼食会場のお部屋ありがたいことに、シックなテーブルと椅子が並んでいて、最近はきちんと座ることが少なくなった私たち(の大部分)をホッとさせてくれます。

秋会席そして、お待ちかねの昼食、京の「秋会席」です。

本当は、奉書鍋用の竹籠に並んだ具材や、お造り、松茸ご飯、デザートなどは順を追って出て来るのですが、ここは取材用に一度に並べています。

土瓶蒸しお料理は、どれも日本料理の良さを感じさせてくれるものですが、特に気になる「土瓶蒸し」の中身をご覧に入れましょう。

海老の隣りの白い具は、京都らしく骨切された「はも」です。
火を使う料理が二つあるので、まずは「土瓶蒸し」から火が入ります。

火が消えかかる頃、上のフルセット写真で見た土瓶蒸しの下にある黒い器に取って、カボスを絞って頂きます。

京野菜の奉書鍋土瓶蒸しの火が消えると、お次は竹籠の具材(野菜・鶏つみれ・海老しんじょ)を奉書の鍋に入れ、火にかけます。

紙の鍋でも、中につゆが張ってあれば大丈夫なのはご存じの通りで、やがて煮立ったところをれんげですくって頂きます。

塩味が薄めの京風のおつゆは、ダシが効いていてとっても美味です。

外の屋台食事が終わったら、バスの出発時刻まで外に出てみましょう。

このように屋台が何軒も並んでいて、酒まんじゅう、京漬物、清水焼、茶だんご、八橋、ゆばまん…etc etc、縁日のような楽しさです。

お休み処の茶店雨月茶屋さん直営のお休み処、お土産処もぜひぜひ覗いてみましょう。

写真真ん中の緑の服の方が売っている「ちりめんさんしょう」も、京都の名物ですね。

お休み処こんな風に、和装の女性が見られるチャンスが多いのも、いかにも京都、ですね。

雨月茶屋カフェ和風の茶店だけでなく、バス駐車場側には洋風のカフェもしっかりあるので、コーヒー党の方はこちらにどうぞ。

 雨月茶屋からの門ちなみに、お休み処広場の土塀の門を出ると、すぐ「三宝院」の入口受付があるようになっています。

◆使用した写真は全て、2015年11月27日に撮影したものです。

太閤秀吉も愛した、桜と紅葉の大寺院「醍醐寺」を満喫しよう

醍醐寺 | 月曜日 11月 30 2015 11:23 PM | Tags: , , , ,

醍醐寺・三宝院の門と受付
『醍醐の桜』で有名な京都伏見の「醍醐寺」は、真言宗醍醐派総本山の壮大な寺院で、長く続く白壁の内の広い境内に、歴史ある建物と四季折々を彩る草木が配置されています。

観光バス駐車場から白壁沿いに石畳の道を歩くと、最初に訪れる「三宝院」の門と受付が、前方に見えます。


境内図皆さんに配布される、三宝院のパンフレットにある「鳥瞰図」でご案内しましょう。

図の左下に「三宝院」があり、通りを隔てて昼食会場になっている「雨月茶屋」があります。

私たちは、雨月茶屋の右の「駐車場」から出て、「霊宝館」の前を通って前方に「三宝院」を見ている、それが最初の写真の光景です。


三宝院門の中に入ると、大きな「太閤しだれ桜」と「三宝院」の建物、そこから伸びている白壁が目に飛び込んできます。

「三宝院」は1115年に創建されて以来、醍醐寺全体の本坊的な存在であり、歴代の座主が居住している建物です。

また、白壁の内側に、国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園があります。


三宝院玄関こちらが、三宝院の玄関です。

ここで履物を脱いで(そのまま置いて行くので、目印を用意した方が良いでしょう)、

画面の右方にある「葵の間」「勅使の間」の前を通って、太閤秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をしたという庭園を眺められる「表書院」に向かいます。
(※室内もお庭も撮影禁止です)


唐門庭園を眺めた時、池の中に浮かぶ「亀島・鶴島」や「藤戸石」「加茂の三石」などの名物より目立っていた

国宝の「唐門(=勅使門)」が、三宝院拝観を終え、次の「金堂」「五重塔」に向かう道から眺められます。


仁王門に向かう参道目を転じれば、皆の歩く参道の向こうに「仁王門」が見えています。


仁王門「仁王門」をくぐった先が「下醍醐」と呼ばれる寺院域で、主だった建物がそこここに散在しています。

さらに先に進んで、「秀吉花見跡」「女人堂」辺りから先の、醍醐山山頂にかけては「上醍醐」と呼びます(鳥瞰図参照)。


仁王門から先の楓の参道仁王門の先は、山の雰囲気が漂う楓並木の参道になっています。

広い境内なので、紅葉のタイミングもそれぞれで、取材時(11月27日)はご覧のように、まだ緑爽やかな楓のトンネルでした。


金堂しばらく歩くと、見える大伽藍が「金堂」です。

入母屋造本瓦葺きの、国宝「金堂」は太閤秀吉が紀州から移築したもので、ご本尊の薬師三尊像(重要文化財)が安置されています。

五色の幕は、「五正色幕(ゴセイジキマク)」又は「五間色(ゴケンジキマク)」といい、特別な行事の際に本殿の正面に取付けられると云います。


五重塔金堂の反対側には、見事な「五重塔」が威容を誇っています。

この「五重塔(平安時代・国宝)」は、醍醐天皇のご冥福を祈るために朱雀天皇が起工し、村上天皇の代(951年)に完成した京都最古の木造建造物です。

また、内部に描かれている壁画は、密教絵画の源流と云われています。


不動堂金堂の隣りにあるのは「不動堂」です。

お堂の外に石彫りのお不動さんが立っています。


観音堂手前の小門不動堂の次の「祖師堂」を過ぎると、やがて小さめの山門が現れます。

この門の先は「観音堂」や「弁天堂」、さらにその奥の「上醍醐」に続いています。


観音堂「観音堂(旧・大講堂)」は、 昭和5年(1930年)に建立された、新しく美しい伽藍です。

消失した上醍醐の准胝堂の西国札所が仮設されているので「観音堂」となっています。


弁天堂1観音堂の隣りにある池から見えるのは「弁天堂」です。

赤い橋と池、そして桜や紅葉が赤いお堂とマッチして、大変美しい眺めの名所になっています。
(残念ながら、取材時には大分紅葉が散っていましたが)


女人堂、太閤花見跡、上醍醐寺へ弁天堂の横にあるお休み処「寿庵」の脇を通って、池のふちを周って進むと、ぐっと山らしさが増してきます。

この先には「女人堂」や「秀吉花見跡」、さらには「上醍醐」諸坊がありますが、相当の健脚でないと時間的にも無理そうなので、この辺りで下に見える「弁天堂」を目指して下りた方が良さそうです。


上から見た寿庵、弁天堂上から見た「弁天堂」と「寿庵」の眺めも、なかなかのものです。

それでは、来た道を戻って、昼食会場の「雨月茶屋」に参りましょうか。


霊宝館最初の石畳の参道に戻ってくると、時間があれば寄ってみたい「霊宝館」があります。

この「霊宝館(入館料別途600円)」では、仏像、絵画をはじめとする約15万点におよぶ寺宝・伝承文化財のうちから、春夏秋冬で展示替えして公開されています。

◆使用した写真は全て、2015年11月27日撮影のものです。