北陸路の新旧魅力発見の2日目 …B254 山代温泉の旅(4)

歌舞伎「勧進帳」物語館
館内山代温泉を出発したバスが、最初に立ち寄るのが平成17年にリニューアルオープンした「勧進帳物語館」です。
すぐそばに、土産物などを打っている「安宅ビューテラス」もあり、昔ここに来たことのある方には、随分きれいになったな、と感じられることでしょう。
館内には、歌舞伎・勧進帳の歴史的な説明や、写真のようなミニシアターなどで、多面的な展示がされています。


勧進帳銅像物語館からほんの少し歩くと、おなじみの勧進帳の銅像が立っています。
この像は、歌舞伎勧進帳の終幕の段で、通行を許された弁慶が喜び勇んで六法を踏む様と、それを見送る富樫の場を、
弁慶(=七代目松本幸四郎)、富樫(二代目市川左団次)をモデルに、元日展審査員の都賀田勇馬氏が制作したものということです。
義経は、笠を目深に被って控えている姿で表されています。


いきいき魚市安宅関を出たバスは、ほぼ日本海沿いに北上するように移動して、金沢港の付近にある「金沢港 いきいき魚市」に立ち寄ります。
金沢港に水揚げされた、日本海で獲れたぴちぴちの鮮魚が並ぶ館内は、いつも魚市場らしい活気に満ちています。


魚市館内
この季節の魚市は、ズワイガニを始めブリや、あんこう、真鱈などが並んで賑わっています。
バス旅の強みで、床下のトランクルームが広いので、家に戻ってからの良いお土産が手に入りそうです。


からくり記念館
続いて、バスは同じ金沢港近くの「からくり記念館」に立ち寄ります。
写真の左の建物は「子供からくり体験館」で、私たちはその奥の変わった形をした建物「からくり記念館」に向かいます。


入口の建物から展示館を臨むその変わった形の建物に入ると、窓越しに展示館になっているドーム状の建物が見えます。
見学コースは、右側のエントランスゾーンとなっている細長い建物から始まります。


展示館館内木造のドームというユニークな展示館は、その構造自体が注目に値する建物で、建築関係者の熱い視線を集めています。
建物の中心部分に、幕末の科学技術者「大野弁吉」の数々の作品(からくり人形やエレキテルの箱など)が展示され、外周部分に「からくりパズル体験コーナー」が設置されています。


展示館から入口に戻る通路展示館から、入口の建物に戻る渡り廊下のようなギャラリー通路は、釘を1本も使っていないという、これもユニークな曲線構造をした木造通路になっています。


魚匠庵
朝からせっせと観光に励んだおかげで、随分お腹も空いた頃、絶妙のタイミングで、2日目の昼食会場「金沢寿司割烹 魚匠庵(ギョショウアン)」に到着します。


魚匠庵店内魚匠庵に一歩足を踏み入れると、そこはいなせな寿司屋さんの世界です。
(と言っても、カウンター席ではありません)広い店内には、ちゃんとテーブル席があるのでご安心を。
…でも、普通の観光バスツアーでは、なかなかお目にかからないような、いい感じの昼食会場ではあります。


ぶりしゃぶと天ぷら刺身ご膳さぁ~て、出てきました。
お約束の豪華昼食「ぶりしゃぶと天ぷら、お刺身ご膳」です!
天ぷらも、お刺身もやはり鮮度が良くって、美味い!!
写真では蓋があって見えていませんが、お椀は「国産海苔の味噌汁」で美味し。
汁椀の左の「金時草のおひたし」も珍しい味わいです。


ぶりしゃぶそして、本命のぶりしゃぶが、また美味しいんです。
ぶりは、その日の市場で手に入ったもので、大物に当った方は、幸運をお喜び下さい。
どうぞ、お鍋にたっぷりのお野菜を入れ、一緒に巻くようにして召し上がると良いそうですよ。

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B254 山代温泉

お待ちかねのカニ登場!豪華な晩餐です …B254 山代温泉の旅(3)

蟹一杯付き会席
さあ、皆さんお待ちかねの夕食タイムです。
「ズワイガニ」の右に半分写っている青いグラスは、ゆのくに天祥「自家製食前酒」です。
かりっと揚がった「天ぷら」の左の小鉢は、「赤米入りの縄文蕎麦」、隣りは「ぶり照り焼き」。

縄文蕎麦は、古代米の赤米を蕎麦粉に練りこんだ「天祥」のオリジナル蕎麦で、もちもちっとした独特の味わいが評判です。
大きなカニはいつ食べるのか、人によっては悩むところでしょうか。


お造り一際目立つ「お造り」は、近くの日本海で獲れたカンパチとイカ、甘海老で、甘みと新鮮な歯応えが堪りません。


縄文鍋気になる鍋は「縄文鍋」と名付けられていて、こちらも古代米の赤米を団子にしたものが入っているのがポイントです。
加賀の野菜に、鶏肉、加賀麩などが入っていて、とても体が温まる冬の味覚です。


カジュアルショップ「バレンザ・ポー」
食事が終わったら、広い館内の探検に出かけましょうか。
1階のカジュアルショップ「バレンザ・ポー」には、おしゃれ大好きな女性の方々の目を惹くファッションがずらりと並んでいます。
営業時間は夜10時までなので、どうぞごゆっくりご覧下さい。


加賀工芸品ショップそれから、こちらは「加賀工芸品ショップ」。
加賀友禅のネクタイは、ご主人にお似合いでは?


カラオケルームいいえ、わたしは飲み足りないの、自慢の喉を披露したいの、という皆さんは「クラブ煌星」や、写真のようなカラオケルーム(5室あり)にどうぞ。

そのほか、前回ご案内した山代温泉の街に出かけて「古総湯」や、その隣りの「総湯」に行く手もあるし、女性の方は館内のもうひとつのお風呂に入るわ、となるかも知れませんね。
とにかく、夜はまだまだこれから、ってとこでしょうか。


「悠幻の湯殿」大浴場
…とかなんとかしているうちに、夜は更け、眠っているうちに朝が来ます。

男性陣は、朝食までにふたつの大きな大浴場を制覇しなければいけないので、結構忙しいのです。
まずは、3階の「悠幻の湯殿」から行きましょうか。

平成24年11月に自家源泉が開湯したので、本物のかけ流しの湯が朝4時半からスタンバイしています。
写真のように、大きな窓の外に緑も見え、広い浴槽は真ん中で仕切られていて、ぬるめの湯と、熱めの湯に分かれています。
サウナもあるので、すっきりしたい方はぜひどうぞ。


露天薬湯写真の露天風呂は、薬湯になっているので、じっくり温まるのに最適な入り心地。
そのほか、石風呂や仕切り湯など、ここだけでどんどん時間がかけ流し状態になってます。


滝見の湯屋2ヶ所を、ある程度ゆっくり入ることのできた女性陣とは違って、男性の皆さまは次のお風呂に行かねば(入っておかないとモッタイナイですもんね)、

ということで、1階「滝見の湯屋」にやってきました。
こちらは、山の渓谷から運び込んだ大岩に流れる滝を眺めつつの、雄大な設定のお風呂になっています。


露天風呂外の露天風呂は、桶風呂、五右衛門風呂、かめ風呂、石風呂、と、これまた盛り沢山。

こうなりゃ意地だと、全部入って回るのが男ってもんです。頑張って下さい(笑)


コーヒーラウンジゆのはな
ふたつの湯処を頑張って回ってきた男性陣も、朝食時間だけはなんとか守られたかと思います。
せっかく立派なホテルに泊まったんですから、出発前の時間はこうして「ギャラリーラウンジゆのはな」で、優雅にモーニングコーヒーなど頂きたいものです。


売店昨夜はあちこち回っていたし、カジュアルショップや加賀工芸ショップを見ていて、肝心のお土産を買い忘れていた方は、売店でお買いものかも知れません。
売店の前には、海産物を売っている「朝市」も出ているので、財布の紐を緩めるのは、今ですよ~。

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B254 山代温泉

「ゆのくに天祥」一泊三湯十八湯めぐり …B254 山代温泉の旅(2)

ゆのくに天祥
フロント「ゆのくにの森」で一服した後、バスが着いたのは同じ系列の「ゆのくに天祥」。部屋数156室という、とっても大きい、立派なホテルです。
出迎えスタッフの並ぶ玄関を入ると、写真のフロントの前を通って、


ロビー空間伸びやかな吹き抜けのロビー空間が広がります。


温泉玉子体験お部屋に行く前か、部屋からお風呂に行く前に、フロント横のテーブルにある「温泉玉子体験(19時迄)」をしておきましょう。
お一人1個(無料)で、生卵を備え付けのネットに入れ、ホテル入り口わきの自家温泉に入れておくと、30~40分で温泉玉子が出来上がってくれます。
お風呂上りに後述の「湯上り処」で、その温泉玉子が頂けるというわけです。


部屋こちらが、今宵お泊りのお部屋です。
すっきりきれいなお部屋で、のんびりしたくもなりますが、このホテルのお風呂は三湯十八湯。男女入れ替え制で、全部入るんでしたら(もちろんそのつもりでしょうね)、特に女性陣は1階「滝見の湯屋」と3階「悠幻の湯殿」の2ヶ所のお風呂が楽しめるので、早速浴衣に替えて出陣しないといけません。
夕食前に1ヶ所、夕食後に1ヶ所でしょうか。
でも、後述の外湯の「古総湯」まで行くつもりだったら…、よく考えてみましょう。


ゆめぐりマップ
こちらが館内のあちらこちらに掲示されている「ゆめぐりマップ」です。
男性陣は、着いた日は1階の「九谷の湯処」となっています。
翌朝(4:30から開いてます)に、1階の「滝見の湯屋」と、3階の「悠幻の湯殿」に行かないといけないので、忙しいですよ~(笑)


九谷の湯処・大浴場さあ、「九谷の湯処」の大浴場です。
こちらには、内湯に2つの浴槽とサウナ風呂があり、


九谷の湯・露天風呂外の「露天風呂」には、画面手前の桶風呂、その向こうに五右衛門風呂、一番奥に長方形の石風呂(立ち湯、深さ1m)の、3つの浴槽があります。
お湯は、53度の正真正銘自家源泉で、泉質は「ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)」で、様々な効能があり、更にアルカリ性なので、美肌の湯でもあります。


湯上り処お風呂から上がったら、この「湯上り処」でちょっと休みましょう。
さっき入れておいた「温泉玉子」が出来上がってる頃ですよ。


湯上りサービスの立札さらに、こんな湯上りサービスの立札も。
冷菓のサービスがあるのは、18時まで。こういうことは、しっかりチェックしておきましょうね。


古総湯の告知
ところで、山代温泉といえば、1300年もの歴史を誇る有名な温泉地です。
湯めぐりをもっと楽しみたい方は、夕食後に街に出てこの「古総湯(コソウユ)」に出かけるのもありでしょう。
ゆのくに天祥前の道を、南南西方向へ600mほど行くと、この館内に掲示されているポスターの「古総湯」があります。
夜10時までやっているので、歩いて5分くらいですからいかがでしょうか。


鳳凰の間さて、そろそろお腹も空いた頃、夕食会場へ出かけましょうか。
その日によって場所が変わることがありますが、例えばこの「鳳凰の間」や、いくつかある宴会場で頂くことになります。

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B254 山代温泉

冬の味覚と大女優の記念館と伝統美の森 …B254 山代温泉の旅(1)

千鳥苑・ふぐ料理昼食
千鳥苑冬から早春の北陸を訪ねる今回のバス旅、最初に立ち寄るのは日本海を間近に見られる、福井美浜の「千鳥苑」です。
最初の昼食が、こんなに豪華なものでいいんでしょうか?、と思っちゃうくらい美味しそうな「ふぐ料理ご膳」でスタートです。
ふぐ料理コースに甘海老お造り、最初から食欲全開ツアーの予感に胸が…いやお腹がふるえ(?)ますネ。


五木茶屋昼食会場の「千鳥苑」さんでは、昼食後のお土産売り場めぐりも楽しそう。
名産の「さばのへしこ(ぬか漬け)」は、チェック必要でしょうか。
また、立派な足湯施設「千鳥のあし湯」や、ご当地出身の大スター、五木ひろしプチミュージアム「五木茶屋」などがあるので、バスの出発時刻に合わせた時間配分が、必要になりそうです。


森光子一座記念館
福井県美浜を出て、バスは再び北陸自動車道を使い、加賀インターから山中温泉に向かいます。
その山中温泉の街中に2013年4月27日開館の、森光子さんを偲んで遺品を展示している「森光子一座記念館」が2番目の立ち寄り先です。
森光子さんが、山中温泉の舞台小屋「山中座」の名誉館長をしていたつながりで、この場所に開館した記念館です。
生前親交のあった森喜朗元総理の提言で、森光子記念館に一座の文字を入れ、偲ぶ人が集う場所を意識した展示になっています。


放浪記の展示館内に入ると、すぐに出迎えてくれるのが、この「放浪記」で使用した衣装や小道具類の展示です。
そして、劇中で森光子さんが来ていた衣装を纏った等身大のマネキンが立っていて、その手で来場者と握手できるようになっています。


貴賓室放浪記の展示の奥に、山中節を唄う若き日の森光子さんの歌声が流れていたり、様々な所縁の展示の奥に「貴賓室」と名付けられたコーナーがあります。
ここには、国民栄誉賞を始め、森光子さんの数々の栄誉を記念する衣装や写真が飾られています。


野球との縁コーナーと岡本敏明さんそのほか、放浪記の森光子さんの楽屋を再現したコーナーや、意外にスポーツ界と縁のあった森光子さんらしいコーナーがあります。
なかでも、現ソフトバンクホークスGMの王貞治氏や、元メジャーリーガーの野茂選手、水泳の北島康介選手などとの交流の記念品が飾られています。
この写真の、笑顔でコーナーを紹介している方は、森光子さんと共演されていた俳優の岡本敏明さんです。
1ヶ月のうち3/4くらいは、ここにいますよ、ということなので、運の良い方は館内を案内してもらえるかも、です。


「ゆのくにの森」入口
森光子一座記念館の次に立ち寄るのが、加賀伝統工芸村「ゆのくにの森」です。
ここは、広い敷地の中に、加賀の伝統工芸を紹介する11の館(展示・体験・即売施設)がある、大変見どころの多いテーマパークなのです。


輪島塗りの館たとえば、この「輪島塗りの館」や、「加賀友禅の館」のように、古い民家として山中に建っていたり、


九谷焼の館 館内街道沿いには、加賀の商家風の建物として「のれんの館」や、この写真の「九谷焼の館」などが軒を連ねています。
それらの加賀工芸の館は、全て作品展示・即売のほか、観光客が自ら体験できる教室を設備しています。
時間があったら、いくらでも滞在していられるのが「ゆのくにの森」の特徴です。


「和紙の館」しかし、今回は残念ながらここでの滞在時間は1時間弱ということで、まずは敷地の奥に向かって続く街道をひたすら歩いて、この「和紙の館」を目指します。

※途中のほかの館については、左のカテゴリー欄のA803「粟津温泉の旅(4)」もご参照ください。


和紙の館の喫茶コーナーおよそ10分~15分で着いた「和紙の館」では、落ち着いた雰囲気の喫茶コーナーでの本格コーヒーのティータイムが用意されています。
こちらで、しばし休憩したら、さっき歩いてきた街道を戻りつつ、お気に入りの館に立ち寄ってお土産など選ばれるのが良いでしょう。
ここを出れば、今宵の宿「ゆのくに天祥」へは、バスで一走りです。

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