散策で、トロッコで、紅葉の名所を訪ねる旅 …C951 嵐山と嵯峨野(2/2)

C951 嵐山と嵯峨野トロッコ列車 | 水曜日 10月 29 2014 11:26 PM |

清凉寺本堂、境内
清凉寺多宝塔、若き日の法然上人像「五台山 清涼寺」は、浄土宗の元祖法然上人が、若き日に同寺の釈尊像の前に7日間おこもりした由緒ある寺院です。(境内は無料)

仁王門から入ると、広い境内に本堂、阿弥陀堂、一切経蔵、薬師寺、宝物館、弁天堂、狂言堂、聖徳太子殿、

写真の法然上人求道青年像、鐘楼、豊臣秀頼公首塚、多宝塔などが建ち並んでいます。


宝筐院清涼院のお隣の、臨済宗「宝筐院(ホウキョウイン)」は、平安時代に白河天皇(1053~1129)の勅願寺として建立された古いお寺です。

室町幕府の二代将軍足利義詮(ヨシアキラ)が、伽藍整備に力を入れたことを偲び、八代将軍義政が、義詮の院号を寺の名にしたということです。

庭園は紅葉の名所として、多くの観光客を集めています(拝観料500円)


落柿舎、二尊院への道さすがの京都・嵯峨野です。著名な寺社は数多くありますが、「トロッコ嵯峨野駅」の集合時刻もあるので、戻りながらの散策となるでしょう。

宝筐院から比較的近く、紅葉の名所でもある「二尊院」へ向かいましょうか。
途中にある「落柿舎」も、嵯峨野の名所です。


落柿舎この「落柿舎」は、松尾芭蕉の弟子の向井去来の別荘だった草庵で、古い家の周囲に40本の柿の木があったということです。

ある時、去来が庭の柿を売る約束をした後、嵐で柿が全部落ちてしまったためこう呼ぶようになったとか。

現在の庵は、後に再建されたものです。(入園料200円)


二尊院への道落柿舎の前の細道がT字路に当ったら、右に行く道がこの「二尊院」に行く道です。

取材時にはまだ青々しているこの道が、紅葉シーズンには素晴らしい眺めになっているはずです。

ちなみに「二尊院」とは、人生に出発する誕生のとき送り出してくれる「発遣(ハッケン)の釈迦」と、死ぬ時に極楽浄土に迎えてくれる「来迎の阿弥陀」の二尊を本尊とするところから、その名が付いたということです。


 トロッコ嵯峨駅への道実は、前回ご紹介の嵯峨野の名店と、今回ご紹介したお寺巡りを全部歩いて回るのは、剣客の方でないとかなり厳しいと思います。

嵯峨野の散策時間は、昼食も入れて大体3時間程なので、お店めぐりかお寺の紅葉名所巡りか、どちらかにされた方がよいかと思います。

ところで、一旦「レストラン嵐山」の前を通り、写真のような細道を歩いて「トロッコ嵯峨野駅」まで、同店から約10分歩くことになります。


 トロッコ嵯峨駅とJR嵯峨嵐山駅ここが、次のお楽しみ「嵯峨野トロッコ列車」乗車の集合地で、左の赤レンガの建物が「トロッコ嵯峨の駅」です。※ちなみに、右は山陰線「JR嵯峨嵐山駅」です。

また、トロッコ嵯峨野駅の構内に入ると日本最大の鉄道ジオラマの「ジオラマ京都JAPAN」(入場料500円)や、本物のSLが展示されている「19世紀ホール」があります。


トロッコ列車この「トロッコ列車」は、トロッコ嵯峨野駅から、保津川渓谷に沿って終点の「トロッコ亀岡駅」に至る7.3㎞を、およそ25分で運行します。

ご覧のように、ディーゼル機関車がひく5両編成の観光列車です。


 車内それでは、トロッコ列車に乗り込みましょう。

全席座席指定になっていて、ご覧のようなレトロな雰囲気の車内です。
木の座席は、ちょっと硬いのですが、時間も短いので木に(いや、気に)ならないでしょう(笑)


旧・嵐峡館、現・星のや京都嵯峨野駅を出て、しばらく街中を走ると「トロッコ嵐山駅」があって、その先は大堰川(=保津川、保津峡)沿いに列車は走ります。

やがて、左側車窓に保津川の対岸に建つ、趣ある和風建築が見えます。

これは、明治時代に建てられた「嵐山温泉 嵐峡館」、現在は経営が変わって「星のや京都」という、高級観光ホテルです。


保津川下りまた、こうした「保津川下り」の舟が、急流を下る様も見られます。

それにしても、この写真は10月17日撮影のものなので、皆さんが参加される11月には、さぞかし素晴らしい眺めになっていることでしょうね。


保津峡駅サスペンスドラマの橋やがて、トロッコ列車は次の駅「保津峡駅」に到着します。

なんということのない、小さなホームですが、ここに架かっている白い橋は、〇〇サスペンス劇場で、よく出る橋とのこと。

どの場面で見たのか、思い出せるでしょうか…?
ここから、右側の車窓の景色が俄然よくなります。


右側車窓 山陰本線の鉄橋さっきまで左車窓に見えていた保津川が、今度は右車窓に見えています。

写真の左奥に見えているのは、山陰本線の鉄橋です。
そろそろ、終点の「亀岡駅」が近付いています。


トロッコ亀岡駅はい、到着~!
ここが終点の「トロッコ亀岡駅」です。

紅葉シーズンは、この写真以上に折り返しの列車で、嵯峨野に行くお客さんがホーム一杯です。

混み合っているので、乗り降りには充分気を付けましょう。駅前には、懐かしのハニットアゼリアバスが待ってますよ。

◆このバス旅に参加してみたい方は、こちらへどうぞ↓
C951 嵐山と嵯峨野トロッコ列車

湯豆腐膳と秋の嵯峨野観光を満喫 …C951 嵐山と嵯峨野(1/2)

C951 嵐山と嵯峨野トロッコ列車 | 木曜日 10月 23 2014 2:41 PM |

レストラン嵐山
 桂川と渡月橋今回の日帰り京の紅葉旅は、観光シーズン真っ盛りの嵐山で昼食&散策、後半は保津川を彩る紅葉をトロッコ列車で愛でるバス旅です。

まずは、桂川(渡月橋までは桂川、その上流は大堰川~保津川と名が変わります)沿いの1等地に建つ「レストラン嵐山」で昼食。

目の前の道路を渡ると、映画でよく見る桂川と渡月橋の眺めが…。


湯豆腐膳はい、お待たせしました。こちらが、いかにも京都のお昼ご飯といった「湯豆腐膳 小倉」です。

昼食会場は、レストラン嵐山の2階座敷。さすが観光地・京都嵐山!と、うなるような規模の大きさです。


湯豆腐メインの湯豆腐は、席に着いてから火を入れ、蓋から湯気が上がったらそろそろ食べ頃です。

お出汁の効いた薬味の入ったおつゆで頂くお豆腐は、あつあつほやほやで、大豆の旨味がふわっと口中に広がります。

また、豆腐の上にある湯葉は、とろとろに溶けて、こちらもはんなり京のお味。


松茸ごはん湯豆腐、天ぷら、鰆の焼物、京野菜の煮物と、箸が進みますが、なんと言ってもうれしいのが「松茸ご飯」。

お替わりは沢山あるので、ゆっくりお召し上がり下さい。


土産物売店お昼ご飯をしっかり頂いたら、嵐山・嵯峨野の散策に出発ですが、
多分、歩いて行ける「嵐山トロッコ嵯峨駅」に集合となるので、このレストラン嵐山でお土産を買うなら、お買いものしてバスに預けて行かれるのがよいのでは、と思います。

ちょうど、取材に行った日の翌日から新しい「南ウイング棟」に、土産物売場が移るので、この土産物売場とは大分違った、新しい売場が皆さまを待っているでしょう。


嵯峨野マップ2それでは、嵐山・嵯峨野観光に出発です。レストラン嵐山でもらえる「てくてく散策マップ」を持って出かけましょう。

なお、このマップはトロッコ嵯峨駅近くの案内看板で、左上の渡月橋近くに見える「臨川寺」の隣りが「レストラン嵐山」です。
初めてなら、まず「渡月橋」に行き、その後、渡月橋からまっすぐの「府道29号線」を図の下方「清凉寺」に向かうのがお奨めです。


渡月橋対岸よりまずは、最初の渡月橋です。写真は、中ノ島公園側に渡って、嵐山側をみたもの。

巾11m、長さ155mの「渡月橋(トゲツキョウ)」は、橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製ですが、欄干部分は嵐山の風景に馴染むよう木造です。

渡月橋という名は、亀山天皇(在位1260年~1274年)が、橋の上空を月がゆっくり動いている 様を見て「くまなき月の渡るに似る」と、おっしゃったことから付いたということです。


嵐電嵐山駅それでは、府道29号線を清凉寺方面に向かって歩いてみましょう。

大勢の観光客がひときわ多く集まっているのは「嵐電嵐山駅」です。
この建物の中に入ると、食べ物屋さんや土産物店が何軒もあって、その奥が嵐電(嵐山電鉄)のホームになっています。


天龍寺入口嵐電嵐山駅を過ぎると、道路の反対側に見えてくるのが有名な「天龍寺」です。

足利尊氏の建立した、京都五山第一位の規模の大きなお寺で、昔は時代劇の撮影ロケ地として有名(現在はないとのこと)でした。※度々の火災消失で、現在の大部分は明治期以降の伽藍です。

ちなみに京都五山とは、天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺です。(別格・南禅寺)


清凉寺への道やがて、道はこんな感じになってきます。

清凉寺までは、渡月橋からさっさと歩いて20~30分くらいですが、途中のお店(飲食店・物販店)が個性豊かなので、ゆっくりし見ているとなかなか辿りつけないでしょう。

お店廻り&喫茶休憩メインにするか、お寺巡り中心にするかでかかる時間も、疲労度も変わるでしょう。


嵐山のお箸やさん天龍寺周辺と比べれば、人通りは俄然少なくなるものの、

例えば、こんなお箸のお店(手作り箸工房 遊膳)とか、うどん屋さん(嵐山うどん おづる)とか、


オルゴール博物館オルゴール博物館(…有名観光地には付き物ですネ)とか、

ほかにももっと、寄って見たくなるようなお店がいろいろあります!

しかし、ここまで来れば、あとは踏切を渡り、丸太町通りの交差点を渡って10分弱で清凉寺、という地点でもあります。


清凉寺仁王門さあ、道の奥にやっと見えてきたのが「五台山 清凉寺仁王門」です。

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C951 嵐山と嵯峨野トロッコ列車