立山アルペンルートは見どころ一杯! …B210 宇奈月温泉の旅(4)

高原バス~ブナ林を抜けて
弥陀ヶ原ホテル前立山ケーブルカーを下りたところが標高977mの「美女平」です。
そこから、ハイブリッドエンジンの低公害高原バスで「室堂」を目指します。
ずんぐりした独特の形状の立山杉や、見事なブナの林、称名(ショウミョウ)滝を車窓に見ながら、高原バスは山道をぐんぐん登っていきます。
やがて、木々の背が低くなって、正面遠くに標高2520mの「大日岳」が見え始めます。
2枚目の写真は中間地点の要所、標高1930mの弥陀ヶ原の「弥陀ヶ原ホテル」です。
こちらにはバス停が設置されており、ホテル宿泊客の乗降があります。


室堂駅出発地点の美女平からおよそ1時間で到着するのがアルペンルートの最高地点、標高2450mの「室堂駅」です。
弥陀ヶ原から「天狗平」、そして今年のアルペンルート開通の頃には高さ18mもあった「雪の大谷」を経て、この高原バスの終点「室堂」に至ります。


室堂室堂から、立山トンネルトロリーバスに乗り換えですが、しばし待ち時間があるので、駅周辺(室堂平)を散策することになると思います。
ここでは「ミクリガ池」散策コースが有名です。
足に自信のある方は、時間に合わせてちょっと見て戻る、くらいの感覚で行かれるのなら、よいでしょう。


トロリーバスすれ違い
室堂からのトロリーバスは、ずっとトンネル内の走行になります。
途中1か所、こうして上り下りのトロリーバスがすれ違うのが見どころでしょうか。


大観峰
トロリーバスがトンネルを抜けて着くのが、立山を貫いて反対側の「大観峰(ダイカンボウ)」です。
ご覧のように、黒部湖を眼下に見下ろす絶景が広がっています。
正面の一番高い山が「赤沢岳」2678m、その右の二峰が「スバリ岳」2752mと
「針ノ木岳」2821mです。


立山ロープウェイ
大観峰からは「立山ロープウェイ」で、次の名勝「黒部平」に向かって下りていきます。
もっとも、この写真はすれ違いに撮った上りのロープウェイですが…。


黒部平こちらが、ロープウェイの到着地点、標高1828mの「黒部平」の景色です。
立山アルペンルートの特徴として、行く先行く先にある湧水があります。
この黒部平と彫ってある文字の右側の青い服の人物が立っているところが、湧水の出ている場所で、自由に飲むことができるんです。
また、黒部平駅構内の「レストラン黒部平」で、昼食となっています。


黒部ケーブルカーその黒部平から下の黒部湖へは、写真のケーブルカーで下りることになります。


黒部湖駅側から見た黒部湖とダム黒部平駅から約5分で下りる「黒部湖駅」は、標高1455mにあります。
駅でケーブルカーを降りて、しばらくトンネルを歩くと、このような景色が眼前に広がります。
ここが黒部ダムと黒部湖です。対岸には、大観峰で見た「赤沢岳」と「黒部ダム駅」が見えています。
向こう側までダム堰堤の長さは492m。徒歩で7~8分くらいでしょうか。


展望台からの黒部湖と黒四ダム足に自信のある方は、対岸の「黒部ダム駅」に行く歩行者トンネルをいったん入って、中にある220段の階段で「展望台」に上って見ましょう。
(※外側にも展望台に登れる鉄製の階段がありますが、280段あってキツイです)
展望台から見ると、黒四ダムの高さが(186m)しっかり見られます。
また、運が良ければ放水を見ることもできます。
それから、展望台にも下の黒部ダムレストハウスわきにも、『美味しい湧水』が出ていますよ。


黒部ダム駅トロリーバス改札口この「黒部ダム駅」から「関電トロリーバス」に16分ほど乗車すると、信濃大町の「扇沢駅」に着きます。
待っていたなつかしのハニットアゼリアバスに乗り込んで、アルペンルートの長くて見どころ一杯だった旅も終わります。

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B210 宇奈月温泉

朝風呂、朝食、土産物、そして早めの出発 …B210 宇奈月温泉の旅(3)

露天風呂「峡谷の湯」
峡谷の湯からの眺めおはよう、と窓を開けて山の空気を吸ったら、タオルを持って朝風呂とまいりましょう。
昨夜とは反対側のお風呂に『女湯』『男湯』の暖簾を確認して、新鮮な気分でお風呂に入ります。
こちらの露天風呂「峡谷の湯」は、とっても見晴らしがよいのです。
朝は、男湯がこちらになっているのも、わかるような気がしますね。


琴音の湯内湯の「琴音の湯」も、昨日の「匠の湯」に比べると優しい雰囲気のお風呂です。
でも、こうしてどちらも味わえる入れ替え制は歓迎ですね。ちなみに男女とも、内湯の方が露天風呂より熱めなのは一緒です。
お肌に美肌の湯をできるだけ吸い込ませたら、お腹も少々減ってきたようです。
2日目の行程は、宇奈月から一気に「立山駅」に足を伸ばさないといけないので、出発時刻が7:15と早めですから、ご注意を。


爽やか散歩ということで、この宿ご推奨の朝6時半から7時半の「爽やか散歩」には参加できません。
旧山彦橋から宇奈月ダム付近までの散歩コースですが、いつの日かまたこの地を訪れるときのお楽しみということで。
でも、2日目の行程は結構歩くので、助かるわ、という声も聞こえそうではあります。


シンプルな朝食バイキング(?)そして、朝食会場に入ると、こんなにシンプルなバイキングの設定が…。
でも、ご安心下さい。


朝食最初から、テーブルの上には、写真のように料理がセッティングされたプレートが載っています。
さっきのバイキングテーブルから、サラダや湯豆腐(撮影時6月下旬)など付け合せを好きな量取ってくるだけで、ご飯とみそ汁はテーブルに運ばれてきます。


朝のロビーラウンジ
なんだか急がせてしまいましたが、旅行の朝は早く起きられるものです。
こんな風にロビーラウンジでのんびりしたり、


土産物売店売店で、お土産物の最後のチェックをしたり。
もちろん、前夜のうちに選んでおくに越したことはありませんが。


うるおい美肌商品自分へのお土産に、この宇奈月温泉ならではの“美白”と“つべつべ(=すべすべ)”化粧品、なんてのもよいかも、ですね。


白えびせんべい、塩大福、とちの実餅王道の「白えびせんべい」や「塩大福」、「とちの実餅」など、1~2個余分に買っておくと役に立つかも、というお菓子系も、要最終チェックですね。
…などとしているうちに、バスの出発準備ができましたヨ、とガイドさんの声がかかります。


立山ケーブル駅
7:15に宇奈月温泉を出発したバスは、北陸自動車道「黒部ic」から「立山ic」を経由して、この「立山ケーブル駅」に到着します。
今回のツアーの目玉「立山アルペンルート」の起点になるこの駅の標高は475m、さあ、夏でも涼しい大旅行の始まりです。


立山ケーブルカーこのケーブルカーに乗れば、天空ルートが私たちを待っていてくれるのです。
ケーブルカーは、立山駅と美女平駅間の標高差およそ500mを7分かけて登ります。

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B210 宇奈月温泉

美人の湯で肌すべすべ、夕食でヘルシー ♪ …B210 宇奈月温泉の旅(2)

ロビー・ラウンジ
部屋“感幸旅館”「グリーンホテル喜泉」の玄関を入ると、明るいロビーラウンジが目の前に広がります。
早速お部屋に案内してもらうと、窓の外に黒部川の流れが見えて1日目の旅の疲れが、ほわっと体を包みます。でも、浴衣に着替えた身にはそれも旅の味。
さあ、お風呂お風呂、ですよね。


匠の湯
喜泉のお風呂は男女入れ替え制になっています。
宿に着いた時は、男性がこの「匠の湯」で、女性方は「琴音の湯」になります。
「匠の湯」は浴槽が2つに分かれていて、内湯らしくどちらもやや熱めの湯ですが、写真奥側の方が気持ち熱めのようです。


露天風呂全景
桜の湯外に出ると、黒部川の景色を背景に檜の露天風呂。
この檜風呂は「桜の湯」と呼ばれています。※浴槽の底が滑りやすいので、ちょっと注意して入りましょう。
川の流れの音と眼前の山の景色、これぞ山の温泉ならではの醍醐味です。


岩風呂・遥の湯そして、たぬき君とゆったり入る「遥の湯」。
無色透明の宇奈月温泉の湯は、単純アルカリ泉。よく言う“美人の湯”ですが、その効能は脱衣場に掲出されている温泉分析表の「メタケイ酸」の含有量99.4㎎で証明されています。

※メタケイ酸は化粧品にも使う潤い成分(多い程まろやかな温泉に)、50mg以上あれば美肌効果が期待でき、約100mgのこのお湯は、入浴するだけで美肌を形成する『美肌の湯』と言えます。


夕食会場
気持ちよくお風呂に入って、夕食会場に集合。
最近よくある、宴会場の畳の間にテーブルと椅子が並んでいるのが、嬉しいような…。
私たちはもうすっかり、椅子の生活になっていますもんね。


夕食フルセット
そして、夕食が並びます。
いつものように、本当は順番に出てくるお料理を全部並べてもらっています。
この日のお造りは、カンパチと鯛、あおりいかの刺身です。
お箸の上のピンクの小鉢は珍しい「ホタルイカの粕漬け」~甘めの塩辛といったところ。
その右隣は魚津産の「岩もずく」で、独特のシャキシャキ感は、沖縄のもずくによく似ています。


前菜前菜は、鴨肉キュウリ巻、竹の子の木の芽みそ、空豆、蓮根の下のオレンジ色は「信州鱒の木の芽味噌、その上に「野菜の砧(キヌタ)巻」、黄色の四角は「卵とかまぼこ」です。
どれが何なんだろう、と思いながら食べるのが前菜の楽しみでしょうか。


酢のものこちらは酢のもの。
一番手前の白い四角は「はもに梅酢」、その奥は「しめ鰆」と「車えび」、そして野菜です。
お好みで、土佐酢をつけて頂きます。


名水ポークの柔らか煮鍋最初のフルセットの写真では右上にあった鍋ものは「名水ポークの柔らか煮鍋」です。
この鍋、ポークも美味しいのですが、それ以上に旨くなっているのが野菜たち。
プチトマト、プチオニオン、なす、ブロッコリー、カボチャなどなど、いい味してます。


白えび、竹の子、山菜ご飯最後に、上のフルセットの写真では蓋がされていて分からない炊き込みご飯。
白えび、竹の子、山菜が炊き込まれていて、もうお腹いっぱいでも食べられる不思議。
それにしても、どのお料理も素材が活きる薄味系なのがヘルシーでよいです。
こうして、バス旅の夜は更けていきます…。

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B210 宇奈月温泉

緑続く黒部川沿いをトロッコ電車は走る …B210 宇奈月温泉の旅(1)

緑の中行くトロッコ電車
宇奈月駅
“美人の湯”宇奈月温泉泊まりのハニットアゼリアツアーの第1日目は、「黒部峡谷トロッコ電車」の出発駅「宇奈月駅」目指して、車窓に徐々に高さを増す中央、北アルプスを眺めながらバス弁当を頂きながら、ひたすら走り続けます(もちろんトイレ休憩はありデス)。
ということで、やっと宇奈月駅に到着です。


黒部川電気記念館
早めにバスが着いて、トロッコ電車の出発時刻まで余裕があったら、宇奈月駅の向かいにある「黒部川電気記念館」を訪ねてみましょう。
昨年(2012年)3月にリニューアルした記念館には、3Dの「黒部ダム建設」の映像や、(この後実体験するんですが…)実際のトロッコ電車と同じ座席で疑似体験できる「マルチモニター」のパノラマ映画が楽しめます。


トロッコ電車は新山彦橋へそうこうしているうち、トロッコ電車の出発時刻になります。
改札を通って、階段を下りると、トロッコ電車がホームで待っています。
記念写真を撮ってくれたり、車中の飲食物を売る駅のスタッフ達が忙しそうに動き待っている中、思ったよりも長いトロッコ電車の、展望が期待できる最高の車両に乗り込みます。
席が落ち着いた頃、発車のベルが、そして駅を出てすぐのトンネルを出るとすぐ、赤い「新山彦橋」が目の前に…。


駅から見た新山彦橋とトロッコ電車それを、やまびこ遊歩道入口から見るとこうなります。
2本赤い橋が見えますが、私たちのトロッコ電車は、奥にちらっと見えている方の「新山彦橋」に、その下にしっかり見えている赤い橋は、以前の「山彦橋」で、今は使用されていません。


うなづき湖ちょっと立体的に見て頂いている間にも、トロッコ電車はどんどん進んでいきます。
電車の左右に広がる(往路は主に右側の眺めが◎です!)景色を、聞きなれた女性の声が解説してくれています。
それは、地元富山県出身の女優「室井滋さん」のアナウンスで、トロッコ電車の旅の間、ずっと(復路バージョンもあります)見どころを教えてくれるんです。
ちなみに、この景色は、出発して5分位経ったところで右側に見える「宇奈月ダムのうなづき湖」です。


黒薙駅を出るとすぐ「後曳橋」トロッコ電車(=黒部峡谷鉄道)は、黒部峡谷でアルミ精錬のための電源開発をした際、建設資材の運搬用として開通した鉄道です。
その鉄道の通る黒部の秘境を、ぜひ見たいという一般の人のため昭和4年から有料便乗(仕事用のトロッコ電車に乗せてもらう)が始まったのです。
そのため、観光客向けの大きめの駅(宇奈月-黒薙-鐘釣・今回の目的地-欅平)以外にも、小さな駅がいくつもあります。
写真は「黒薙(クロナギ)駅」を出たところで、次に現れる「後曳(アトヒキ)橋」の表示が見えます。


後曳橋この写真は、その「後曳橋」かと思って慌てて撮影した進行方向左に見える「水路橋」です。
電車の左右に次々現れる名所に、えっどれ、と思っているうちに過ぎてしまう…皆さまにはお見逃しのないよう。
「後曳橋」そのものは、昔使用していた橋で、その怖さにここまで来た人が、思わず後ずさり(後ろに曳く)したところから、その名が付いたんだと、室井さんが解説してくれます。


鼠返しの岩壁と黒部川第二発電所基本的に、進行方向右側に黒部川が流れている関係上、大部分の名所は右側に見えます。
また、線路沿いに名所の名の看板、そして室井さんのアナウンスがあるので、まず見落としはないでしょう。
という中でこちらも、えっ、どれどれ、となりそうなのが写真の「鼠(ネズミ)返しの岩壁」でしょう。
写真左の「黒部川第二発電所」の右側に見えているのがそうです。


鐘釣駅
トロッコ電車に乗ること約1時間で、今回の旅の目的地「鐘釣(カネツリ)駅」に到着します。
この駅と、先ほど通った「黒薙」には温泉があります。
また、単線の黒部峡谷鉄道では、こうして駅で上り下りのトロッコ電車がすれ違うシャッターチャンスがあります。
私たちの乗っていた電車は終点「欅平(ケヤキダイラ)駅」を目指して出発していきます。


鐘釣温泉への道鐘釣駅は、なかなか大きな駅で、土産物屋さんやラーメン屋さんが何軒かあり、駅からこうした道を通って、鐘釣温泉に行く小道があります。
また、途中には“ティラミスのような”「万年雪」が見られる展望台などもあり、片道約10分強の徒歩行は、ちょうど良いお散歩コースといったところです。


鐘釣温泉のある河原そして、小道が徐々に河原に下りていき、着いた処が、河原から温泉が湧き出ている「鐘釣温泉」です。
露天風呂もありますが、帰りのトロッコ電車の時刻を考えると、入る時間は無さそうです。
黒部川の清流と温泉のぬくもりだけでもご体感下さい。


グリーンホテル喜泉
鐘釣温泉と黒部川を体感(もちろん当日の天候や川の増水で変わりますが…)して、鐘釣駅に戻り、トロッコ電車で出発した「宇奈月駅」に戻れば、待っていたバスでちょっと行けば今宵の宿泊先「グリーンホテル喜泉」に到着します。
それでは、美人の湯に浸かりましょうかね…。

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