見どころ多い東伊豆観光の2日目 … A801・802 稲取温泉の旅(5/5)
さあ、いよいよ2日目のバス旅です。稲取温泉を出発したバスは、東伊豆道路を北上して、最初の立ち寄り先「いろり海産」に到着します。
写真の店舗の裏側に回り込んで、バスは駐車。早速、朝からのお買いものになります。
天日干しの新鮮魚介がウリの店内は、広くて様々な海産物がずらりと並んで、魚好きな方々の目が輝くことでしょう。
伊豆の干物と言えば、アジの開きが有名ですが、こちらの名物は店内の至る処に飾られている「いかの生干し」。
飾ってある「生干しいか」は、特注で作られたプラスチック製品(それにしても上手くできてます!)ですが、本物はむちゃ美味い、のでお土産(2枚入880円)にお奨めです。
他に、名産「くさやの干物」があったりで、店頭で焼いて供している「試食品」を食べて納得したら…財布のひもをゆるめるしかないか。
干物やかまぼこ類、干し海老を粉にした「えび粉」など、海産加工品がいろいろある中で、特にこれは!というのが、この「金目鯛コーナー」の『金目鯛味噌漬け&粕漬け』です。
あの、銀水荘の朝食に出た〝美味いやつ〟です。
いろり海産の自家製で、滅多に他所で売ってませんから、お土産にも最適じゃないでしょうか(って、力が入ってますが、ホント美味いので…)。
いろり海産を後にして、次にバスが着くのは(懐かしの…1959年開園!)「伊豆シャボテン公園」です。
天気が良いと、富士山が見えるでしょう。
こちらの冬の名物は、このカピパラさんの露天風呂入浴シーン。
テレビCMで紹介され、ほのぼのムードが受けて、今では全国様々な場所で露天風呂に入っているカピパラさん、ここが『元祖カピパラ露天風呂』なんです。
今では、シャボテン公園最大(?)のスター。朝10:30から約1時間のご入浴なので、まず先にここに行くのが良いでしょう。
カピパラを見て、ほっこりした後は、園内散策といきましょう。
こんなに広かったっけ(昔行った記憶のある方は)、と思うほど、観る処が多い。
入口近くの「大講堂」で、犬や鳥、豚、チンパンジーなどの「学習発表会」があったり、放し飼いのリスザルの村があったり、
そして、シャボテンの生えている「ピラミッド大温室」、その入口になっている「高原竜(~ウルトラマンに出ました!)」までが、結構あります。
大温室は、「南米館」→「アフリカ館」→「森林シャボテン館」→「マダガスカル館」→「メキシコ館」→「シャボテン狩り館」、とゾロゾロ続きます。
写真は一番〝らしく〟見える「メキシコ館」で、ここまでの間に、ナマケモノやアルマジロなどの、シャボテンの生えている環境ゆかりの動物も展示されていて、お好きな方は時間を取られるところです。
また、最後の「シャボテン狩り館」で、お好みのシャボテンをお土産に買えるようになっています。
シャボテン公園で、大分歩くので、お腹もへる頃、バスはいい具合に昼食会場になっている「小室山レストハウス」に移動します。
ちなみに、シャボテン公園があったのは「大室山(標高580m)」で、こちらは小室山(標高321m)です。
お待ちかねの昼食「小室山彩り御膳」で~す。
「釜揚げしらすご飯」と「カニみそ汁」が旨そうでしょ。
黄色の器は「桜そば」で、腰の強いおそばです。全部頂いて、満腹になっちゃいましょう。
お昼が済んだら、リフトで山頂を目指しましょう。
乗るタイミングは、係員が付いているので大丈夫。スキーやっていた方は楽々ですね。
でも、あっという間に山頂駅に着いちゃいます。
山頂で、私たちを待っているのは、360度の大パノラマ(富士山~房総半島~伊豆諸島まで)と、写真の「森のぞうがん美術館」です。
「象嵌(ゾウガン)」とは、薄く削いだ金属や貝殻の内側、そして木肌などの持っている模様や風合いの美しさを活かした、貼り込み細工のことです。
こちらでは、様々な木を使って、景色や犬、猫などを表現しています。(即売品もあります)
どれも見事なもので、作家の横田さんは、三河に縁のある方なので、話しかければ色々教えて頂けると思います。
※入館料300円
最後の立ち寄り先は、熱海にある「来宮神社」です。
大変古くから、この地にある神社で、樹齢2千年以上という「大楠」があることで有名な神社です。
この鳥居を入ると、すぐにあるのが「第二大楠」で、こちらも大木ですが、神社の社殿の奥に、本来の大楠があります。
本当に、歴史を経た大木というものは厳かなもので、私たち人間は、小さなものだなぁ…と感じさせるものがありますね。
1泊2日のバス旅ですが、久しぶり(の方も多いのでは)に来てみると、伊豆はさすがに観光地なんだな、と思われるのでは。
◆このバス旅に参加してみたい方は、こちらへどうぞ↓
「A801 稲取温泉[東海ホテル湯苑]宿泊」
「A802 稲取温泉[銀水荘]宿泊」