越後の海山の恵、歴史の息吹を感じる2日目 …A701 おい神温泉の旅(4)

原田農園
りんご売り場長い日照時間と1日の温度差が大きいことから、沼田のりんごは糖度が高くおいしいと言われています。
収穫量も県内一で、中でもこの「原田農園」は規模が大きく、建物の裏手に広がる果樹園でふじ、陽光、あかぎなど多種類のりんごを栽培、12月までりんご狩りでにぎわっています。
建物の中に入るとすぐ、自慢のりんご即売場があり、試食もできるので、どのりんごの種類がお口に合うかを試してからお土産にすることができます。


店内広い店内には、入口付近のりんご即売コーナーに続き、100%のりんごジュースや、店内工房で作っている丸ごとりんごが入った「はらだのくーへん」や、りんごを使ったスイーツが一杯並んでいます。


はらだのくーへんこちらがその「はらだのくーへん」。
もちろん、試食できますのでご自由にどうぞ。
しかし、形といい味といい、お土産としてのインパクトは充分ですね。


雲洞庵参道
原田農園の次に立ち寄る「雲洞庵(ウントウアン)」は、大河ドラマ「天地人」ゆかりのお寺です。
このお寺は、今から約1300年前、藤原家の主、藤原房前公の母「先妣尼(センビニ)公」がこの地に庵をむすんで住まわれたのが始まりとされています。
先妣尼公亡き後、房前公が、その菩提を弔うため薬師如来を本尊とする「金城山雲洞庵」を建立し、藤原家の尼僧院として、600年に渡り栄えました。
入口の赤門から本堂へと続く敷石の下には、法華経の一文字一文字が刻まれた小石が埋められている、との言い伝えがあり、歩くだけで功徳があると言われています。


本堂と石仏杉木立の参道を歩いて行くと、そこかしこに苔むした様々な石仏があり、その向こうにこれから訪れる「本堂」や「宝物館」が見えてきます。
心が洗われるようなその姿の現れ方は、宗教的な演出なのでしょうが、やはり素晴らしいものと思わざるを得ません。


宝物殿内部本堂に参拝する前に観ることになる「宝物殿」には、上杉景勝公の遺墨、武田信玄公書状、北高禅師「火車落としの袈裟」や、戦国時代の武将の古文書など、歴史的にも貴重な品々が展示されています。
また、このような施設には珍しく、館内の撮影が許されているのが嬉しいことです。


本堂内部「本堂」は、室町時代永享年間、上杉憲実公によって建立、その後、江戸時代に、間口十四間、奥行十間半の建物として、出雲崎の小黒甚内を棟梁とする大工たちによって建てられたものです。
上がり口から様々な仏具を展示・即売しているところを通って、本堂の各間の襖絵や仏像を拝観していくのですが、要所要所に詳しい案内があるので、ありがたみも増すことでしょう。
内陣(主仏の安置されている間)の豪華さ、そして「開山堂(開祖の和尚の木像・位牌ほか上杉家代々の位牌が祀られている堂)」と、内陣の裏を抜けて一周できる参拝路の構造が、秀逸です。


日本海直送鮮魚センター雲洞庵でかなり歩いた後、立ち寄るのが「日本海直送鮮魚センター」です。
いくつかの建物で構成されているこの場所で、お待ちかねの昼食を摂って頂くことになっています。


昼食会場・魚野の里こちらが、上のセンター全景の写真右側の建物、「魚野の里」の昼食会場です。
いくつか宴会場があるので、その日の来場者によりこの写真の場所でないこともあります。


わっぱご膳昼食の「わっぱご膳」です。
越後の山海の幸は、どこに行っても旨いのです。


越後地酒蔵越後の地酒が50種類以上揃っている「地酒蔵」は、利き酒もできるのでバス旅のお客さんにはとっても重宝です。
お米の美味しい処は、お酒も美味しいということが証明されています。
取材記者お奨めは、写真右側の「鶴齢」純米吟醸です。


越後地産の土産物コーナー地酒のほかにも、越後の新鮮魚介やお米、海産乾物などなど、土産物を買う財布の紐が大いにゆるむところですね。

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A701 寒ぶりツアー おい神温泉

銀河の湯、ご馳走、ムーディな夜が更ける …A701 おい神温泉の旅(3)

露天風呂「銀河」の夜景
夕食会場男性の方は夜8時まで、女性の方は8時過ぎからの交代になる露天風呂「銀河」は、日が暮れるとこのように幻想的な世界に変わります。
お風呂に入ったら、次はお楽しみの夕食が待っています。
お風呂と同じ1階の大宴会場や、その日の具合で中宴会場が夕食会場となります。


夕食フル
そして、晩餐フルコースが登場。


お造りまず「お造り」ですが、
笹の葉の形の小皿は「みょうがとイカの つま」で、あと「鮪たたき」と「サーモン刺身」、という風に、まんまお刺身ではなく、ちょっと工夫してあるところが見どころ、味わいどころです。


ポーク朴葉味噌焼き「焼き物」は、銘々で頂く「ポーク朴葉味噌焼き」。
たっぷりのきのこが、山の宿ならではの お・も・て・な・し、ですね。
お肉の色が変わり、味噌がぶつぶつから、じりじりいうようになれば、食べ頃です。


はりはり鍋
冬らしさを満喫できる「鍋もの」は、地元野菜がふんだんに入った「はりはり鍋」。
野菜を噛む音が、ハリハリ聞こえるからその名が付いたともいう「はりはり鍋」、豚肉が野菜の陰になっていますが、い~味出してます。


夜の中庭
お腹がいっぱいになったら、もう眠い、というのはお子さんで。
大人は夜が楽しい(?)のです。
かがり火が赤く燃える中庭を眺めながら、さあこれからどうしましょう、っていうのが(別になにがあっても、なくっても…)楽しいんですよね、皆さん。


カラオケルームたとえば「カラオケルーム」で、あの歌この唄、懐かしの歌を歌うもよし、
ナイトラウンジ(前回ご紹介の)「覇王」でまったりするもよし、
御婦人方は「銀河」にお出かけもよし、


おみやげ処「花ぐるま」おみやげ処「花ぐるま」で、お留守番のアノ人にお土産を選ぶもよし、です。


おみやげ処「花ぐるま」店内ちなみに「花ぐるま」の店内はこんな感じで、手前のピンクのお菓子はお茶うけに出ていた「花まめ」です。
また、奥の神棚っぽいのは、群馬限定のお菓子「ぶんぶくたぬき」です。


ぶんぶくたぬき「ぶんぶくたぬき」は、群馬県館林市の茂林寺に伝わる伝説「分福茶釜」からできた、群馬県地域限定のお菓子です。
中の白あんがホクホクしていて、東京銘菓の「ひよ子」より、やや甘さ控えめ(?)。


中庭楽しい夜と爽やかな朝風呂、おいしい朝食を召し上がると、お名残惜しいのですが、そろそろバスの出発時刻が。
束の間、中庭を眺めていると、今日一日、たっぷり楽しもう!という意欲が湧いてくるようです。

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すっきり、きれいな「源泉湯の宿 紫翆亭」 …A701 おい神温泉の旅(2)

紫翆亭
ロビー昔、赤城山の神と、日光男体山の神が戦って、弓で射られた赤城山の神が、矢傷をここの温泉で治して今度は男体山の神を追いかけたところから
「追い神」と呼ばれたことが、この温泉の始まりだとか、とにかく歴史ある温泉地なのです。
今夜の宿泊先「源泉湯の宿 紫翆亭(シスイテイ)」はご覧のようにすっきりとした、きれいなホテルで、玄関を入ってすぐのロビーを見てもお分かりの通りです。


ラウンジラウンジもこんなにきれい。
夜になると、お酒も飲める大人なスペース「クラブ 覇王」に変わります。


部屋お部屋に案内されたら、早速浴衣に着替えて、館内の探索方々お風呂へGO!


大浴場入口
大浴場は1階の中庭を見ながら、きれいな廊下を進んだところにあります。
左側が男湯「浦島の湯」、右が女湯「乙姫の湯」で、男女の入れ替えはないのですが、両者の真ん中にどちらからも行ける、入浴時間交代制の露天風呂「銀河」があります。


男湯大浴場「浦島」まずは、男湯「浦島」からご紹介。
とは言っても、ほぼ左右対称の構造で、浴槽の配置が左右逆なことと、
男湯の露天風呂の方が、広い景色見えることくらいでしょうか。
ご覧の通り、天井までが高く、デザイン的にとてもすっきりしているのが特徴です。


男湯露天風呂これが、男湯の露天風呂で、遠くの山々もよく(明るいうちは)見えます。
もし、夜のご入浴でしたら朝湯もぜひお奨めです。
泉質は、単純泉なのですが、さすが歴史あるお湯で、傷やお肌に大変よいという「美肌の湯」と評判を取っています。


露天風呂「銀河」
こちらが、露天風呂「銀河」で、明るいうちはこのようですが、夜になって暗くなるとムーディーに変身します。
ここだけは時間制の、男女入れ替えがあり、男性は14時~20時まで、それから先は女性用となります。
またムーディーなブラックライトの趣向は23時までとなっています。


女湯「乙姫」脱衣場さて、女湯の「乙姫」ですが、同じ造りとはいえ厳密には男湯よりも繊細な気配りがされています。
例えばこの脱衣籠にもカバーがかけてあるとか、洗面化粧台とか…。


女湯大浴場「乙姫の湯」こちらが女湯大浴場の「乙姫の湯」です。
ほぼ「浦島の湯」と同じの左右対称形ですね。
天井が写っていませんが、同じように高くすっきりしたデザインです。
外にぼんやり映っているのは、露天風呂です。


サウナサウナもあって、このように室内もとってもきれいで、外の景色がよく見えるので、いい気分で入っていられそうですね。
もちろん男性の側にも同じようなサウナがあるので、ご安心を。


女湯露天風呂女性側の露天風呂です。
人目を遮るため、男性側ほどの外の景色はありませんが、木々の佇まいは四季の移り変わりをしっかり写し取っています。
さあ、お腹がすくころですね、次回は夕食と夜の紫翆亭をお楽しみ頂きます。

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坂東霊場・水澤観音と焼き饅頭のおやつ …A701 おい神温泉の旅(1)

水沢山の見える水澤観音駐車場
朝霧高原から見る富士山新東名の富士インターから国道139号を朝霧高原を経由してバスは北上し、中央道を目指します。
当日、運が良ければ写真のような富士山が車窓に楽しめるはずです。(車内弁当も)
中央道~関越道を経由して渋川伊香保インターで高速道を下り、やがてバスが着くのが、この五徳山水澤寺の駐車場です。
向こうに見えている山は、榛名山塊の「水沢山・1194m」で、その山を目指す登山客もこの駐車場を利用しているようです。
また、青く見える屋根の建物は、水澤観音の「釈迦堂」です。


釈迦堂この「釈迦堂」は、釋迦三尊像がお祀りされ、円空仏(阿弥陀如来像)・二十八部衆像・十一面観世音菩薩像等を安置されています。
また家内安全・商売繁昌等、諸願成就の祈願を込めて坂東三十三観世音菩薩像がお祀りされていて、その他お砂踏みが出来る間もあり、現在は特別無料拝観中です。


売店と鐘撞堂駐車場側から本堂、六角堂のある処に向かうと、このように「水澤観音漬」や「焼き饅頭を」売っている売店が並び、奥の方には、鐘楼が見え「大和の鐘(タイワノカネ)」と名付けられた鐘が吊られています。
※鐘は、御志納金(一打100円)を納めれば誰でも撞くことができます。


十二支守り本尊鐘楼の向かい側には八体の石仏が並んでいます。
こちらは、私たちの生まれ年の十二支の守り本尊で、丑と寅(虚空蔵菩薩)、辰と巳(普賢菩薩)、未と申(大日如来)、戌と亥(阿弥陀如来)は、それぞれ同じ仏様が兼ねているということで、十二支でも八体なのです。


六角堂この六角二重の塔(六角堂)は、天明七年(1787年)に竣工されたお堂で、参拝の人が押して回せる六地蔵尊が一階に、二階に大日如来が安置されています。
六体のお地蔵様は、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道の守護を表し、3回廻すことでご利益を得られると云います。


仁王門お寺の境内の脇にある駐車場から入ったので、本堂の向かいにある石段を下りる格好になりますが、この「仁王門」はわざわざ下りて上ってになっても、ご覧になると良いでしょう。
二体の仁王様(こちらはレプリカで、本物は最初にご案内した「釈迦堂」に)と風神、雷神の木像に加え、楼門一階中央部の天井には、狩野探雲の天井絵とされる龍が描かれています。


本堂(観音堂)と六角堂仁王門を見て、改めて石段を上ると、「本堂(観音堂)」と「六角堂」がこのように見えます。
坂東三十三番札所の第十六番の「天台宗 水澤観世音」は、千三百有余年の昔、推古天皇・持統天皇の勅願による、高麗の高僧恵灌僧正の開基とされる由緒ある観音堂寺です。

六角堂と同じく天明七年の竣工の本堂(観音堂)は、五間堂として群馬県内の重要な遺構で、本尊十一面千手観世音菩薩が安置されています。
坂東三十三札所ということもあり、参拝者のあげるお線香の煙が絶えず漂っています。


庵古堂(アンコドウ)
水澤観音に参拝した後、バスは行きに上ってきた坂道を下って、うどん屋やドライブインなどの並ぶ中にある「庵古堂(アンコドウ)」に立ち寄ります。
お昼を車内で摂り、水澤観音で歩いた私たちに、待望の“おやつタイム”と休憩が用意されています。
元々、お饅頭の「餡」を作っていたのでこの店名になっていますが、同じ敷地内には「切り絵 緑の美術館」もある大きなドライブインでもあるのです。


焼き饅頭こちらで、群馬名物「焼き饅頭」が香ばしく焼きあがっています。
ちなみに、焼き饅頭とは、餡の入っていない(!)饅頭を4つ串に刺して、写真のように焼きながら表面に甘い味噌だれを塗ったものです。
そう、私たち愛知県人には馴染みやすい食べ物ですね。
しかし、デカイ!(※4つは食べきれない方のために、パックが用意されているのでご安心を)


おやつセット休憩場所に座った私たちの前に出てくるのが、この「焼き饅頭」の他、「水沢うどん」、「湯の花饅頭」のセットです。
焼き饅頭は、甘い味噌味の、ぱふっとした食感。
水沢うどんは、とっても腰のある美味しいうどん(つゆも)で、
湯の花饅頭は、黒糖を練りこんだ皮に美味しい餡こが引き立つお饅頭です。…お腹いっぱいになるかも。


店内おやつを頂いたら、群馬のお土産がずらっと並ぶ店内をぶらついてみましょう。
先ほどの、水沢うどんも、湯の花饅頭も並んでいます。
ここで、かなりのお土産物が皆さまの手に下げられる様子が目に浮かびます。
さあ、この後は、このバス旅の目的地「おい神温泉・源泉湯の宿 紫翆亭」ですよ。

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