夏の観光に最適!!鳴沢氷穴はなんて涼しいンダ!

鳴沢氷穴 | 木曜日 7月 30 2015 5:34 PM | Tags: , , ,

鳴沢氷穴、氷の壁
洞穴と言えば、夏でも涼しいのは当たり前、と思うでしょうが、ここは更に上(いや下?)をいっています。

寒い!くらいなんです。洞穴内の温度は平均3℃というから、冷蔵庫内(3~5℃)とほぼ同じです。

近くにある「富嶽風穴」と併せ、富士山一帯の火山活動(溶岩流出)が作り出した奇観で、氷穴は、溶岩に呑み込まれた巨木が、焼けてできた空洞なんだそうです。

写真は「鳴沢氷穴」の中ほどにある「氷の壁」。四角な氷が積んであるのは、昔切り出されて冷蔵庫代わりに使われた、氷穴の氷の再現だとのこと。


鳴沢氷穴管理棟氷穴観光に訪れた私たちが、最初に立ち寄るのが、この管理事務所と土産物売場がある建物です。

入口には、ペット同行のほか、幼児の抱っこ・おんぶや足元の不自由な方の入場を禁じている旨の注意書きがあります。

また、入場口には頭を保護するヘルメットや水たまり対策のゴム長靴などの無料貸し出しがあります。
※左側カテゴリー欄「C921 富士山五合目と氷穴(2/2)」後半の氷穴案内記事もご覧下さい。


氷穴マップ氷穴は、この図のようなコースになっていて、全体の長さは153m、ぐるっと回って来るのに15分ほどと書いてあります。


氷穴入口いよいよ氷穴の入口です。

こうして、いかにもの地底探検が始まる、という訳です。

そして、写真で目立っている手すりは、太い孟宗竹(と思います)をつないだもので、この先厳しくなる足元の、大事な命綱になります。


昔はここから氷を運び出しました氷穴に入る前に、このような解説板が立っています。

江戸時代には、こうして氷穴の自然氷を切り出して、幕府に献上していたと言いますが、近年の気候温暖化と来訪する大勢の観光客などの持ち込む暖気のため、切り出せるほどの氷は無く、一部は当時を偲べるよう、切り出した氷を積んで展示されています。


こんな風に続く狭い洞穴洞穴の中は、相当暗く、空気はひんやり、竹の手すりは随分冷たく、天井は低く…探検気分(観光気分というより)が、しわじわ盛り上がってきます。


その先の穴その先は、こんな狭くて低い穴、私は通り抜けられるの?という気分になるのでは…。

案内によると頭上までの高さ91㎝、だといいますが、目にはもっと低く映ります。


階段を下りるとそこを通り抜けると、急な階段になっていて、やっと下りると、かなり広い平らな場所になっています。

氷穴らしい、氷が沢山見られるのもここからです。

また「地獄穴」という、江の島までつながっているという伝説の穴の入口(もちろん入れません!)があるのも、ここなのでお見逃しなく。

そして、最初の写真の氷ブロックを積み重ねた壁の間の道を通って、さらに先に進みます。
寒さはピークになり、夏の軽装がうらめしくなる頃です。


氷の池氷の壁の道を抜けると、最大の観光ポイント「氷の池」が待っています。

ご覧のように、ワイヤーの柵があって、すぐ側までは立ち入れませんが、それでも十分感動の自然に滲みだしている氷の池や氷柱に目を奪われるでしょう。

が、ゆっくり見てもいられない…寒さ、です。


やっと地上へそのまま歩を進めると、これから下ってくる人たちとすれ違い、やがてほんのり明るさが増して、地上に戻る階段が現れます。

なんだ、もう終わりか、と思うより、やっと出られる!と思う方が多いんじゃないかと、感じられる外気の温かさ!です。

しばし夏の暑さから切り離されていた者だけが味わえる感慨です。
(ちなみにメガネの方は、真っ白なレンズに困る時間でもあります)


昭和4年天然記念物指定の説明板どんどん暑さが甦って来る道筋にある看板には、昭和4年、氷穴が国の天然記念物に指定された過程の説明版が立っています。

なにか昔の人も、この氷穴を同じような想いで観光したんだろうな、という気持ちになる看板です。


土産物売場最後に管理棟に戻ると、定番の土産物売場が待ち構えています。

ピンクの富士山は「いちごクランチ」、ブルーのは「チョコクランチ」、黒いのは「岩石クランチ」そのほか「ほうとう」が何種類かと、富士山のぬいぐるみが、山のように積まれています。

おもしろい狙い目は、奥の壁面に飾られているTシャツでしょうか、ここでしか購入できませんよ。

◆写真は全て2014年6月19日撮影のものです。