下田市内自由散策、自由昼食が楽しい …B108 堂ヶ島温泉(4)

ペリー上陸の碑

堂ヶ島温泉の旅の2日目は、朝10時に宿を出発して約1時間後に着く下田市内の自由散策になっています。
今から155年前、幕末の1854年3月31日に締結された日米和親条約で、函館と共に我が国最初の開港地になった下田市内には、当時の記憶がそこここに残っています。そして同時に、海が間近に感じられる港町でもあります。
そこで、ぜひ行ってみたいのが、海が一番感じられる「ペリー艦隊来航記念碑」のあるこの場所、155年前にペリーがここに上陸したのか、と思って見ると美しい港景色の感慨も深まる、っていうもんです。


下田マップ南半分

このツアーに参加された方には、こんな散策マップが渡されます。掲載容量上、下田市内の南側から2/3くらいのスペースですが、これを参考にご案内させていただきます。
バスの駐車場は、マップの右端真中あたりの「下田開国博物館」の近くになると思います。
そこが自由散策・自由昼食のスタート地点ということです。


下田開国博物館

そこで、昼食まで時間があるので、この博物館で“下田の基礎知識”を仕入れておく手もあるかと。ただし、入館料大人1000円が必要です。
「下田開国博物館」は、風待港(帆船時代ならではの)下田を、下田太鼓祭の再現と開港前後の様子で展示している1号館と、ペリー、ハリス、お吉などの重要人物の紹介ほかを展示している2号館に分かれています。
※写真はあいにく閉館後のもので、入口が閉まっていてすみません。


長寿庵

お昼も自由、ということですから、食べ物屋さんを探さないといけませんが、各自に配られるマップには、下田の“食の達人会”の案内も載っているので、味めぐりが楽しめます。まずは、最初の写真の「ペリー艦隊来航記念碑」のある下田港への、道順のマップ(98)番の「長寿庵」のおそばで軽くお腹を、という方はこちらで。
北海道産の玄そばの中心部のみの純白な「御膳粉」と称するそば粉を使用したおそばが自慢です。お薦めは「天ぷらそば1150円」。


了仙寺

下田に行って、ここに寄ってないなんて、と後で言われたくない方は、この「了仙寺」は外せません。
了仙寺は、幕末にペリーと幕府の間で日米下田条約が締結された日本開国の国指定史跡なんですから。
了仙寺から下田公園への約500m.平滑川をはさむ石畳の小道沿いにはなまこ壁や伊豆石造りの風情ある家並みの「ペリーロード」が続いています。


昭和湯

こちらは、個人的な趣味ではありますが、市内唯一(足湯は何ヶ所かあるようですが)の、天然温泉の銭湯「昭和湯」です。マップのペリー上陸碑のちょっと下にあります。
立ち寄り入浴時間は、9:00~20:30で、入浴料360円です。番台式の、昔ながらの銭湯です。泉質は単純泉、無色透明無味無臭のさっぱりとした肌ざわりのお湯。源泉温度は56℃と云いますから、加水している温泉です。


とんかつ錦

その近く、(26)番にあるのが、海の見えるとんかつ屋「とんかつ錦」です。最近、ここに移転開業したとんかつ屋さんです。
しっかりお腹を、という方向きのお店。パン粉、ソース、タルタルソースまで全て自家製のこだわり味で、お薦めは、さくさくのエビフライ、ヒレカツ、クリームコロッケと3種類の味を楽しめる「お好み盛り合わせ定食」1995円です。


宝福寺

このお寺「宝福寺」も、ぜひ立ち寄りたい場所のひとつです。
宝福寺は、総領事ハリスに仕え、後に非業の死を遂げた、お吉の菩提寺です。境内にはお吉記念館があり、入館料300円で見学することができます。
それにしても、お吉さんは今の感覚でも美人だったようですね。
下田のもうひとつ有名なお寺「玉泉寺」は、下田市でも東にあるので、今回の散策では、ちょっと遠過ぎです。
なお、マップの下半分には「下田ロープウェイ」とか「伊豆急下田駅」があります。


磯華亭

せっかく海のそばに来てるのに、という声が高いと思いますが、確かに鮨屋さんや海鮮料理屋さんが一番多く、皆それぞれ運と勘で立ち寄られると思いますが、私が見つけた「磯華亭」さんはマップの下の方(65)で、生うに、いくら、まぐろ、ねぎとろ、いか、甘エビ、玉子焼、白身、あじ)酢めしの上にたっぷりボリューム満点の「海鮮どんぶり」1600円がお奨めの海鮮料理店です。


なかがわ

磯華亭のお隣が「なかがわ」。狭い階段を2階に上がったお店です。
創業して30年、下田の旨い魚料理を、午前11時から中休みなしで夜までの営業しています。ですから散策で時間がずれた時には便利なお店です。


あじたたき定食

海鮮料理はいろいろありますが、お値打ち価格のお薦めは「刺身定食」1050円。写真は「あじたたき定食」1300円。鯵は鮮度がよく味がよく、お椀のかに味噌汁も、自家製のいか塩辛も、なかなか旨かった、です。

食べる、観る、男性的な西伊豆の海が間近に …B108 堂ヶ島温泉(3)

玄関入って

「海辺のかくれ湯 清流」のお風呂は堪能できましたでしょうか。
宿に到着するまで、バスの車窓の西伊豆の海岸の景色に目を奪われていた参加者の皆さんは、玄関からロビーに入り、


ラウンジ

その奥のラウンジからの景色に、感嘆の声を洩らすのではないでしょうか。
目の前の海に浮かぶ「象島」「中の島」「高島」の三島(総称を三四郎島と云います)の姿が、見る角度で変わる様が、興味深いでしょう。
特に、一番近い象島には、干潮になると渡れる道ができる「トンボロ現象」で有名です。

※大きな窓越しに見えている島に、ラウンジの内部が映り込んで建物があるようにも見えますが、なにもありません。


浴衣コーナー

また、こんな貸し浴衣コーナーもありますので、女性の方は気に入った柄の浴衣で、温泉気分をとことん味わうのもよいかも。下駄、帯と三点セットで500円だとか。
「清流」に着いたら、貸切風呂のこと、トンボロ現象の時間のこと、そして浴衣のことをフロントで聞かれるのがよいかと思います。


料理フルセット

さ~て、お待たせしました、海の幸で溢れんばかりの今夜のお料理です。
獲れ獲れ直結ですから、今日漁港に揚がったばかりの魚介類で、食卓を盛りたててくれています。


今夜の魚

例えば、この40cmクラスのメインの舟盛り用のお魚だけでも、上から「オゴ鯛※」「赤ハタ」「真鯛」「ホタル鯛※」と多種多様です。※地元の呼び名です。
ですから、どんなお魚が食べられるか、も楽しみのひとつです。


鮪かま焼き

そんなお刺身以外にも、「鮪のかま焼き」とか、


桜エビご飯

「桜エビご飯」などと、お魚大好き人間としては嬉しいかぎりの、海鮮魚介の大ご馳走を満喫していただくバス旅です。


散策マップ

そんなこんなで、お風呂も海の幸も堪能して頂く訳ですが、この堂ヶ島温泉には、4時半頃の到着、朝はゆっくり10時の出発ですから、マップを参考にぶらり散策といきたいものです。


上からの天窓洞

まずは、堂ヶ島で一番有名な「天窓洞」を観に行きましょう。
天窓洞は、国の天然記念物にもなっている安山岩の海蝕洞窟です。天井の一部が丸く開いていることから天窓洞と呼ばれ、洞上の遊歩道からこんな風に見られます。
できれば遊覧船で、洞窟内の天窓から差し込む光の神秘的な光景を見てみたいものですね。
朝8:15~16:30に、10~15分間隔で洞窟めぐりの遊覧船が「堂ヶ島マリン」から出ています。※大人1100円 


遊覧船乗り場

その「堂ヶ島マリン」の遊覧船乗り場は、天窓洞から少しの処にあります。


加山雄三ミュージアム

それからもうひとつ。海と言えば、若大将・加山雄三さん。
堂ヶ島マリンから道路を隔てた反対側に「加山雄三ミュージアム」があります。海に来た記念に、寄って見るのもおもしろいかも。
8:30~16:30の開館ですから、こちらも2日目の朝に頑張って行く方はどうぞ。
※3階の展示階(光進丸コーナー、画家・加山雄三ギャラリー、他)のみ、入場料720円。

ホントに波打ち際の露天風呂です …B108 堂ヶ島温泉(2)

露天風呂より

ハニットアゼリアツアーの堂ヶ島温泉のバス旅は、花一杯の「虹の郷」から西伊豆スカイラインを経て、今夜の宿泊先に到着します。
この宿のウリは、波打ち際の露天風呂、と云う謳い文句そのままの、海辺に至近のお風呂です。
写真の手すりのすぐ下が波打ち際なんです。


清流

伊豆堂ヶ島温泉の「海辺のかくれ湯 清流」は、伊豆の西海岸を下賀茂・下田温泉に向かって走る「マーガレットライン」沿いにある、おしゃれなホテルです。
道路沿いから見ると、一見料亭風の建物ですが、


断崖の清流

離れたところから見ると、断崖に建つ5階建てのホテルなんです。


露天風呂への階段

ですから、海辺の露天風呂へは、エレベータで一番下の階に下りて、そこからさらにこの階段を下る訳です、海辺まで。


海辺の露天風呂

こちらは男性用の露天風呂「漁夫」です。ちなみに女性用は「海女」と云います。
波打ち際が近いでしょ。


貸切風呂の建物

特筆すべきは、この男女の露天風呂に挟まれた「貸切風呂の建物です。


家族風呂

この建物に貸切の「家族風呂」は2つあって、こちらも、


貸切風呂2

こちらも、バスツアーのお客様でも、到着した際、フロントに申し込むと無料で、貸し切れるんだそうです。そう、早い者勝ちということです。
ご家族で参加の方には、よいかも、です。


大浴場

もちろん屋内の大浴場も、この通り広々してますからご安心を。


ジャグジー

ジャグジーもあって、旅の疲れがすっ飛びます。
こちらの温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉で、海近くなのにしょっぱくない肌に優しいお湯です。


大浴場の眺め

大浴場の窓からの眺めはさすがに良いもので、特に夕日が駿河湾に沈む様は、素晴らしい、と体験された方は皆、そうおっしゃられるようです。運がよいと、です。
さて、この続きは「食い道楽の宿」、ということになります。

イギリス、カナダ、伊豆の村、「虹の郷」の見所 …B108 堂ヶ島温泉(1)

場内MAP

最初の立ち寄り先「虹の郷」は広い上、見所が多いので、観たい処を絞り込んだ方がよいでしょう。
入口の「イギリス村」の先の「伊豆の村」は、伊豆の名産品が並ぶにぎやかな街道町をイメージした、お土産品買物に便利な村です。
その先の、「匠の村」は、かやぶきの集落で、紙漉き、江戸友禅・刺繍、木地玩具など伝統工芸の職人や芸術家の工房が集まっています。
真中の「日本庭園」「フェアリーガーデン」は、和と洋の花の庭園です。
地図の左端の「カナダ村」は、カナダのB.C州ネルソン市の古い街並みを再現した、緑いっぱいの村です。万華鏡のミュージアムがあります。


入口

こちらが「虹の郷」の入口ゲートです。
最初にご覧いただいた場内マップは、この入口にあります。


イギリス村左側

入口を入るとすぐに「イギリス村」になっています。
こちらは左側の通り。


イギリス村右側

そしてこちらが、右側の「スナック2階建バス」と「ロムニー鉄道の駅舎」側です。
イギリス村の先にある「伊豆の村」や「匠の村」から「日本庭園」「カナダ村」など、遠くから先に攻めたい場合は、駅舎で鉄道やバスの発車時刻を確認しておいた方が、よいでしょう。


トイミュージアム

実は、最初のイギリス村が意外に見る処が多く(と言っても、鉄道マニアや古い玩具に興味のある方にとって、ですが)趣味の方は、ここでゆっくりする手もありますね。
写真は、古い玩具などが多数展示されている「トイミュージアム」です。建物の外壁から、シャボン玉がぷかぷか流れ出しているかも…。


クマのぬいぐるみ

2階が展示スペースで、テディベアや鉛の兵隊、外国のお人形、ブリキの玩具…等々が、郷愁を誘います。


15インチRWミュージアム

他にもまだまだ建物がありますが、もうひとつマニアックなのが「15インチレールウェイミュージアム」です。


内部

中はこんな風になっていて、鉄道マニアなら目を輝かせるような本物のロムニー鉄道の列車が展示されています。
ここでは、15インチゲージ鉄道の紹介を中心に、イギリス鉄道や蒸気機関車の歴史や、動作原理なども解説されている学べるミュージアムになっています。


鉄道・バス路線図

イギリス村で時間の大部分を使ってしまったので、他の村に行けなくなってしまいました。
反省をこめて移動に便利、乗って楽し(そうな)、ロムニー鉄道とロムニーバスをご紹介します。
発着場所は、最初にご紹介したイギリス村の駅舎です。


ロムニー鉄道

ロムニー鉄道は、イギリス村ロムニー駅とカナダ村ネルソン駅を結ぶ約2.4km(片道400円、1.2kmを10分で)の日本で唯一の15インチゲージの鉄道です。
名前をもらった、英国のドーバーに近い、ロムニー・ハイス・ディムチャーチ鉄道が、世界で最も狭軌の、そしてれっきとした公共鉄道なのだそうです。


ロムニーバス

ロムニーバスは、イギリス村からカナダ村、匠の村を経由し、日本庭園まで、約2km(片道200~400円)を約18分で運行しています。
9月10月は、日本庭園では、リコリスやキクがメインで、英国風庭園の「フェアリーガーデン」はバラの花がメインということです。その他、園内は様々な四季の花がいたるところに咲いています。